計算の順序(×÷を先・かっこが最優先)
小4「計算のきまり」を図でやさしく解説。たし算ひき算かけ算わり算がまじった式の計算順序、かっこ( )を最優先、×÷を+−より先に計算するルールを、図と例題でわかりやすく説明します。
◎このページのゴール
四則がまじった式を、正しい順序(かっこ→×÷→+−)で計算できるようになる。
「2+3×4」は、左から計算して20? それとも14? ——答えは14。計算には順序のルールがあります。これを知らないと答えがずれてしまいます。しっかりおさえましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
計算の順序ルール
四則(+−×÷)がまじった式は、次の順に計算します。
→やり方
- かっこ( )の中を、いちばん先に計算する。
- 次に ×・÷ を計算する。
- 最後に +・− を、左から計算する。
同じ仲間(+と−どうし、×と÷どうし)は、左から順に計算します。
なぜ×÷を先に?
例:おかし1個80円を3個と、ジュース1本120円。代金は?
これは 。先に「おかし3個ぶん」をまとめて計算するのが自然ですね。だからかけ算を先に計算します。
もし左から をせずに としてしまうと、場面と合わなくなります。
「2+3×4」を左から2+3=5、5×4=20 はダメなの?
ダメなんだ。×が先だから、3×4=12 を先に計算して、2+12=14 が正解。左から順番、ではなく「×÷が先、+−はあと」。ここはルールとしてしっかり覚えよう。
✓理解チェック①
かっこ( )があるとき
かっこ( )の中は、何より先に計算します。順番を変えたいときに、かっこを使います。
例: → かっこの中が先 → 。
例: → ①かっこ → ②かけ算 → ③ひき算 。
まじった式の解き方
✓コツ
迷ったら 「かっこ → ×÷ → +−」 の順。計算した部分を書きかえながら、1ステップずつ進めるとミスが減ります。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:×÷が先)
順序に気をつけて計算しましょう。
答えと解説を見る
- ×が先 → → 17
- ÷が先 → → 17
✏️ やってみよう②(標準:かっこ)
かっこの中を先に計算しましょう。
答えと解説を見る
- → 50
- → 8
✏️ やってみよう③(応用:3つ以上の計算)
「かっこ→×÷→+−」の順で、1ステップずつ計算しましょう。
答えと解説を見る
- かっこ → ×: → −: 20
- ×:、÷: → +: 30
家おうちの方へ
計算の順序は「①かっこ ②×÷ ③+−」、同じ仲間は左から。最大のつまずきは「左から順に計算してしまう」ことです(2+3×4=20としてしまう誤り)。場面(おかし×個数+ジュース)で「なぜ×が先か」を納得させると定着します。慣れるまでは、計算した部分を書きかえながら1ステップずつ進めると安全。かっこは「順番を変えるための道具」と教えると、次の分配法則にもつながります。
次は、計算をもっと楽にする「計算のきまり」(交換・結合・分配のきまり)と、その工夫を学びます。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- ① かっこ( )の中を最初に計算する。
- ② 次に ×・÷ を計算する。
- ③ 最後に +・− を、左から計算する。
- 同じ仲間どうしは、左から順に計算する。
よくある質問
たし算・ひき算・かけ算・わり算がまじった式は、どの順番で計算するの?
「①かっこ( )の中 → ②×・÷ → ③+・−」の順に計算します。たとえば 2+3×4 は、×が先なので 3×4=12 を計算してから 2+12=14 が正解です。同じ仲間どうし(+と−、×と÷)は左から順に計算します。
なぜ×や÷を、+や−より先に計算するの?
かけ算は「まとまり分」を先に計算するのが場面に合っているからです。たとえば1個80円のおかし3個とジュース1本120円の代金は 80×3+120。先に「おかし3個ぶん」の240円をまとめて出してから120円をたすのが自然で、答えは360円です。左から順にたしてしまうと、場面と合わない計算になってしまいます。
かっこ( )がある式は、どう計算するの?
かっこの中を何よりも先に計算します。たとえば(2+3)×4 は、かっこの中の 2+3=5 を先にやって 5×4=20。100−(8+2)×5 なら、①かっこ 8+2=10 → ②かけ算 10×5=50 → ③ひき算 100−50=50 の順です。かっこは「計算の順番を変えたいとき」に使う道具です。
2+3×4 を左から計算して20にするのは、どうしてまちがいなの?
計算の順序のルールで「×÷が先、+−はあと」と決まっているからです。正しくは 3×4=12 を先に計算して 2+12=14。このルールは世界共通の式の読み方で、電卓や表計算ソフト、プログラムも同じ順序で計算するので、だれが計算しても同じ答えになります。