複利の計算|「利息が利息を生む」をやさしく

アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだとも言われる複利。利息にも利息がつくので、時間が経つほど雪だるま式に増えます。計算機で体感し、しくみを理解しましょう。

このページのゴール

複利の元利合計を計算でき、単利との差や「72の法則」を使って、お金の増え方をイメージできるようになる。

ツール複利の計算機

元金・年利・年数を入れるだけ。複利の元利合計と、単利との差が出ます。

複利でいくらになる?(一括で預ける)

%

📈 複利は「利息にも利息」。元利合計 = 元金 ×(1+年利)年数。長く続けるほど単利との差が開きます。

複利のしくみ(単利との違い)

単利は「元金」にだけ利息がつきます。複利は「元金+これまでの利息」に利息がつくので、利息そのものが新しい利息を生みます。式で書くと次のとおりです。

  • 単利の元利合計 = 元金 ×(1 + 年利 × 年数)
  • 複利の元利合計 = 元金 ×(1 + 年利)年数

100万円を年利3%で預けたときの比較です。最初は小さな差でも、年数が長くなると大きく開きます。

期間単利複利
10年後130万円約134.4万円約4.4万円
20年後160万円約180.6万円約20.6万円
30年後190万円約242.7万円約52.7万円
セナちゃんのアイコン
セナ

最初の10年はそんなに変わらないのに、30年で50万円以上も差がつくんだね!

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そう。複利は「時間」が効くんだ。早く始めて長く続けるほど、利息が利息を生む力が大きくなる。これが「時間を味方につける」という意味だよ。

72の法則(暗算で2倍の年数)

複利でお金が約2倍になる年数は、72 ÷ 年利(%)でざっくり見積もれます。

年利約2倍になる年数
1%約72年
3%約24年
6%約12年

複利は借金でも働く

複利は「味方」にも「敵」にもなります。ローンやリボ払いなどの借金でも利息に利息がつくので、返さずに置くほどふくらみます。借りるときこそ、複利の怖さを思い出しましょう。

やってみよう(練習)

✏️ やってみよう(練習問題)

  1. 年利6%の複利で、お金が約2倍になるのはおよそ何年後?(72の法則)
  2. 100万円を年利2%の複利で1年預けると、元利合計はいくら?
  3. 上の100万円を、さらにもう1年(合計2年)預けると元利合計はいくら?
答えと解説を見る
  1. 72 ÷ 6 = 約12年
  2. 100万 ×(1+0.02)= 1,020,000円
  3. 1,020,000 × 1.02 = 1,040,400円(1年目の利息にも利息がつくので、単利の104万円より400円多い)。

FAQよくある質問

複利と単利のちがいは?

単利は「元金」にだけ利息がつきます。複利は「元金+これまでの利息」に利息がつくため、利息が利息を生みます。年数が長いほど複利が大きく有利になります。

72の法則とは?

複利でお金が約2倍になる年数を「72 ÷ 年利(%)」でざっくり見積もる目安です。年利3%なら約24年、年利6%なら約12年で2倍になります。

複利は借金でも働きますか?

はい。借金(ローンやリボ払い)でも利息に利息がつくため、返さずに置くほどふくらみます。複利は「味方にも敵にもなる」力です。

利回りとは?

投資した元本に対して1年でどれだけ増えたかの割合です。利回り(%)=1年の利益÷元本×100。複利では、この利回りが毎年かけ算で効いていきます。

📌 1分まとめ

  • 複利の元利合計 = 元金 ×(1+年利)年数。利息にも利息がつく。
  • 年数が長いほど、単利との差は大きく開く。
  • 約2倍になる年数 ≒ 72 ÷ 年利(%)。
  • 複利は借金でも働く。味方にも敵にもなる力。