くらべる量・もとにする量を求める

割合の3つのパターン(割合・くらべる量・もとにする量)を、二重数直線で立式する方法でわかりやすく。公式の丸暗記なしで解けるようになります。

このページのゴール

二重数直線を使って、くらべる量・もとにする量を正しく立式して求められるようになる。

割合の問題は、たった3パターン。「割合を求める」「くらべる量を求める」「もとにする量を求める」だけです。公式を3つ丸暗記しなくても、二重数直線を書けば、どれを求める問題でも自分で式を立てられます

3つの関係は、図だと1つ

3つの公式は、実は同じ関係を見る向きを変えただけ。二重数直線で「もとにする量 × 割合 = くらべる量」の関係をつかめば十分です。

やり方

  1. 二重数直線を書く(下の割合は、もとが1・くらべるが□)
  2. わかっている2つを書きこむ
  3. 「もと × 割合 = くらべる」の関係から、残りを計算する

くらべる量を求める(もと × 割合)

例:定員40人の25%は何人?

もとにする量40、割合0.25(=25%)がわかっています。

割合 0 0 0.25 40 1

図の「□」は、もと40を0.25倍した位置。だから、

40×0.25=10 (人)40\times0.25=10\ \text{(人)}

くらべる量は 10人 です。

理解チェック①

もとにする量を求める(くらべる ÷ 割合)

例:ある数の60%が15人。ある数(全体)は何人?

くらべる量15、割合0.6がわかっていて、もとにする量(全体)が□。

割合 0 0 15 0.6 1

図で、もと(□)を0.6倍すると15になる、という関係。×0.6=15\square\times0.6=15 なので、

15÷0.6=25 (人)15\div0.6=25\ \text{(人)}

もとにする量は 25人 です。

セナちゃんのアイコン
セナ

くらべる量を出すときはかけ算、もとにする量を出すときはわり算…やっぱり迷いそう。

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そこで図なんだ。「もと × 割合 = くらべる」の式を書いて、□が左ならわり算で求める、と決めれば迷わない。かけ算の式を1本書いてから考えるのがコツだよ。

かけ算・わり算で迷わないコツ

コツ

いつも 「もとにする量 × 割合 = くらべる量」 の式をまず書く。

  • くらべる量が□ → そのままかけ算
  • もとにする量が□ → ×\square\times割合==くらべる量 だから、くらべる量 ÷ 割合

求めるものが式のどこにあるかで、かけ算かわり算かが決まります。

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう(練習問題)

二重数直線を書いてから求めましょう。

  1. 80人の45%は何人?
  2. 定価1200円の15%は何円?
  3. ある数の40%が60。ある数は?
  4. クラスの75%が24人。クラス全体は何人?
答えと解説を見る
  1. 80×0.45=3680\times0.45=36
  2. 1200×0.15=1801200\times0.15=180
  3. 60÷0.4=15060\div0.4=150
  4. 24÷0.75=3224\div0.75=32

おうちの方へ

「くらべる量=もと×割合」の式を“いつも最初に書く”習慣をつけると、3用法を別々に覚える必要がなくなります。求めたいものが式のどこにあるかを見て、かけ算かわり算かを判断する——この一本化が、割合の負担を大きく減らします。

最後は、買い物でおなじみの 〜引き・〜増し。割合の総仕上げです。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • くらべる量 = もとにする量 × 割合
  • もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合
  • 割合 = くらべる量 ÷ もとにする量。
  • 迷ったら二重数直線を書いて、わかっている2つから式を立てる。
#割合#くらべる量#もとにする量#小5算数