十何のたし算・ひき算(12+3, 18−5)|一の位だけ計算【小1】

小1の「十何+1けた・十何−1けた」を図でやさしく。12+3や18−5のように、くり上がり・くり下がりが出ない計算は「一の位だけ計算して、十の位の1はそのまま」と考えればできます。ブロックの図と練習問題でわかります。

このページのゴール

十何と1けたのたし算・ひき算を「一の位だけ計算して、十の位はそのまま」と考えてできるようになる。

12+312 + 3」や「18518 - 5」。数が 1010 をこえると、むずかしそうに見えますよね。でも、だいじょうぶ。十何の計算は「一の位だけ 計算して、1010 のまとまりはそのまま」と考えれば、11 けたのたしひきと おなじです。

十何のたし算・ひき算のやり方

「十何」は「10と いくつ」でできています。1212 なら「101022」。計算は、こうします。

やり方

  1. 十何を「1010 と いくつ」に分ける(一の位を見つける)。
  2. 一の位だけ たし算・ひき算する。
  3. 十の位の 111010のまとまり)はそのまま。一の位とくっつけて答える。

ここでは、1010 をこえたり ばらが たりなくなったりしない(くり上がり・くり下がりが出ない)計算をあつかいます。12+312 + 3 で やってみましょう。

どうして十の位はそのままなの?

12+312 + 3 を、ブロックで見てみます。1212 は「1010 のまとまり 11 本」と「ばら 22 こ」。そこに「ばら 33 こ」を たします。

10のまとまり1本(10)ばら 2ばら 3ばら 2+3=5→ 答え 15

ふえるのは「ばら」だけです。1010 のまとまり 11 本は、何も かわりません。だから ばらの 2+3=52 + 3 = 5 を計算して、1010 のまとまり 11(=十の位の 11)はそのまま。くっつけて 1515 になります。

コツ

合いことば:「ばらどうしを計算、1010 のまとまりはそのまま」15+415 + 4 なら、ばらの 5+4=95 + 4 = 91919。十の位の 11 は さわりません。

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セナ

12+312 + 3 で、十の位の 11 にも 33 を たさなくていいの?

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ホクト先生

たさなくて いいよ。たすのは「ばら(一の位)」だけ。33 は ばらの数だから、ばらの 22 と たすんだ。1010 のまとまりは べつのへやに あると思ってね。へやが ちがうから、まざらないよ。

理解チェック①

十何のひき算(18−5)

ひき算も おなじ考え方です。18518 - 5 は、1818 を「101088」に分けて、ばらの 88 から 55 をひくだけ。1010 のまとまりは そのままです。

10のまとまり1本(10)ばら 8(5こを へらす)ばら 8−5=3→ 答え 13

へるのは「ばら」だけ。85=38 - 5 = 3 です。1010 のまとまり 11 本は のこったまま。だから答えは 131316416 - 4 なら、ばらの 64=26 - 4 = 21212 です。

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セナ

ひき算でも、十の位の 11 は ひかなくていいんだね。

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ホクト先生

そのとおり!ひくのは「ばら(一の位)」どうし。1010 のまとまりは、たし算のときと おなじで そのままだよ。「ばらどうしを計算、1010 のまとまりはそのまま」は、たし算でも ひき算でも 使える合いことばなんだ。

理解チェック②

よくある間違い

よくある間違い

まちがい

12+312 + 3 で、十の位の 11 にも 33 を たす → 445545

正しい

たすのは ばら(一の位)だけ。2+3=52 + 3 = 5、十の位は そのまま 1115

たし算でもひき算でも、計算するのは「一の位どうし」。十の位の 111010 のまとまり)には、何も しません。

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:十何+1けた・十何−1けた)

計算しましょう。

  1. 13+413 + 4
  2. 17317 - 3
答えと解説を見る
  1. ばらの 3+4=73 + 4 = 7。十の位の 11 はそのまま → 17
  2. ばらの 73=47 - 3 = 4。十の位の 11 はそのまま → 14

どちらも「一の位だけ計算、1010 のまとまりはそのまま」です。

✏️ やってみよう②(標準:いろいろな十何)

計算しましょう。

  1. 11+811 + 8
  2. 19619 - 6
  3. 14+514 + 5
答えと解説を見る
  1. ばらの 1+8=91 + 8 = 919
  2. ばらの 96=39 - 6 = 313
  3. ばらの 4+5=94 + 5 = 919

ばらの計算が 1010 をこえないので、くり上がりは出ません。

✏️ やってみよう③(応用・文章題)

考えて解きましょう。

  1. あめが 1515 こ あります。33 こ もらうと、ぜんぶで 何こ?
  2. シールが 1818 まい あります。55 まい つかうと、のこりは 何まい?
答えと解説を見る
  1. ふえるので たし算。式 15+315 + 3。ばらの 5+3=85 + 3 = 818こ
  2. へるので ひき算。式 18518 - 5。ばらの 85=38 - 5 = 313まい

文章でも、たし算かひき算かを見分けて、一の位だけ計算すればOKです。

おうちの方へ

ここは「1010 をこえた数も、一の位だけ見れば 11 けたの計算と同じ」と気づける大事なステップです。お子さんが「12+3=4512 + 3 = 45」のように十の位にも たしてしまうときは、1010 のまとまり(おはじき 1010 こを束ねたもの)と ばらを実際に分けて見せ、「ふえる・へるのは ばらだけ」と確認させてください。指やブロックで「ばらどうし」を動かすと、十の位の 11 がそのまま残ることが体で分かります。数の土台があやしいときは、20までの数(10といくつ)に戻ると安心です。ここがしっかりすると、次のくり上がり・くり下がりがぐっと楽になります。

十何の計算は、こわくありません。「一の位だけ計算、1010 のまとまりはそのまま」。この合いことばを覚えれば、12+312 + 318518 - 5 も、11 けたのたしひきと おなじように すらすら できます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 「十何」は 10と いくつ。たし算・ひき算は 一の位だけ 計算する。
  • 十の位の 1(10のまとまり)はそのまま のこす。
  • 12+312 + 3 は、ばらの 2+3=52 + 3 = 515
  • 18518 - 5 は、ばらの 85=38 - 5 = 313

よくある質問

12+3のような十何のたし算・ひき算は、どうやって計算しますか?

一の位(ばら)だけ計算して、十の位の1(10のまとまり)はそのままにします。12+3なら、12を「10と2」に分けて、ばらの2+3=5。10とくっつけて答えは15です。ひき算も同じで、18−5ならばらの8−5=3で13になります。

なぜ十の位の1は、そのままでいいの?

12+3でふえるのは「ばら」だけだからです。ブロックで見ると、12は「10のまとまり1本」と「ばら2こ」で、そこにばら3こをたしても、10のまとまり1本は何も変わりません。だからばらの2+3=5だけ計算して、10のまとまりとくっつけて15になります。

子どもが12+3を45と答えてしまいます。なぜですか?

十の位の1にも3をたしてしまう(1+3=4、2+3=5で45)のが原因で、この単元でいちばん多いまちがいです。たすのはばら(一の位)だけで、十の位には何もしません。10のまとまりとばらを実際に分けて見せ、「ふえる・へるのはばらだけ」と確認させると直りやすいです。

このページの計算と、くり上がり・くり下がりの計算はどうちがうの?

このページであつかうのは、ばらの計算が10をこえたり、ばらがたりなくなったりしない計算です。たとえば11+8はばらの1+8=9で10をこえないので、くり上がりは出ません。9+4のように10をこえる計算は、次に習う「くり上がりのたし算」であつかいます。

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