小2「表とグラフ」をやさしく攻略

バラバラのデータも、表に整理して○のグラフにすると、多い・少ないがひと目で分かります。数の数え方・表のまとめ方・グラフの読み方を、図でしっかりつかみましょう。

この単元のゴール

データを数えて表に整理し、○を積んだグラフで表して、多い少ないを読み取れるようになる。

学ぶ順番(このとおり進めばOK)

この単元でつまずくところ

手が止まりやすい箇所と、その原因です。

○を下からそろえず、すきまを空けて積んでしまう

○の数だけを写していて、高さでくらべる図だと分かっていないためです。すきまがあると、数が少ないほうが高く見えてしまいます。マス目の紙を使い、いちばん下の行から1マスに1つずつ書く形に戻すと、高さと数がそろいます。

「ちがいは何人」と聞かれて多いほうの人数を答える

グラフを見て高いほうを選ぶ作業で止まっているためです。ちがいを出すには、そこからひき算に進む必要があります。2つの列の○を横にならべて対応させ、はみ出した分だけを数えさせる形に戻すと、6−3という式が図と重なります。

教えるときのポイント

  • 数える前に項目の欄だけ書いた表を配り、印をつけながら数えさせると、数え終わった時点で表ができあがり、写しかえる手間が減ります。
  • グラフをかく前に各項目の数をたして人数と合うか確かめる手順を入れると、まちがった数のままかいて最初からやり直す手間がなくなります。
  • 読み取りは「いちばん多いのはどれか」から入り、そのあとに「ちがいは何人か」へ進むと、高さを見る作業とひき算の作業が分かれます。

家庭・指導の場での確認

一週間の天気を紙に書きため、休みの日に晴れ・くもり・雨の○を積ませてください。マス目のあるノートを使うと高さがそろいます。かき終わったら「いちばん多かったのは」と聞き、○の高さを指でさして答えさせます。

よくある質問

小2のグラフと小3の棒グラフのちがいは?

小2は○を1つずつ積むので、○の数がそのまま人数になります。小3の棒グラフは1目もりが2や5を表すことがあり、目もりの大きさを読む作業が加わります。小2の段階では、○を1つずつ数える形をくずさないでください。

調べるテーマはどう決めるとよいですか?

一人が必ずどれか1つに入るテーマを選びます。すきな色や生まれた月のように、重なりも空きも出ないものが扱いやすいです。「すきなあそび」は複数答える子が出て合計が人数と合わなくなるため、1つだけ選ぶ約束を先に決めてください。

項目はいくつくらいがよいですか?

4つ前後が扱いやすいです。項目が多いと1つあたりが1人や2人になり、○の高さの差が見えにくくなります。多くなりそうなときは、近いものをまとめて4つ程度にしてから数えさせてください。

つまずいたら、ここに戻ろう