仕事算の解き方|全体を「1」とおく

Aは6日、Bは12日でおわる仕事。2人でやると何日?——仕事算のコツは、全体の仕事を「1」とおき、1日の仕事量で考えること。割合の考え方そのものです。

先に答え

仕事算は

  1. 全体の仕事を「1」とおく
  2. 1日の仕事量=1 ÷ かかる日数を出す
  3. 1 ÷ 1日の仕事量の合計=日数

の3ステップで解けます。Aが6日、Bが12日でおわる仕事なら1日の仕事量は 1/6 と 1/12 で、合計は 1/6 + 1/12 = 1/4 なので、2人でやると 1 ÷ 1/4 = 4日でおわります。足してよいのは1日の仕事量だけで、日数どうしを平均する(Aが10日・Bが15日で(10 + 15)÷ 2 = 12.5日)のは誤りです(正しくは 1/10 + 1/15 = 1/6 で6日)。

◎このページのゴール

全体を1とおき、1日の仕事量の合計から、2人でかかる日数を求められるようになる。

ツール仕事算の計算機

A・Bそれぞれが1人だとかかる日数を入れると、2人でやった場合の日数が出ます。

2人でやると何日でおわる?

日
日

🛠 全体の仕事を「1」とすると、1日の仕事量は A=1/A日、B=1/B日。2人なら 1 ÷(1/A+1/B)日でおわります。

解き方(1日の仕事量で考える)

全体の仕事を1とします。Aは6日でおわるので、1日にできるのは 1/6。Bは12日なので 1日 1/12。2人いっしょなら1日に 1/6+1/12=2/12+1/12=3/12=1/4 できます。全体1を1日1/4ずつ進めるので、1÷(1/4)=4日でおわります。

かかる日数1日の仕事量
A6日1/6
B12日1/12
2人4日1/6+1/12=1/4

→手順(仕事算)

  1. 全体の仕事を「1」とおく。
  2. 1日の仕事量を出す(1 ÷ かかる日数)。
  3. 1日の仕事量を合計し、1 ÷ 合計 = 日数。

✓理解チェック1

全体の仕事を「1」とおくと、Aが6日でおわる仕事の「1日の仕事量」はどう表せる?
答えと解説を見る

答え:1/6

1日の仕事量は「1 ÷ かかる日数」。6日でおわるなら、1日にできるのは全体の 1÷6=1/6 です。

✓理解チェック2

ある仕事をAは4日、Bは12日でおわらせる。2人いっしょにやると、1日にできる仕事は全体のどれだけ?
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答え:1/3

1日量は 1/4+1/12=3/12+1/12=4/12=1/3。日数の4と12を足したり平均したりするのではなく、1日の仕事量を足します。

✓理解チェック3

ある仕事をAは10日、Bは15日でおわらせる。2人でやると何日でおわる?
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答え:6日

1日量は1/10+1/15=3/30+2/30=5/30=1/6。1÷1/6=6日。

✓理解チェック4

2人の1日の仕事量の合計が 1/5 のとき、仕事がおわるまでの日数を求める式はどれ?
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答え:1 ÷ 1/5

全体1を1日に1/5ずつ進めるので、日数=1÷(1/5)=5日。「全体 ÷ 1日の仕事量」の形です。

やってみよう(練習)

やってみよう(練習問題)

  1. Aは8日、Bは8日でおわる仕事を、2人でやると何日でおわる?
  2. Aは12日、Bは6日でおわる仕事を、2人でやると何日でおわる?
答えと解説を見る
  1. 1日量=1/8+1/8=2/8=1/4。1÷1/4=4日。
  2. 1日量=1/12+1/6=1/12+2/12=3/12=1/4。1÷1/4=4日。

✓理解チェック5

ある仕事をAは6日、Bは3日でおわらせる。2人でやると何日でおわる?
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答え:2日

1日量=1/6+1/3=1/6+2/6=3/6=1/2。1÷(1/2)=2日。速いBの3日より短くなるのが自然です。

✓理解チェック6

Aは10日、Bは15日かかる仕事で、「2人なら (10+15)÷2=12.5日」という計算がまちがいなのはなぜ?
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答え:たすのは日数ではなく、1日の仕事量だから

2人でやれば1人より早くおわるはずなのに、12.5日はAの10日より長くて変です。足してよいのは1日の仕事量で、1/10+1/15=1/6 だから正しくは6日です。

FAQよくある質問

仕事算とは?

1人だと何日かかる仕事を、2人以上でやると何日でおわるかを求める文章題です。全体の仕事量を「1」とおくのがコツです。

仕事算の解き方は?

全体を1とすると、1日の仕事量は「1÷かかる日数」。2人なら1日の仕事量を足し、1をその合計でわると日数が出ます。例:Aが6日、Bが12日 → 1÷(1/6+1/12)=4日。

なぜ全体を1とおくの?

全体の量がわからなくても、割合(1日にどれだけ進むか)だけで日数が求められるからです。最小公倍数を全体量とおく方法もあります。

関連つながる学び

📌 1分まとめ

  • 全体の仕事を「1」とおく。
  • 1日の仕事量 = 1 ÷ かかる日数。
  • 2人なら1日量を足して、1 ÷ 合計 = 日数。