お金の割合|割引・消費税・利息・利回り

セールの「20%引き」、レジの消費税、銀行の利息、投資の利回り——大人になって出会うお金の計算は、ほとんどが小学校で習った「割合」です。考え方は同じ。まず計算機で答えを出し、しくみを図で理解しましょう。

このページのゴール

割引・消費税・利息(単利と複利)・利回りを、自分で立式して計算できるようになる。お金の場面で「割合」が使えるようになる。

ツールお金の計算機(割引・消費税・利息)

タブを切り替えて、知りたい計算をどうぞ。途中式も出るので、しくみの確認にも使えます。

セールの値引きを計算

%引き

🛒 「20%引き」は、もとの値段の 80%(=1−0.2)を払うということ。割引率を引いた残りをかければ売値が出ます。

割引(セール)の計算

「○%引き」は、もとの値段の「残り(100−○)%」を払うということです。だから割引率を1から引いた数をかければ、支払う金額が一度で求められます。

20%引きの例(もとの値段=100%) 支払う 80% 引き 20% 1,500円なら → 1,500 × 0.8 = 1,200円

消費税やポイント還元、セールの「さらに半額」なども、すべて同じ「割合のかけ算」でできています。

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セナ

「30%引き」だと、3割ぶん安くなるんだよね?

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ホクト先生

そう。30%引きは「残りの70%を払う」ということ。だから もとの値段 × 0.7 でおしまい。1,000円なら700円だね。

理解チェック

消費税も「割合のかけ算」

レジで払う税込価格も、正体は割合です。上乗せするときは「かける」、もどすときは「わる」——この往復が消費税計算のすべて。計算式・軽減税率8%との使い分け・端数処理・「税込から10%引くと間違いになる理由」は、計算機つきの専用ページにまとめました。

くわしくはこちら

税込⇄税抜の変換は 消費税の計算(8%・10%対応計算機つき) で。金額を入れるだけで途中式つきで変換できます。

利息と利回りも「割合」

お金を預けたり借りたりするとつく「利息」、投資の成績を表す「利回り」。これも正体は割合です。利回り(%)= 1年の利益 ÷ 元本 × 100——「くらべる量 ÷ もとにする量」そのものです。

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セナ

「年利3%」って、置いておくだけで毎年3%ずつ増えるってこと?

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ホクト先生

近いけど、増え方には単利と複利の2種類があるんだ。複利は「利息にも利息がつく」ので、年数が長いほど雪だるま式に差が開く。30年だと50万円以上変わることもあるよ。

くわしくはこちら

単利と複利の差・72の法則は 複利のしくみ(計算機つき)、毎月コツコツ派は つみたての増え方、借りる側の複利は リボ払いのしくみ で、それぞれ計算機を動かしながら理解できます。

やってみよう(練習)

✏️ やってみよう(練習問題)

  1. 定価3,000円の品物が30%引き。支払いはいくら?
  2. 税抜1,500円の食料品(消費税8%)。税込はいくら?
  3. 10万円を年利2%の単利で5年間預けると、利息はいくら?
  4. 100万円を年利1%の複利で3年間預けると、元利合計はいくら?
答えと解説を見る
  1. 3,000 × 0.7 = 2,100円(30%引き=残り70%を払う)。
  2. 1,500 × 1.08 = 1,620円(8%上乗せは ×1.08)。
  3. 100,000 × 0.02 × 5 = 10,000円(単利は元金にだけ)。
  4. 1,000,000 ×(1.01)3 = 1,000,000 × 1.030301 = 1,030,301円(複利。利息は30,301円)。

深掘りもっと深く学ぶ(個別ページ)

それぞれの計算機つき。気になるテーマを深掘りできます。

FAQよくある質問

「○%引き」はどう計算する?

もとの値段 ×(1 − ○÷100)です。たとえば1,500円の20%引きは 1,500×0.8=1,200円。割引率を1から引いた残りをかけると、支払う金額が一度で出ます。

「半額からさらに2割引き」はいくらになる?

もとの値段 × 0.5 × 0.8 = × 0.4、つまりもとの40%(60%引き相当)です。「50%+20%で70%引き」にはなりません。割引が重なるときは、それぞれの「残りの割合」をかけ算でつなぎます。

銀行の利息や投資のお金は、単利・複利のどちらで増える?

預金の利息を受け取らずに置いた分や、投資の利益を再投資した分は複利で増えます。逆に、リボ払いやローンの手数料も複利的にふくらみます。しくみは複利のページで計算機を使って体験できます。

お金の計算は、どの算数からやり直せばいい?

小5の「割合・百分率」が土台です。もとにする量・くらべる量・割合の関係と、×と÷の使い分けが分かれば、割引・消費税・利息・利回り・ポイント還元まで、お金の計算はぜんぶつながります。

📌 1分まとめ

  • ○%引き = もとの値段 ×(1 − ○÷100)。20%引きは ×0.8。
  • 税込 = 税抜 × 1.1(8%は ×1.08)。もどすときは ÷1.1。
  • 単利は元金だけ、複利は利息にも利息。長期ほど複利が有利。
  • 利回り = 1年の利益 ÷ 元本 × 100。ぜんぶ「割合」。