n進法(記数法)の変換と解き方

公務員試験 数的推理のn進法。難しそうに見えますが、やることは2方向だけ——10進→n進は「nで割って余りを下から」n進→10進は「位の重みをかけて足す」。計算機で変換を見ながら、しくみを体で覚えましょう。

🔢 「nでわって、余りを下から並べる」だけ。例:45÷2を繰り返し、余りを下から読むと 101101。

n進法とは「いくつで位が上がるか」

ふだんの10進法は、9の次に位が上がって10になります。2進法は2集まると位が上がるので、使える数字は0と1だけ。1の次はもう位上がりして「10(イチゼロ)」です。コンピュータが2進法を使うのは、電気の「オン・オフ」の2状態で表せるからです。

10進 → n進:nで割って、余りを下から

45を2進法に直してみます。

45 ÷ 2 = 22 余り 1 22 ÷ 2 = 11 余り 0 11 ÷ 2 =  5 余り 1  5 ÷ 2 =  2 余り 1  2 ÷ 2 =  1 余り 0  1 ÷ 2 =  0 余り 1 余りを下から読む → 101101

n進 → 10進:位の重みをかけて足す

2進数の101101を10進に戻します。各位の重みは右から 1, 2, 4, 8, 16, 32。

1×32 + 0×16 + 1×8 + 1×4 + 0×2 + 1×1 = 45

10進法で「百の位・十の位・一の位」と同じ発想です。10進法の位の重みが 1,10,100… なのに対し、2進法は 1,2,4,8… になるだけ。一番右が必ず n⁰=1から始まる、と覚えておきましょう。

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セナ

8進法や16進法も同じやり方でいいんですか?

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ホクト先生

まったく同じだよ。8進法なら「8で割って余りを下から」、位の重みは 1,8,64…。16進法は10以上をA〜Fで表すのが特別なだけ。nが変わっても手順は変わらない——ここが分かれば記数法は怖くないよ。

公務員試験で狙われる定番ミス

❌ 10進→n進で、余りを上から読んでしまう(必ず下から)
❌ n進→10進で、位の重みを n⁰=1 ではなく n から始めてしまう
❌ 2進法の足し算で「1+1=2」と書く(2進では「1+1=10」と位上がり)

例題(計算機で検算してみよう)

  1. 10進の26を2進法にすると?(答え:11010)
  2. 2進数の1011を10進にすると?(答え:8+0+2+1=11)
  3. 10進の255を16進法にすると?(答え:FF)

FAQよくある質問

n進法とは何ですか?

いくつ集まったら位が1つ上がるかのルールです。ふだん使う10進法は「10集まると位が上がる」。2進法は「2集まると上がる」ので0と1だけで数を表します。コンピュータは2進法、時間は60進法、というように身近にいろいろあります。

10進数をn進数に変換する方法は?

nで割り続けて、余りを下から並べます。たとえば45を2進法にするなら、45÷2の余り…と繰り返し、出た余りを下から読むと101101。割り算の余りが各位の数字になります。

n進数を10進数に直す方法は?

各位に「位の重み」をかけて足します。一番右が n⁰=1、次が n¹、その次が n²…。2進数の101101なら、1×32+0×16+1×8+1×4+0×2+1×1=45です。

16進法でA〜Fが出てくるのはなぜ?

16進法は1つの位で0〜15の16種類を表す必要があり、10以上を1文字にするためA=10, B=11…F=15と決めているからです。色コード(#FF0000など)やコンピュータのアドレス表記でよく使われます。

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