小2「簡単な分数(1/2・1/4)」をやさしく攻略

「半分」を算数のことばで言うと「2分の1」。分数は、1つのものを同じ大きさに分けた、その1つ分を表します。1/2・1/4・1/3を、図でしっかりつかみましょう。

この単元のゴール

「同じ大きさに分ける(等分)」の意味を理解し、2分の1・4分の1・3分の1を図とことばで表せるようになる。

学ぶ順番(このとおり進めばOK)

この単元でつまずくところ

手が止まりやすい箇所と、その原因です。

4分の1を上から読んで「1分の4」と言ってしまう

分数は下の数から先に読む、という決まりをまだ知らないためです。書く向きと読む向きが逆になるので、目に入った順に読んでしまいます。図を見ながら「4つに分けた、その1つ分」と動作の順に言わせ、その言い方のまま読ませてください。

切り分けた1切れを、新しい「1」と見てしまう

全体を切り離すと、もとの大きさが目の前から消えるためです。1切れだけを見て「これは1こ」と数えてしまいます。切り離さずに折り目だけを付けた紙を使い、全体を広げた状態で1つ分に色をぬらせると、部分と全体が同時に見えます。

教えるときのポイント

  • 折り紙を半分に折って開き、左右がぴったり重なることを確かめてから2分の1と呼ぶと、同じ大きさに分けた確認が名前より先に入ります。
  • 2分の1のあとに4分の1へ進むと、半分をもう一度半分に折るだけで作れるので、分ける数がふえると1つ分が小さくなることが同じ紙の上で見えます。
  • 3分の1は折って作れないので、2分の1と4分の1を先に扱い、あとから紙テープを同じ長さに切る形で見せると、同じ大きさに分ける意味だけを取り出せます。

家庭・指導の場での確認

食べ物は、切ったあとに「これは何分の1?」と聞くのではなく、切る前に聞いてください。「何人で同じ大きさに分ける?」と先に決めさせます。分ける数を口に出してから切ると、下の数が分けた数を指していることが結びつきます。

よくある質問

小2で分母・分子ということばを使いますか?

分母・分子という呼び名は小3で出てくるので、小2では使わなくてかまいません。この段階の目標は「同じ大きさに4つに分けた1つ分」と、分けた動作の順にことばで言えることです。呼び名から入ると、同じ大きさに分けられているかを確かめないまま、数字だけを読む形になりやすいです。

小2でも2分の1を数字で書かせますか?

小2でも1/2や1/4の形で書きます。書くときは横線、下の数、上の数の順にすると、「4つに分けた、その1つ分」という言い方と同じ順になります。ただしこの学年の目標は書き方ではなく、同じ大きさに分けた1つ分という意味をつかむことです。

もとの大きさがちがう2つの2分の1はくらべられますか?

小2では、もとの大きさが同じもの同士でくらべます。大きい紙の4分の1が、小さい紙の2分の1より大きいこともあるためです。くらべる場面では同じ大きさの紙を2枚用意し、もとが同じことを先に確かめてから、分ける数のちがいを見せてください。

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