小1「とけい」をやさしく攻略
とけいの 2本のはりの 役わりが わかれば、「なん時」「なん時半」が 読めます。まずは ここから。生活で すぐ つかえる、たいせつな力です。
◎この単元のゴール
長い針・短い針の役わりを理解し、「なん時」「なん時半」を 正しく 読めるようになる。
学ぶ順番(このとおり進めばOK)
この単元でつまずくところ
手が止まりやすい箇所と、その原因です。
✕短い針が数字の間にあると、時を1つ大きく読む
4時半を5時半と答えるのは、短い針が4と5のちょうど中間にあり、向かう先の5を読んでしまうためです。半のときの短い針は、必ず数字と数字の中間にあります。模型時計の長い針を12から6まで回し、そのとき短い針がどこにいるかを一緒に確かめてください。
✕デジタルは読めるのに、文字盤だと答えられない
デジタル時計は数字がそのまま出るため、針を読む手順を使いません。文字盤では、短い針で時、長い針で分と、2回に分けて読む必要があります。まず短い針だけを見て何時のところかを答える練習に戻すと、読む順番が身につきます。
教えるときのポイント
- 先に短い針だけを見て何時かを答えさせ、そのあとで長い針を見せると、2本の針の情報が混ざらずに済みます。
- 長い針を12から6まで動かしながら短い針が少しずつ動く様子を見せると、半のときに短い針が中間へ来る理由も納得できます。
- 「半」は先に30分と言いかえてから半という言い方を教えると、小2で学ぶ何時何分の読み方にそのままつながります。
家家庭・指導の場での確認
家の中で子どもが見る時計を1つ決め、「あと何分」ではなく「長い針が6に来たら出発」と針の位置で予定を伝えてください。針の形と行動が結びつくので、文字盤を見て判断する機会が自然に増えます。
よくある質問
小1で何時何分まで教えたほうがいいですか。
小1のねらいは、2本の針の役割をつかんで「何時」「何時半」を読めることです。何時何分の読み方や時間の計算は、小2の「時こくと時間」で扱います。家庭で先に触れても差し支えありませんが、短い針と長い針の役割を子どもが自分の言葉で言えてからのほうが入りやすいです。
学校の時計は読めるのに家では読めないのはなぜですか。
文字盤の見た目が違うことが理由になりやすいです。学習用の時計は数字が12個そろっていますが、家庭の掛け時計は数字が省かれていたり、ローマ数字だったりします。数字のない時計では、12と6の位置を先に指でさしてから読ませると、答えられることが多いです。
時計の学習に使う道具は何を用意すればよいですか。
針を手で回せる模型時計が1つあれば足ります。長い針を回すと短い針も連動して動くタイプを選ぶと、半のときに短い針が中間へ来る理由がそのまま目で見えます。紙皿と厚紙、割りピンで作った手作りの時計でも、同じ確かめ方ができます。
つまずいたら、ここに戻ろう
- 数のかぞえ方 — 小学1年生
- このあと:小2「時こくと時間」(なん時なん分・時間の計算へ)