割合の計算・求め方|小5算数をやさしく

小学校の算数でいちばん「むずかしい」と言われる割合。でも「もとにする量」と「くらべる量」の2つさえ見分けられれば、ぜんぶ同じ考え方でとけます。まず計算機でしくみをつかみ、解説で理解し、プリントで練習しましょう。

この単元のゴール

割合の意味を理解し、百分率や〜引き・〜増しをふくむ問題を、自分で立式して解けるようになる。

ツール割合の計算機(答えと式が自動で出る)

求めたいものを選んで数を入れるだけ。途中式も出るので、答え合わせにも、しくみの確認にも使えます。

求めたいものを選んでね

など
など
%

💡 くらべる量 ÷ もとにする量で割合、もとにする量 × 割合でくらべる量。「〜の」がもとにする量、「〜は」がくらべる量、と覚えると見分けやすいよ。

解説割合をやさしく攻略(この順で進めばOK)

図でゆっくり。つまずきやすい順に並べています。上から順に登れば、必ずわかります。

STEP 1 割合とは?(くらべる量・もとにする量) 割合とは、もとにする量を1と見たとき、くらべる量がどれだけにあたるかを表す数のこと。小5算数最難関のこの単元を二重数直線の図でやさしく丁寧に解説し、割合=くらべる量÷もとにする量という式と、「もとにする量」の見分け方まで、しっかり身につきます。 STEP 2 百分率(%)と歩合 百分率(%)と歩合とは、割合(小数)を「100分のいくつ」や「割・分・厘」といったちがう言い方で表したもののことです。小数を100倍すると%になる関係を数直線の図で確かめながら、野球の打率などで使う歩合への変換や、計算前に必ず小数へ直すコツまでやさしく解説します。 STEP 3 くらべる量・もとにする量を求める 割合の3つのパターン(割合・くらべる量・もとにする量)を、二重数直線に「もとにする量×割合=くらべる量」を書きこんで立式する方法でわかりやすく解説。求めるものが式のどこにあるかを見て、かけ算かわり算かを自分で判断できるようになります。二重数直線を使って、くらべる量・もとにする量を正しく立式して求められるようになる。 STEP 4 〜引き・〜増しの文章題(割引・割増) 割引・割増の文章題とは、「2割引き」「3割増し」のようにもとの量が何倍になるかを求める計算のこと。小5数学のこの単元では、2割引きを(1−0.2)=0.8倍、3割増しを(1+0.3)=1.3倍としてもとの量にかける一発計算のコツを、図と例題でやさしく解説します。 STEP 5 歩合とは?割・分・厘の早見表と打率の読み方 歩合とは、割合の表し方の1つで、小数の0.1を1割、0.01を1分、0.001を1厘と表すことです。小数・百分率(%)との変換を図と早見表でやさしく解説。野球の打率「2割7分5厘」の読み方と計算、「2割引き」の意味、給料の歩合制とのつながりまで練習問題つきで学べます。

プリント無料の練習プリント(印刷できる)

割合を求める・くらべる量・もとにする量・〜引き/〜増しの4段階×10問。「別の問題をつくる」で何度でも作り直せて、「印刷する」でそのまま紙に出せます。割合プリント専用ページもあります。

割合 練習プリント(割合を求める)

算数・数学・理科ラボ|manabikoya.com
なまえ ________ 日づけ __ / __ 点数 __ / 10
  1. 20Lは50Lの何倍ですか。
  2. 30人は120人の何%ですか。
  3. 15mは60mの何倍ですか。
  4. 80円は200円の何%ですか。
  5. 9個は36個の何倍ですか。
  6. 45人は90人の何%ですか。
  7. 12Lは40Lの何倍ですか。
  8. 150円は500円の何%ですか。
  9. 7mは20mの何倍ですか。
  10. 60人は75人の何%ですか。

解答

(1) 0.4倍(2) 25%(3) 0.25倍(4) 40%(5) 0.25倍(6) 50%(7) 0.3倍(8) 30%(9) 0.35倍(10) 80%

応用割合は、大人になっても毎日使う

セールの値引き、消費税、ポイント還元、銀行の利息、投資の利回り——どれも「割合」。小5の割合は、一生使う土台です。

FAQよくある質問

割合の公式は?

「割合 = くらべる量 ÷ もとにする量」「くらべる量 = もとにする量 × 割合」「もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合」の3つです。求めたいものに合わせて使い分けます(このページの計算機で確認できます)。

もとにする量とくらべる量の見分け方は?

「〜の」の前がもとにする量、「〜は・〜が」の前がくらべる量になりやすいです。例「200人の25%は何人?」なら、もとにする量=200人、割合=25%、くらべる量を求めます。

百分率(%)と歩合の関係は?

100% = 10割、1% = 1分、0.1% = 1厘です。たとえば 25% は 2割5分、80% は 8割になります。

20%引きはどう計算する?

もとの値段 ×(1 − 0.2)で計算します。800円の20%引きなら 800 × 0.8 = 640円。計算機の「〜%引き・増し」タブで自動計算できます。

大人ですが割合が苦手です。どこから学び直せばいい?

まずこのページの基本(くらべる量・もとにする量)と計算機で感覚をつかみましょう。次に「お金の割合(割引・消費税・利息・利回り)」で生活の場面に、就職試験の人は「損益算(SPI)」で仕事の場面に広げると、無理なく実用レベルまで学び直せます。

つまずいたら、ここに戻ろう

割合は「わり算」と「小数のかけ算・わり算」がもとになっています。あいまいなら先に確認すると、ぐっと楽になります。