小1「20までの数」をやさしく攻略
10より 大きい数は、「10と いくつ」で 考えると かんたん。11〜20の しくみと 読み書き、大小くらべを、図で つかみましょう。くり上がり・くり下がりの 大事な じゅんびです。
◎この単元のゴール
20までの数を「10といくつ」でとらえ、読み書き・大小くらべと、10といくつのたしひきができるようになる。
学ぶ順番(このとおり進めばOK)
この単元でつまずくところ
手が止まりやすい箇所と、その原因です。
✕聞いた「じゅうさん」を、103と書いてしまう
十と三を、聞こえたまま並べているためです。左の1は1こではなく、10のまとまりが1本あることを表しますが、そこが伝わっていません。10本たばねたストローとばらを机に置き、たばの数、ばらの数、の順に書く手順を一緒にやり直してください。
✕20から逆に数えると、途中で止まってしまう
前から唱える形だけで覚えていると、逆の順は別の作業になります。とくに20から19へ、11から10へ移るところで止まりやすいです。数の線を指で右から左へたどらせ、1目盛りごとに1小さくなることを確かめると、あとのくり下がりでも使えます。
教えるときのポイント
- 10のまとまりは必ずたばねた状態で見せ、ばらと混ぜて置かないようにすると、書くときの左右の順が手元の並びとそのまま重なります。
- 読み書きが安定してから十何の計算へ進めると、12+3で十の位まで動かしてしまう間違いが起きにくくなります。
- 数の線は10から20の部分だけを大きく描いて使うと、11から19の間隔が読み取りやすく、大小の判断を指の位置でできます。
家家庭・指導の場での確認
おかしやミニトマトなど数えられる物を出すとき、10個をまとめて皿に置き、残りを横に並べてから「10と何個」と聞いてください。毎回同じ置き方にすると、13という数を10と3に分けて考えやすくなります。
よくある質問
20までの数と100までの数は、続けて教えてよいですか。
20までの見方が固まってからのほうが進みます。100までは10のまとまりが何本あるかを扱うので、まず1本とばらの形でたばの意味をつかんでおく必要があります。20までで、たばとばらを言い分けられるなら、そのまま2本、3本へ広げて構いません。
十何の計算は、くり上がりより先に扱うのですか。
教科書もこの順で、20までの数の中で12+3のような計算を扱います。12+3は一の位だけで答えが出て、10のまとまりをくずしません。ばらだけが動く形に慣れてから9+4に進むと、まとまりを新しく作る場面との違いがはっきりします。
数字は書けるのに、大小を聞くと迷うのはなぜですか。
数字を形として覚えていて、量と結びついていない場合があります。14と17なら、どちらも10のまとまりは1本で、違うのはばらの4と7だけです。ばらの数を実際に並べて見せると、どちらが多いかが目で決まり、数の線の位置とも重なります。
つまずいたら、ここに戻ろう
- 10までの数・いくつといくつ — 小1「10までの数」
- このあと:小1「100までの数」(十のまとまりへ)