表とグラフ(数えて整理し、○のグラフで見る)

小2「表とグラフ」を図でやさしく解説。データを数えて表に整理する方法、○を積んだグラフ(絵グラフ)での表し方、多い少ない・ちがいの読み取りまで、図と例題でわかります。

このページのゴール

データを数えて表に整理し、○を積んだグラフで表して、多い少ないを読み取れるようになる。

「クラスのすきな色しらべ」——ただ聞いただけだと、どの色が人気かよく分かりません。でも、数えて表にして、○のグラフにすると、多い・少ないがひと目で分かります。データを「見える形」にする方法を学びましょう。

数えて表にする

集めたデータは、まず数えて表に整理します。数えるときは、印(○や「正」の字)をつけながら数えると、まちがえにくくなります。

たとえば、クラスのすきな色しらべの結果を表にすると——

すきな色
人数(人)4635

バラバラに「赤が好きな人がいて、青が好きな人がいて…」と言うより、表にまとめると、どの色が何人か、はっきり分かります。

○のグラフで表す

表の数を、○を下から積んだグラフにすると、もっと見やすくなります。同じ大きさの○を、下からそろえて1つずつかきます。

すきな色しらべ

やり方

○のグラフのかき方

  1. 横に、しらべたもの(赤・青…)をならべる。
  2. それぞれの数だけ、○を下からそろえて1つずつかく。
  3. ○は同じ大きさでかく(大きさがバラバラだとくらべられない)。
セナちゃんのアイコン
セナ

○をてきとうな大きさでかいちゃダメ?

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

ダメなんだ。○の大きさがバラバラだと、数が多いのか、○が大きいだけなのか分からなくなる。同じ大きさの○を、下からそろえてかくからこそ、高さで多い少ないがくらべられるんだよ。

グラフを読む

○のグラフを見ると、いろいろなことが読み取れます。○の高さ(数)に注目します。

コツ

上のグラフから読み取れること:

  • いちばん多いのは青(6人)。いちばん少ないのは黄(3人)。
  • 青と黄のちがい63=36 - 3 = 3 人。
  • 全部の人数は 4+6+3+5=184 + 6 + 3 + 5 = 18 人。

○がいちばん高くつみあがっているものが、いちばん多い。ひと目でくらべられるのが、グラフのいちばんよいところです。

理解チェック①

表とグラフのよいところ

表とグラフは、それぞれ得意なことがちがいます。

やり方

  • … 正かくな数がすぐ分かる(赤は何人、と数で読める)。
  • グラフ … 多い・少ないがひと目で分かる(高さでくらべられる)。

数をきちんと知りたいときは表、ぱっと見てくらべたいときはグラフ。両方を使うと、データがよく分かります。

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:表を読む)

上の「すきな色しらべ」の表を見て答えましょう。

  1. 赤がすきな人は何人?
  2. 緑がすきな人は何人?
答えと解説を見る
  1. 4人
  2. 5人

表の数をそのまま読みます。

✏️ やってみよう②(標準:グラフを読む)

上の○グラフを見て答えましょう。

  1. いちばん少ない色と、その人数は?
  2. 青と赤の人数のちがいは何人?
答えと解説を見る
  1. 黄、3人
  2. 青6人、赤4人 → 64=26 - 4 = 22人

✏️ やってみよう③(応用:整理して考える)

すきなくだものしらべ:りんご5人、みかん2人、ぶどう6人、いちご4人。

  1. 全部で何人にしらべた?
  2. ○のグラフにすると、○がいちばん高くなるのはどれ?
答えと解説を見る
  1. 5+2+6+4=175 + 2 + 6 + 4 = 1717人
  2. いちばん多いぶどう(6人)が、○がいちばん高くなる。

おうちの方へ

この単元は「データの活用」の出発点です。ねらいは、バラバラのデータを①数えて表に整理し、②○のグラフで見える化して、多い少ないを読み取ること。数えるときは印(○・正の字)をつけて落とし・重なりを防ぐこと、グラフは「○を同じ大きさで下からそろえてかく」ことが要点です(大きさがそろわないと比較できない)。表は正確な数、グラフは比較が得意、と役割を分けて教えると理解が深まります。ここで育つ整理・読み取りの力が、3年の棒グラフへつながります。これで小2の全単元がそろいました。

これで「表とグラフ」、そして小学2年生の全単元がそろいました。数えて整理し、グラフで見える化する力は、これからの算数とふだんの生活の、たよれる道具になります。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • バラバラのデータは、数えてに整理すると見やすくなる。
  • 数を ○を積んだグラフで表すと、多い少ないがひと目でわかる。
  • ○は下からそろえて、1つずつ同じ大きさでかく。
  • グラフから「いちばん多い・少ない」「ちがいは何こ」が読み取れる。

よくある質問

表とグラフとは何ですか?

表とは、集めたデータを数えて整理し、正確な数がすぐ読み取れるようにまとめたものです。グラフは、その数を○を下から積んだ形などで表して、多い少ないがひと目でわかるようにしたものです。数をきちんと知りたいときは表、ぱっと見てくらべたいときはグラフが向いています。

○のグラフをかくとき、○の大きさをそろえるのはなぜですか?

○の大きさがバラバラだと、数が多いのか、○が大きいだけなのかわからなくなるからです。同じ大きさの○を下からそろえて1つずつかくからこそ、高さで多い少ないがくらべられます。これが○のグラフのいちばん大事な決まりです。

数えまちがいを防ぐコツはありますか?

数えるときに、○や「正」の字などの印をつけながら数えることです。印をつけると、数え落としや同じものを2回数える重なりを防げます。数え終わったら表に整理すると、どれが何こ(何人)か、はっきりわかります。

グラフからは、どんなことが読み取れますか?

○の高さに注目すると、いちばん多いもの・いちばん少ないものがひと目でわかります。さらに、数のちがい(たとえば6人−3人=3人)や、全部の合計も計算で求められます。この読み取りの力は、3年の棒グラフ、4年の折れ線グラフにつながります。

#表#グラフ#データの整理#小2算数