血液循環の経路図プリント(穴うめ・解答つき)

心臓の4つの部屋・肺・全身と、4つの血管の名前を自分で書きこむプリントです。
解答の図は、動脈血を赤・静脈血を青で色分けしてあります。
印刷して、定期テスト前の確認にお使いください。

先に答え

肺循環は、右心室 →(肺動脈)→ 肺 →(肺静脈)→ 左心房。肺で酸素を受け取って動脈血になります。

体循環は、左心室 →(大動脈)→ 全身 →(大静脈)→ 右心房。全身に酸素を渡して静脈血になります。

血液を送り出すのは心室、受け取るのは心房。かべがいちばん厚いのは左心室。肺動脈には静脈血、肺静脈には動脈血が流れます。

プリント血液循環の経路図(穴うめ)

①〜⑩に当てはまる名前を書きこみましょう。
矢印は血液の流れる向きです。血管は「名前」と「流れている血液の種類(動脈血・静脈血)」の両方を書きます。

血液循環の経路図(穴うめ)

算数・数学・理科ラボ|manabikoya.com
名前 ________ 日付 __ / __ 点数 __ / 10
① ⑥ ⑦⑩⑧⑨ ② ③ ④ ⑤ 心臓(向かって左が「右」:体の持ち主から見た向き) 矢印を、動脈血は赤・静脈血は青でなぞろう
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ヒント:②③は右側、④⑤は左側の部屋(図では左右が逆に見えます。体の持ち主から見た右・左です)。⑦〜⑩は血管の名前と、動脈血か静脈血かを書きましょう。

解答血液循環の経路図(解答・色分け)

赤い矢印が動脈血(酸素が多い)、青い矢印が静脈血(二酸化炭素が多い)です。
「肺動脈は青(静脈血)、肺静脈は赤(動脈血)」になっていることを確かめてください。

血液循環の経路図(解答)

算数・数学・理科ラボ|manabikoya.com
肺 二酸化炭素を出し、酸素を受け取る 全身(体の各部分) 酸素を渡し、二酸化炭素を受け取る 肺動脈(静脈血) 大静脈(静脈血) 肺静脈(動脈血) 大動脈(動脈血) 右心房 右心室 左心房 左心室 かべがいちばん厚い 心臓(向かって左が「右」:体の持ち主から見た向き) 動脈血(酸素が多い) 静脈血(二酸化炭素が多い)
  1. 1肺
  2. 2右心房
  3. 3右心室
  4. 4左心房
  5. 5左心室
  6. 6全身(体の各部分)
  7. 7肺動脈(静脈血)
  8. 8肺静脈(動脈血)
  9. 9大動脈(動脈血)
  10. 10大静脈(静脈血)

肺循環:右心室 → 肺動脈 → 肺 → 肺静脈 → 左心房 / 体循環:左心室 → 大動脈 → 全身 → 大静脈 → 右心房

4つの血管の向きと、流れている血液

名前に「動脈」とあっても、動脈血が流れているとは限りません。
動脈・静脈は血管の向き、動脈血・静脈血は血液の中身と、2つを分けて考えます。

血管どこからどこへ流れている血液ポイント
肺動脈右心室肺 静脈血(二酸化炭素が多い) 「動脈」なのに静脈血。心臓から出る向きなので動脈
肺静脈肺左心房 動脈血(酸素が多い) 「静脈」なのに動脈血。心臓へもどる向きなので静脈
大動脈左心室全身 動脈血(酸素が多い) 全身へ酸素を届ける。左心室のかべが厚いのはこのため
大静脈全身右心房 静脈血(二酸化炭素が多い) 全身で二酸化炭素を受け取って心臓へもどる

心臓の4つの部屋:房は受け取る、室は送り出す

→部屋の役わりの覚え方

① 心房(右心房・左心房)=血液を受け取る部屋。上にある

② 心室(右心室・左心室)=血液を送り出す部屋。下にある

③ 右は肺へ(短いループ)、左は全身へ(長いループ)。だから左心室のかべがいちばん厚い

図で見ると、右心房・右心室は向かって左側に描かれます。
これは体の持ち主から見た右・左だからです。テストの図でも同じなので、「向かって左が右心」と覚えておきましょう。

よくある間違い

✕よくある間違い

❌ 血液を送り出すのは心房と答える
⭕ 送り出すのは心室。心房は受け取る部屋です。「房=受け取る、室=送り出す」。

❌ かべの筋肉がいちばん厚いのは左心房と答える
⭕ 左心室。全身まで血液を押し出す部屋だからです。

❌ 肺動脈に動脈血が流れていると思う
⭕ 肺動脈には静脈血。まだ肺で酸素をもらう前だからです。肺静脈に動脈血が流れます。

❌ 体循環を「右心室 → 全身 → 左心房」と書く
⭕ 左心室 → 全身 → 右心房。右心室から出るのは肺へ向かう肺循環です。

家おうちの方へ

この単元のつまずきは、名前(動脈・静脈)と中身(動脈血・静脈血)を同じものだと思ってしまうことから起きます。

穴うめプリントを白地図のように何度か書かせて、最後に赤と青で矢印をなぞらせると、「肺動脈だけ青」が手に残ります。

しくみから確かめたいときは血液の循環(中2理科)のレッスンへ。小学校の人の体のつくり(小6理科)で心臓と肺の役わりを復習できます。

FAQよくある質問

肺循環と体循環のちがいは何ですか?

肺循環は右心室から肺動脈で肺へ行き、肺静脈で左心房へもどる短いループで、肺で二酸化炭素を出して酸素を受け取ります。
体循環は左心室から大動脈で全身へ行き、大静脈で右心房へもどる長いループで、全身に酸素を渡して二酸化炭素を受け取ります。

なぜ肺動脈に静脈血が流れるのですか?

動脈・静脈は血管の向き(心臓から出るか、心臓へもどるか)で決まり、動脈血・静脈血は血液の中身(酸素が多いか少ないか)で決まるからです。
肺動脈は心臓から肺へ出る血管なので動脈ですが、まだ肺で酸素をもらう前なので、流れているのは静脈血です。

血液を送り出すのは心房ですか、心室ですか?

心室です。
心房は血液を受け取る部屋、心室は血液を送り出す部屋です。
右心室は肺へ、左心室は全身へ送り出します。
「房=受け取る、室=送り出す」と覚えると取りちがえません。

心臓の4つの部屋のうち、かべの筋肉がいちばん厚いのはどこですか?

左心室です。
全身のすみずみまで血液を押し出すために、いちばん強い力が必要だからです。
右心室は近くの肺へ送るだけなので、左心室ほど厚くありません。

このプリントは学校や塾で配ってもいいですか?

はい、印刷して配布していただけます。
枚数や人数の制限はなく、事前の連絡も不要です。
Google Classroom やロイロノートで、このページのURLを共有していただくのも歓迎です。
紹介していただく場合は、このページへのリンクを添えていただけると助かります。

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