旅人算の解き方|出会い算・追いつき算

2人が動くと、距離はどれくらいで縮まる?——旅人算のカギは、向かい合うなら速さの和、同じ向きなら速さの差。図でイメージし、計算機で確かめましょう。中学受験にも就活SPIにも効きます。

先に答え

旅人算は出会い算と追いつき算の2種類で、向かい合って進むなら速さの和、同じ向きに追いかけるなら速さの差のぶんだけ距離が縮まります。1800m はなれた2人が分速60mと分速90mで向かい合うと1分に 60 + 90 = 150m 近づくので出会うのは 1800 ÷ 150 = 12分後、600m 先を行く分速60mの人を分速80mで追うと1分に 80 − 60 = 20m 縮まるので追いつくのは 600 ÷ 20 = 30分後です。わり算をする前に、時速と分速・kmとmの単位をそろえておくのが最大のミス防止になります。

◎このページのゴール

出会い算(速さの和)と追いつき算(速さの差)を使い分け、出会う・追いつく時間を求められるようになる。

ツール旅人算の計算機

「出会い算」「追いつき算」のタブを切り替えて、時間を計算できます。

向かい合って進み、出会うまでの時間

m
m/分
m/分

🤝 向かい合うと、2人は速さの和で近づきます。時間 = 距離 ÷(速さ①+速さ②)。

解き方(和と差で考える)

出会い算:1800m はなれた2人が、分速60mと分速90mで向かい合って進むと、1分ごとに 60+90=150m 近づきます。だから出会うのは 1800 ÷ 150 = 12分後。

追いつき算:600m 先を行く人(分速60m)を、分速80mで追うと、1分ごとに 80−60=20m 縮まります。だから追いつくのは 600 ÷ 20 = 30分後。

出会い算:速さの和で近づく 分速60m 分速90m 1800m(速さの和150mで縮む)

✓見分け方

向かい合う・反対方向 → 和(出会い算)。同じ向き・追いかける → 差(追いつき算)。「時間=距離÷(和 or 差)」に当てはめます。

✓理解チェック1

向かい合って進む2人の間の距離は、1分ごとにどれだけ縮まる?
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答え:2人の速さの和のぶん

2人が両側から近づくので、1分に縮まる距離は2人が進む距離の合計=速さの和。だから出会うまでの時間=距離÷速さの和です。

✓理解チェック2

池のまわり1200mを、太郎は分速70m、次郎は分速50mで反対向きに同時に歩く。最初に出会うのは何分後?
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答え:10分後

反対向きは速さの和。1200÷(70+50)=1200÷120=10分後。

✓理解チェック3

900m先を行く弟(分速60m)を、兄が分速90mで追いかける。兄が追いつくのは何分後?
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答え:30分後

同じ向きだから速さの差で縮まる。1分に90−60=30mずつ縮まるので、900÷30=30分後。

✓理解チェック4

距離の単位がm、速さが分速◯mのとき、「距離 ÷ 速さの和」で出てくる時間の単位は?
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答え:分

分速(1分あたりに進むm)でわるので、答えの単位は「分」になります。単位がそろっていないときは、先に分速・時速などをそろえるのが鉄則です。

やってみよう(練習)

やってみよう(練習問題)

  1. 2400mはなれたA・Bが、分速75mと分速85mで向かい合って進む。出会うのは何分後?
  2. 弟が分速60mで先に出発し、12分後に兄が分速100mで追う。兄が追いつくのは出発から何分後?
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  1. 2400 ÷(75+85)=2400÷160=15分後。
  2. 弟は12分で60×12=720m先。差720÷(100−60)=18分で追いつく。兄の出発からは18分後。

✓理解チェック5

3000mはなれた2人が、分速70mと分速80mで向かい合って同時に出発する。出会うのは何分後?
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答え:20分後

向かい合うので速さの和。3000÷(70+80)=3000÷150=20分後。

✓理解チェック6

弟が分速50mで出発した10分後に、兄が同じ道を分速75mで追いかけた。兄が出発してから何分後に追いつく?
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答え:20分後

兄が出発したとき、弟は50×10=500m先にいます。1分に75−50=25mずつ縮まるので、500÷25=20分後。

FAQよくある質問

旅人算とは?

2人(2つのもの)が動くときに、出会う時間や追いつく時間、距離を求める文章題です。中学受験の定番で、就活のSPI(速さ)でも頻出します。

出会い算と追いつき算のちがいは?

向かい合って進むのが「出会い算」で、2人は速さの和で近づきます(時間=距離÷速さの和)。同じ向きに進むのが「追いつき算」で、速さの差で縮まります(時間=差÷速さの差)。

速さの単位がそろっていないときは?

まず分速・時速などの単位をそろえます。距離がm、速さが分速mなら時間は分になります。単位の不一致が最大のミスです。

関連つながる学び

📌 1分まとめ

  • 向かい合う=速さの和。時間=距離÷(速さ①+速さ②)。
  • 同じ向き=速さの差。時間=差÷(速い−遅い)。
  • まず単位をそろえる。中学受験にもSPIにも効く。