税込・税抜の関係は「1つの帯」で考える
消費税の計算は、税抜価格を100%とした帯をイメージすると間違えません。税込価格はその110%です。
→消費税の計算(これだけ)
① 税抜 → 税込:×1.1(8%なら ×1.08)
② 税込 → 税抜:÷1.1(8%なら ÷1.08)
③ 消費税額だけ知りたい:税抜 ×0.1(または 税込−税抜)
「税込から10%引く」はなぜ間違い?
税込2,200円の本体価格を「2,200円の10%引きだから1,980円」と計算すると、正解(2,000円)とずれます。10%の基準(もとにする量)がちがうからです。消費税の10%は「税抜2,000円」の10%=200円。一方「税込の10%」は2,200円の10%=220円で、引きすぎてしまいます。
かけて増やしたものは、同じ数でわってもどす——これは割合の「もとにする量を求める計算」そのものです。
✕ありがちな間違い
❌ 税込2,200円 × 0.9 = 1,980円(10%引きしてしまう)
⭕ 税込2,200円 ÷ 1.1 = 2,000円。検算は 2,000×1.1=2,200 でピッタリ戻るか確認。
8%と10%、どっちを使う?(軽減税率)
2019年10月から、消費税は標準10%・軽減8%の2本立てです。
| 税率 | 対象 | 例 |
|---|---|---|
| 8%(軽減) | 飲食料品(酒・外食を除く)、定期購読の新聞 | スーパーの食品、テイクアウト、出前 |
| 10%(標準) | 上記以外すべて | 日用品、外食、お酒、家電、衣類 |
同じ商品でも食べる場所で変わるのがポイント。ハンバーガーをテイクアウトすれば8%、店内で食べれば外食なので10%です。
例題(計算機で検算してみよう)
- 税抜4,500円の家電。税込はいくら?(答え:4,950円)
- 税込3,240円の食品(8%)。税抜はいくら?(答え:3,000円)
- 税込11,000円のレシート。消費税額はいくら?(答え:1,000円。本体10,000円)