ながさ・かさ・ひろさくらべ(くらべ方)
小1算数の「大きさくらべ」を図でやさしく解説。ながさは端をそろえる、かさは同じコップにうつしかえて何ばい分か、ひろさは重ねるかますの数で比べる方法を、身近な図と例題で学びます。「いくつ分」で数にする考え方が、2年生の単位学習の土台になります。
ながさ・かさ・ひろさくらべの方法は3つです。
- ながさは、はしをそろえてくらべる
- かさは、同じコップにうつしかえて何ばい分かでくらべる
- ひろさは、重ねるかますのいくつ分でくらべる
はしをそろえずにながさをくらべると、みじかいほうがながく見えることがあるのでいけません。
◎このページのゴール
ながさ・かさ・ひろさを、はしをそろえる・いくつ分・うつしかえる方法で正しくくらべられるようになる。
「どっちが ながい?」「どっちが おおく 入る?」「どっちが ひろい?」——くらべるには、ちゃんとした やり方が あります。ここで 身につく くらべ方が、2年生の cm や L(単位)の 土台に なります。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
ながさは「はしをそろえて」くらべる
2つの ものの ながさを くらべるときは、かたほうの はしを そろえてならべます。そろえると、もう かたほうの はしの でかたで、ながい・みじかいが わかります。
✕よくある間違い
はしを そろえずに くらべると、まちがえます。ずれた まま 見ると、みじかいほうが ながく 見える ことも。かならず はしを そろえてから くらべましょう。
✓理解チェック1
✓理解チェック2
「いくつ分」でくらべる
はなれていて そろえられない ときは、同じ ものの いくつ分で くらべます。たとえば「マスめ いくつ分」「クリップ いくつ分」など。
✓コツ
つくえの たての ながさ=マス6つ分、よこ=マス9つ分 → よこの ほうが ながい。
「いくつ分」で くらべると、数で あらわせるので べんりです。
これが、2年生で ならう cm(センチ)など「単位」の もとに なる 考え方です。「同じ ものが いくつ分か」で 長さを 数に します。
✓理解チェック3
かさは「うつしかえて」くらべる
入れものに 入る 水の りょう(かさ)は、同じ コップに うつしかえてくらべます。「コップ 何ばい分」で くらべるのです。
同じ コップで、左は3ばい分、右は5はい分。だから 右のほうが かさが 大きい(おおく 入る)。「同じ いれもの 何ばい分」で くらべるのが コツです。
✓理解チェック4
入れものの 形が ちがうと、見ためで くらべられないよね?
そうなんだ。せの たかい びんと、ひくくて ふとい びん、見ためでは わからない。でも、同じ コップに うつしかえて「何ばい分」で くらべれば、どちらが おおく 入るか、ちゃんと わかるよ。
✓理解チェック5
ひろさは「重ねて」くらべる
ひろさ(めんの 大きさ)は、重ねてくらべます。重ねて、はみ出した ほうが ひろい。重ねられない ときは、「ますが いくつ分」で くらべます。
→やり方
- 重ねる … ぴったり 重ねて、はみ出した ほうが ひろい。
- ますの数 … 同じ ますで「いくつ分」か かぞえて くらべる(多いほうが ひろい)。
✓理解チェック6
やってみよう(練習問題)
やってみよう①(基本:ながさ)
答えましょう。
- 2本の ひもの ながさを くらべるとき、まず するのは?
- はなれた 2つの ながさは、何で くらべる?
答えと解説を見る
- かたほうの はしを そろえる
- 同じ ものの「いくつ分」(マスや クリップ など)
やってみよう②(標準:かさ・ひろさ)
答えましょう。
- 2つの びんの かさは、どうやって くらべる?
- 2まいの 紙の ひろさは、どうやって くらべる?
答えと解説を見る
- 同じ コップに うつしかえて「何ばい分」で くらべる
- 重ねて くらべる(または 同じ ますの「いくつ分」)
やってみよう③(応用:いくつ分)
考えましょう。
- テープアは クリップ7こ分、テープイは クリップ5こ分。ながいのは?
- 水とうアは コップ4はい分、水とうイは コップ6ぱい分。おおく 入るのは?
答えと解説を見る
- テープア(7こ分>5こ分)
- 水とうイ(6ぱい分>4はい分)
「いくつ分」が 多いほうが、大きい(ながい・おおい)です。
家おうちの方へ
この単元は「測定」の出発点で、量を比べる方法を、易しい順に体験します——①直接比較(はしをそろえる・重ねる・うつしかえる)→②任意単位(マスやコップの「いくつ分」)。とくに「いくつ分で数にする」考え方が、2年の普遍単位(cm・L)へとつながる最重要ポイントです。長さは端をそろえる、かさは同じ容器に移して何杯分、広さは重ねる/ますの数、と量ごとの比べ方を、実物の操作で体験させてください。「見た目では分からないものも、いくつ分にすれば数で比べられる」という気づきが、測定の本質です。これで小1の全単元、そして全学年の全単元がそろいます。
ながさ・かさ・ひろさの くらべ方が わかりました。「いくつ分で くらべる」考え方は、2年生からの cm や L(単位)の 学習へと つながる、大事な 一歩です。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- ながさ…はしを そろえて くらべる。または「いくつ分」で くらべる。
- かさ…同じ いれものに うつしかえる。「コップ何ばい分」で くらべる。
- ひろさ…重ねて くらべる。または「ますが いくつ分」で くらべる。
- 「いくつ分」で くらべると、数で あらわせる(単位の もと)。
よくある質問
大きさくらべ(ながさ・かさ・ひろさくらべ)とは何ですか?
大きさくらべとは、ながさ・かさ・ひろさを正しい方法でくらべる、測定の出発点となる学習です。ながさは端をそろえて、かさは同じコップにうつしかえて、ひろさは重ねてくらべます。ここで身につくくらべ方が、2年生で習うcmやLなどの単位の土台になります。
ながさをくらべるときの正しいやり方は?
まず、かたほうの端をそろえて並べます。そろえると、もう片方の端の出方で長い・短いがわかります。端をそろえずにくらべると、短いほうが長く見えることもあるので、必ず端をそろえてからくらべましょう。離れていてそろえられないときは、マスやクリップなど同じものの「いくつ分」でくらべます。
形のちがう入れもののかさ(水の量)は、どうくらべますか?
同じコップにうつしかえて、「コップ何ばい分」でくらべます。背の高いびんと低くて太いびんは見た目ではわかりませんが、同じコップで3ばい分と5はい分なら、5はい分のほうが多く入るとわかります。
「いくつ分」でくらべる考え方は、なぜ大事なのですか?
「同じものがいくつ分か」で表すと、大きさを数でくらべられるからです。この考え方が、2年生で習うcm・mm(長さ)やL・dL(かさ)などの「単位」のもとになります。長さもかさも広さも、すべて「決めた1つ分のいくつ分」で表すのが測定の基本です。
この単元でつまずいたとき、家庭でできること
- 小学1年生の単元一覧に戻るつまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
- 説明役を、外部にまかせる教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。