表とグラフ(数えて整理し、○のグラフで見る)
小2「表とグラフ」を図でやさしく解説。データを数えて表に整理する方法、○を積んだグラフ(絵グラフ)での表し方、多い少ない・ちがいの読み取りまで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
データを数えて表に整理し、○を積んだグラフで表して、多い少ないを読み取れるようになる。
「クラスのすきな色しらべ」——ただ聞いただけだと、どの色が人気かよく分かりません。でも、数えて表にして、○のグラフにすると、多い・少ないがひと目で分かります。データを「見える形」にする方法を学びましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
数えて表にする
集めたデータは、まず数えて表に整理します。数えるときは、印(○や「正」の字)をつけながら数えると、まちがえにくくなります。
たとえば、クラスのすきな色しらべの結果を表にすると——
| すきな色 | 赤 | 青 | 黄 | 緑 |
|---|---|---|---|---|
| 人数(人) | 4 | 6 | 3 | 5 |
バラバラに「赤が好きな人がいて、青が好きな人がいて…」と言うより、表にまとめると、どの色が何人か、はっきり分かります。
○のグラフで表す
表の数を、○を下から積んだグラフにすると、もっと見やすくなります。同じ大きさの○を、下からそろえて1つずつかきます。
→やり方
○のグラフのかき方
- 横に、しらべたもの(赤・青…)をならべる。
- それぞれの数だけ、○を下からそろえて1つずつかく。
- ○は同じ大きさでかく(大きさがバラバラだとくらべられない)。
○をてきとうな大きさでかいちゃダメ?
ダメなんだ。○の大きさがバラバラだと、数が多いのか、○が大きいだけなのか分からなくなる。同じ大きさの○を、下からそろえてかくからこそ、高さで多い少ないがくらべられるんだよ。
グラフを読む
○のグラフを見ると、いろいろなことが読み取れます。○の高さ(数)に注目します。
✓コツ
上のグラフから読み取れること:
- いちばん多いのは青(6人)。いちばん少ないのは黄(3人)。
- 青と黄のちがいは 人。
- 全部の人数は 人。
○がいちばん高くつみあがっているものが、いちばん多い。ひと目でくらべられるのが、グラフのいちばんよいところです。
✓理解チェック①
表とグラフのよいところ
表とグラフは、それぞれ得意なことがちがいます。
→やり方
- 表 … 正かくな数がすぐ分かる(赤は何人、と数で読める)。
- グラフ … 多い・少ないがひと目で分かる(高さでくらべられる)。
数をきちんと知りたいときは表、ぱっと見てくらべたいときはグラフ。両方を使うと、データがよく分かります。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:表を読む)
上の「すきな色しらべ」の表を見て答えましょう。
- 赤がすきな人は何人?
- 緑がすきな人は何人?
答えと解説を見る
- 4人
- 5人
表の数をそのまま読みます。
✏️ やってみよう②(標準:グラフを読む)
上の○グラフを見て答えましょう。
- いちばん少ない色と、その人数は?
- 青と赤の人数のちがいは何人?
答えと解説を見る
- 黄、3人
- 青6人、赤4人 → → 2人
✏️ やってみよう③(応用:整理して考える)
すきなくだものしらべ:りんご5人、みかん2人、ぶどう6人、いちご4人。
- 全部で何人にしらべた?
- ○のグラフにすると、○がいちばん高くなるのはどれ?
答えと解説を見る
- → 17人
- いちばん多いぶどう(6人)が、○がいちばん高くなる。
家おうちの方へ
この単元は「データの活用」の出発点です。ねらいは、バラバラのデータを①数えて表に整理し、②○のグラフで見える化して、多い少ないを読み取ること。数えるときは印(○・正の字)をつけて落とし・重なりを防ぐこと、グラフは「○を同じ大きさで下からそろえてかく」ことが要点です(大きさがそろわないと比較できない)。表は正確な数、グラフは比較が得意、と役割を分けて教えると理解が深まります。ここで育つ整理・読み取りの力が、3年の棒グラフへつながります。これで小2の全単元がそろいました。
これで「表とグラフ」、そして小学2年生の全単元がそろいました。数えて整理し、グラフで見える化する力は、これからの算数とふだんの生活の、たよれる道具になります。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- バラバラのデータは、数えて表に整理すると見やすくなる。
- 数を ○を積んだグラフで表すと、多い少ないがひと目でわかる。
- ○は下からそろえて、1つずつ同じ大きさでかく。
- グラフから「いちばん多い・少ない」「ちがいは何こ」が読み取れる。
よくある質問
表とグラフとは何ですか?
表とは、集めたデータを数えて整理し、正確な数がすぐ読み取れるようにまとめたものです。グラフは、その数を○を下から積んだ形などで表して、多い少ないがひと目でわかるようにしたものです。数をきちんと知りたいときは表、ぱっと見てくらべたいときはグラフが向いています。
○のグラフをかくとき、○の大きさをそろえるのはなぜですか?
○の大きさがバラバラだと、数が多いのか、○が大きいだけなのかわからなくなるからです。同じ大きさの○を下からそろえて1つずつかくからこそ、高さで多い少ないがくらべられます。これが○のグラフのいちばん大事な決まりです。
数えまちがいを防ぐコツはありますか?
数えるときに、○や「正」の字などの印をつけながら数えることです。印をつけると、数え落としや同じものを2回数える重なりを防げます。数え終わったら表に整理すると、どれが何こ(何人)か、はっきりわかります。
グラフからは、どんなことが読み取れますか?
○の高さに注目すると、いちばん多いもの・いちばん少ないものがひと目でわかります。さらに、数のちがい(たとえば6人−3人=3人)や、全部の合計も計算で求められます。この読み取りの力は、3年の棒グラフ、4年の折れ線グラフにつながります。