いくつといくつ(数の分け方と10づくり)
小1算数「いくつといくつ」を、おはじきの図でやさしく解説。1つの数を2つに分けたり合わせたりする数の合成・分解の考え方から、5や10の分け方、くり上がり・くり下がりの計算で大事な「あといくつで10(10の補数)」がすぐ言えるようになるまで、順番に学びます。
いくつといくつは、1つの数を2つに分けたり、合わせてもとにもどしたりする学習です。たとえば5は「1と4」「2と3」に分けられ、とくに「10は1と9、2と8…」の10の分け方がすぐ言えると、くり上がり・くり下がりの計算が速くなります。どの分け方でも、合わせるともとの数にもどるかでたしかめられます。
◎このページのゴール
数を2つに分けたり合わせたりでき、「10はいくつといくつ」「あといくつで10」をすぐ言えるようになる。
「いくつといくつ」は、たし算・ひき算の いちばん 大事な じゅんびです。数を じゆうに 分けたり 合わせたり できると、計算が ぐっと らくになります。とくに「10づくり」を しっかり 身につけましょう。
どこでつまずいた?
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数を 2つに わける
1つの数は、2つの かたまりに 分けられます。たとえば、おはじき5こは いろいろな 分け方が できます。
5は「1と4」「2と3」「3と2」「4と1」に 分けられます。どの 分け方でも、合わせると もとの5に もどります。
✓理解チェック1
5は いくつと いくつ
5の 分け方を ぜんぶ ならべると、こうなります。
→やり方
- 5は「1と4」
- 5は「2と3」
- 5は「3と2」
- 5は「4と1」
「5は2と3」と すぐ 言えるように なると、たし算(2+3=5)も ひき算(5−2=3)も かんたんに なります。分ける力と 計算は、つながっているのです。
✓理解チェック2
10は いくつと いくつ(とても大事)
なかでも 10の 分け方は、いちばん 大事。くり上がり・くり下がりで ずっと つかいます。
| 10は | 1と9 | 2と8 | 3と7 | 4と6 | 5と5 | 6と4 | 7と3 | 8と2 | 9と1 |
|---|
「10は1と9、2と8、3と7、4と6、5と5…」と、リズムで となえて おぼえましょう。これが パッと 言えると、計算が とても 速くなります。
10の 分け方、ぜんぶ おぼえないと だめ?
おぼえると、すごく とくをするよ。「8と2で10」「9と1で10」が すぐ わかると、くり上がりの たし算(8+5など)や、くり下がりの ひき算(13−9など)が スイスイ できる。10づくりは、計算の まほうの じゅんびなんだ。
✓理解チェック3
✓理解チェック4
あといくつで10
「10は いくつと いくつ」を ぎゃくから 見ると、「あといくつで10」になります。これも 大事な 力です。
✓コツ
- 7は、あと 3 で10。
- 8は、あと 2 で10。
- 9は、あと 1 で10。
たとえば くり上がりの「9+4」では、「9は あと1で10」を つかいました。「あといくつで10」が すぐ 言えると、10づくりが スムーズです。
✓理解チェック5
✓理解チェック6
やってみよう(練習問題)
やってみよう①(基本:分ける)
□に入る数を 答えましょう。
- 7は「3と□」
- 9は「5と□」
答えと解説を見る
- 4(3と4で7)
- 4(5と4で9)
やってみよう②(標準:10づくり)
10は いくつと いくつ? □を 答えましょう。
- 10は「3と□」
- 10は「8と□」
答えと解説を見る
- 7(3と7で10)
- 2(8と2で10)
やってみよう③(応用:あといくつで10)
考えましょう。
- 6は、あといくつで10?
- 「あといくつで10」が わかると、どんな計算に やくだつ?
答えと解説を見る
- 4(6と4で10)
- くり上がりのあるたし算(10をつくる)や、くり下がりのあるひき算(10からひく)に やくだちます。
家おうちの方へ
「いくつといくつ(数の合成・分解)」は、小1算数の最重要の素地です。とくに**10の合成・分解(10は1と9…)と「あといくつで10(10の補数)」**は、くり上がり・くり下がりが解けるかどうかを左右します。ここを即答できるまで、おはじき・ブロック・指、カードゲームなどで反復させてください。「7と3で10」「8はあと2で10」がパッと出る状態が目標です。たし算・ひき算と双子の関係(5は2と3 ⇄ 2+3=5、5−2=3)であることも、合わせて気づかせると理解が深まります。この力が、今後の計算すべての土台になります。
数を じゆうに 分けたり 合わせたり できると、計算が ぐっと らくに なります。とくに「10づくり」は、くり上がり・くり下がりの まほうの じゅんびです。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 1つの数は、いろいろな「いくつといくつ」に分けられる。
- 5は「1と4」「2と3」など。合わせると もとの数にもどる。
- 10はいくつといくつ(1と9、2と8…)は、とくに大事。
- あといくつで10(10の補数)が すぐ 言えると、計算が速くなる。
よくある質問
いくつといくつとは何ですか?
「いくつといくつ」とは、1つの数を2つの数に分けたり、分けた数を合わせてもとの数にもどしたりする学習です(数の合成・分解)。たとえば5は「1と4」「2と3」などに分けられます。たし算・ひき算のいちばん大事な準備になる単元です。
なぜ「10はいくつといくつ」がとくに大事なのですか?
くり上がり・くり下がりの計算でずっと使うからです。「8と2で10」「9と1で10」がすぐ言えると、8+5 のようなくり上がりのたし算や、13−9 のようなくり下がりのひき算がスイスイ解けるようになります。「10は1と9、2と8、3と7…」とリズムでとなえて覚えるのがおすすめです。
「あといくつで10」とは、どういう考え方ですか?
「10はいくつといくつ」を逆から見た考え方で、7ならあと3で10、8ならあと2で10、というものです(10の補数)。くり上がりの 9+4 では「9はあと1で10」を使って10を作ります。これがすぐ言えると、10づくりの計算がスムーズになります。
家庭ではどうやって練習させればいいですか?
おはじき・ブロック・指、カードゲームなどを使って、即答できるまで繰り返すのが効果的です。「7と3で10」「8はあと2で10」がパッと出る状態が目標です。「5は2と3」がたし算(2+3=5)やひき算(5−2=3)とつながっていることにも気づかせると、理解が深まります。
この単元でつまずいたとき、家庭でできること
- 小学1年生の単元一覧に戻るつまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
- 説明役を、外部にまかせる教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。