リボ払いの計算|手数料と完済までをシミュレーション

「月1万円ならラクに返せそう」——その感覚のズレを、数字で確かめられる計算機です。残高・手数料率・毎月の支払額から、完済までの回数と手数料の総額を計算。リボのしくみを算数で理解しましょう。

利用残高・手数料率・毎月の支払額を入れてね

%

⚠️ 元利定額方式の簡易シミュレーションです。実際の支払回数・手数料は、カード会社の方式(残高スライド・締め日・端数処理など)によって変わります。目安としてお使いください。

なぜ元金がなかなか減らないのか

リボ払いの毎月の支払いは、先に手数料が引かれ、残りだけが元金の返済に回ります。残高30万円・実質年率15%・月1万円の例で見てみましょう。

毎月の支払い 10,000円 の内訳(残高30万円・年率15%の初月) 手数料 3,750円 元金の返済 6,250円 手数料 = 残高30万円 × 15% ÷ 12か月 = 3,750円 1万円払っても、借金は 6,250円 しか減らない

この条件で完済までシミュレーションすると、38回(約3年2か月)・手数料の合計は約7.8万円。30万円の買い物に約37.8万円払う計算です。残高が大きいほど・支払額が小さいほど、この差は急激に広がります。

?複利が「敵」に回るのがリボ払い

払いきれなかった手数料は残高に組み込まれ、翌月はその残高に手数料がつきます。つまり複利の雪だるまが、増やすときとは逆向きに働きます。「複利は味方にも敵にもなる」の代表例です。

「支払額が少なすぎる」と永遠に終わらない

毎月の支払額が月々の手数料以下だと、元金が1円も減らず、理論上いつまでも完済できません。残高30万円・年率15%なら、月の手数料は3,750円。もし月3,000円しか払わなければ、差額750円ずつ残高がむしろ増えていきます。計算機はこのケースを自動で警告します。

リボを早く終わらせる3つの方法

毎月の支払額を増やす:月1万→2万円にすると、期間も手数料もほぼ半分以下になる(計算機で比べてみてください)

繰り上げ返済:ボーナスなどで元金を直接減らす。翌月からの手数料が即座に減る

新規利用を止める:残高が増えると手数料も増え、出口が遠のく

ありがちな勘違い

❌「月1万円ずつ返しているから、30万円なら30回で終わる」
⭕ 1万円のうち元金に回るのは6千円ほど。実際は38回(約3年2か月)かかり、手数料が約7.8万円上乗せされます。「支払額=減る額」ではないのがリボの落とし穴です。

例題(計算機で確かめてみよう)

  1. 残高20万円・年率15%・月1万円 → 完済まで何回?(答え:24回(2年)・手数料約3.2万円)
  2. 同じ条件で月2万円にすると?(答え:11回・手数料約1.5万円。期間も手数料も半分以下)
  3. 残高30万円・年率15%・月3,000円だと?(答え:手数料3,750円を下回るため完済できない)

iこのページについて

本ページは元利定額方式を簡易化した教育用シミュレーションです。実際の支払回数・手数料は各カード会社の方式(残高スライド・締め日・端数処理など)によって異なります。特定の金融商品をすすめる・否定するものではなく、契約内容は必ずご自身の明細・規約でご確認ください。

FAQよくある質問

リボ払いの手数料率はどれくらい?

多くのクレジットカードで実質年率15%前後です。年15%は「30万円の残高に対して年間約4.5万円」の手数料。預金金利の数千倍にあたる高い率だと知っておくことが大切です。

リボ払いと分割払いのちがいは?

分割払いは「この買い物を何回で払うか」が決まっていて、回数を決めれば終わりが見えます。リボ払いは「毎月の支払額」だけが決まっていて、新しく使うたびに残高が増え、終わりが見えにくくなります。

なぜリボ払いはなかなか終わらないの?

毎月の支払額のうち、まず手数料が引かれ、残りだけが元金の返済に回るからです。残高30万円・年率15%・月1万円払いなら、最初の月は手数料3,750円で、元金は6,250円しか減りません。

リボ払いを早く終わらせるには?

①毎月の支払額を増やす(手数料の割合が下がる)、②ボーナス時などの繰り上げ返済で元金を直接減らす、③新規の利用をリボにしない。元金が減れば翌月の手数料も減る、好循環に変わります。

リボ払いは使ってはいけないの?

しくみを理解して短期間で返すなら選択肢の一つですが、手数料率が高いため長期化すると負担が大きくなります。このページの計算機で「総支払額」を確認してから判断するのがおすすめです。

関連あわせて学ぶ・使う