合成抵抗の計算機(直列・並列)

抵抗の値を入れるだけで、直列・並列の合成抵抗を途中式つきで計算します。
電圧・抵抗・電流のうち2つから残りを出すオームの法則の計算機もあります。
中2理科「電流とその利用」の答え合わせ・学び直しにどうぞ。

先に答え

直列の合成抵抗は、たし算です。R = R₁ + R₂。20Ωと30Ωなら 50Ω。

並列の合成抵抗は、逆数のたし算です。1/R = 1/R₁ + 1/R₂。20Ωと30Ωなら 1/R = 1/20 + 1/30 = 5/60 なので 12Ω(積÷和 = 600÷50)。

同じ抵抗2つの並列は、ちょうど半分。20Ωと20Ωなら 10Ω(たし算して40Ωにしない)。

直列につないだ抵抗の値を入れてね(3つ目は空らんでもOK)

Ω
Ω
Ω

🔗 直列は1本道。電流の通り道が長くなるので、合成抵抗はたし算(R = R₁ + R₂)。どの抵抗より大きくなります。

直列の合成抵抗:たし算でよい理由

直列は、抵抗が1本道にならんだつなぎ方です。
電流はすべての抵抗を順番に通るので、通り道が長くなった分だけ流れにくくなります。

20Ω 30Ω 電源 合成抵抗 = 20 + 30 = 50Ω(どちらより大きい)

→直列の手順

① 抵抗の値を全部たす(R = R₁ + R₂ + …)

② 答えは、どの抵抗より大きいはず。小さくなったら計算ミス

並列の合成抵抗:どの抵抗より小さくなる

並列は、電流の通り道が枝分かれしたつなぎ方です。
道がふえる分だけ電流は流れやすくなるので、合成抵抗はどの1本の抵抗よりも小さくなります。

20Ω 20Ω 合成抵抗 = 10Ω(半分になる。40Ωではない) 1/R = 1/20 + 1/20 = 2/20 = 1/10 → R = 10Ω

→並列の手順

① それぞれの抵抗の逆数をたす(1/R = 1/R₁ + 1/R₂)

② 出た値の逆数をとる(分数をひっくり返す)

③ 答えは、どの抵抗より小さいはず。大きくなったら直列の計算をしている

抵抗が2つだけなら、「積÷和」の近道が使えます。
20Ωと30Ωなら、20×30÷(20+30) = 600÷50 = 12Ω。
同じ抵抗が2つなら、ちょうど半分です。

オームの法則:V = R × I

電圧 V(ボルト)、抵抗 R(オーム)、電流 I(アンペア)の関係が V = R × I です。
求めたいものを左にして、R = V ÷ I、I = V ÷ R と使い分けます。

合成抵抗が出せると、回路全体に流れる電流も出せます。
6Vの電源に合成抵抗12Ωなら、I = 6 ÷ 12 = 0.5A(500mA)です。

✕ありがちな間違い

❌ 20Ωと20Ωの並列を 20+20=40Ω とする → ⭕ 並列は逆数のたし算で 10Ω。たし算は直列のときだけ。

❌ 並列で 1/R = 1/20 + 1/30 = 5/60 まで出して、そのまま 5/60Ω と答える → ⭕ 最後に逆数をとって 60/5 = 12Ω。

❌ 300mAを 300A として計算する → ⭕ 1000でわって 0.3A。単位をAにそろえてからオームの法則に入れる。

例題(計算機で検算してみよう)

  1. 10Ωと40Ωを直列につないだ合成抵抗は?(答え:50Ω)
  2. 10Ωと40Ωを並列につないだ合成抵抗は?(答え:8Ω。積÷和 = 400÷50)
  3. 30Ωを3つ並列につないだ合成抵抗は?(答え:10Ω。同じ抵抗3つなので÷3)
  4. 合成抵抗8Ωの回路に4Vをかけたときの電流は?(答え:0.5A)

FAQよくある質問

合成抵抗とは何ですか?

回路の中の複数の抵抗を、同じはたらきをする1つの抵抗に置きかえたときの値です。直列なら各抵抗の和、並列なら1/R=1/R₁+1/R₂で求めます。回路全体の電流を出すときに使います。

並列の合成抵抗は、なぜ小さくなるのですか?

電流の通り道がふえるからです。道が2本あれば電流は流れやすくなり、全体としての抵抗は、どの1本の抵抗よりも小さくなります。20Ωと20Ωの並列なら、合成抵抗はちょうど半分の10Ωです。

同じ大きさの抵抗を並列につなぐと、いくつになりますか?

個数でわった値になります。20Ωを2個並列なら20÷2=10Ω、3個並列なら20÷3≒6.67Ωです。たし算をして40Ωにしてしまうのは、直列の計算をしているまちがいです。

並列の合成抵抗を速く求める方法はありますか?

抵抗が2つなら「積÷和」で一発です。20Ωと30Ωなら、20×30÷(20+30)=600÷50=12Ω。3つ以上のときは1/R=1/R₁+1/R₂+1/R₃を計算してから逆数をとります。

オームの法則の式はどれを使えばいいですか?

求めたいものを左にして、V=R×I、R=V÷I、I=V÷Rの3つを使い分けます。電流がmA(ミリアンペア)で与えられているときは、1000でわってA(アンペア)に直してから計算します(300mA=0.3A)。

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