多角形の内角・外角の和
多角形の内角の和・外角の和を図でわかりやすく。三角形に分けて内角の和180×(n−2)を導き、外角の和がいつも360°になることが納得できます。
◎このページのゴール
多角形の内角の和・外角の和を求められるようになる。
三角形の内角の和は180°。では五角形や六角形は? 実は三角形に分けるだけで、どんな多角形の内角の和も求められます。外角の和にいたっては、いつでも360°です。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
三角形の内角の和は180°
どんな三角形でも、3つの角をたすと 180°。これがすべての出発点です。
多角形の内角の和
→やり方
n角形の内角の和 = 180°×(n−2)
- 四角形:
- 五角形:
- 六角形:
なぜ 180×(n−2)?(三角形に分ける)
1つの頂点から対角線を引くと、n角形は (n−2)個の三角形に分かれます。三角形1つが180°だから、内角の和は 。
なんで (n−2) なの?
1つの頂点から対角線を引くと、自分と両どなりの3頂点には引けないから、できる三角形は頂点の数より2つ少ない=(n−2)個になるんだ。五角形なら3つ、六角形なら4つだね。
✓理解チェック①
外角の和は、いつも360°
多角形の外角(各頂点で辺を延ばしてできる外側の角)の和は、何角形でも **360°**で一定です。
✓コツ
正n角形なら:
・1つの外角 =
・1つの内角 = (1つの外角)
例)正六角形の1つの外角は 、内角は 。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:内角の和を求める)
公式 にあてはめましょう。
- 六角形の内角の和は?
- 十角形()の内角の和は?
答えと解説を見る
- (確かめ:三角形4つ分 ◎)
- (確かめ:三角形8つ分 ◎)
✏️ やってみよう②(標準:正多角形の外角・内角)
外角の和は を使います。
- 正八角形の1つの外角は?
- 正八角形の1つの内角は?
答えと解説を見る
- (確かめ:外角の和 ◎)
- (確かめ:内角の和 。公式でも ◎)
✏️ やってみよう③(応用:何角形かを逆算する)
内角の和や1つの内角から、もとの多角形を求めます。
- 内角の和が の多角形は、何角形?
- 1つの内角が の正多角形は、正何角形?
答えと解説を見る
- → → 。七角形(確かめ: ◎)
- 1つの外角は 。外角の和は なので 。正十二角形(確かめ:1つの内角 ◎)
家おうちの方へ
内角の和は「三角形に分ける(n−2個)」で必ず導けます。公式を忘れても図で作り直せるのが強みです。外角の和が常に360°という事実は意外性があり、正多角形の角を求めるときに重宝します。「外角=360÷n」「内角=180−外角」をセットで覚えさせてください。
最後は、図形の証明の主役三角形の合同条件です。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 三角形の内角の和は 180°。
- n角形の内角の和 = 180°×(n−2)(1つの頂点から三角形に分ける)。
- 多角形の外角の和は、いつも 360°。
- 正多角形なら、1つの内角・外角も求められる。
よくある質問
多角形の内角の和を求める公式は何ですか?
n角形の内角の和=180°×(n−2) です。四角形は 180°×2=360°、五角形は 180°×3=540°、六角形は 180°×4=720°になります。出発点は「どんな三角形でも内角の和は180°」という決まりです。
なぜ内角の和は180°×(n−2)になるの?
1つの頂点から対角線を引くと、n角形が (n−2)個の三角形に分かれるからです。自分と両どなりの3つの頂点には対角線が引けないので、できる三角形は頂点の数より2つ少なくなります。三角形1つの内角の和が180°なので、五角形なら三角形3つ分で 180°×3=540°です。
多角形の外角の和はいくつですか?
何角形でも、外角の和はいつも360°で一定です。正n角形なら、1つの外角=360°÷n、1つの内角=180°−(1つの外角)で求められます。たとえば正六角形は、1つの外角が 360°÷6=60°、1つの内角が 180°−60°=120°です。
1つの内角から正何角形かを求めるには?
先に1つの外角を 180°−(1つの内角)で求め、外角の和360°をその外角でわります。たとえば1つの内角が150°なら、外角は 180°−150°=30°。360°÷30°=12 なので正十二角形です。外角の和がいつも360°であることを使うのがコツです。