ひき算の筆算のやり方(くり下がり)

小2算数のひき算の筆算を図でやさしく解説。位をたてにそろえて一の位から計算する順番と、一の位がひけないとき十の位から10をかりてくる「くり下がり」のやり方を、筆算の図とともに手順で整理し、たし算でのたしかめ方まで身につきます。位をそろえて筆算を書き、一の位から順に、くり下がりも正しく計算できるようになる。

先に答え

ひき算の筆算のやり方は、

  1. 位をたてにそろえて書く
  2. 一の位から計算する
  3. ひけないときは十の位から10をかりて、十の位を1へらす

の3ステップです。52−2752-27 なら一の位は 12−7=512-7=5、十の位はかしたぶん1へって 4−2=24-2=2 で答えは 25 です。10をかりたあと、十の位を1へらし忘れるのが、いちばん多いまちがいです。

◎このページのゴール

位をそろえて筆算を書き、一の位から順に、くり下がりも正しく計算できるようになる。

「52 − 27」。一の位は「2 − 7」でひけない…そんなときに使うのが「くり下がり」です。たし算の筆算と同じく「位をそろえて、一の位から」。かりてくる仕組みを図でつかめば、こわくありません。

まず、位をたてにそろえて書く

たし算の筆算と同じで、位をたてにそろえて書きます。一の位は一の位、十の位は十の位の下に。上に大きい数(ひかれる数)、下にひく数を書きます。

十のくらい一のくらい52−27

✓理解チェック1

63 − 18 を筆算で書くとき、正しい書き方は?
答えと解説を見る

答え:上に63、下に18を、位をそろえて書く

筆算では、引かれる数(63)を上に、引く数(18)を下に、位をたてにそろえて書きます。

計算は「一の位」から

ひき算の筆算も、一の位(右はし)から計算します。

くり下がりのない例 48−2348 - 23 なら、一の位 8−3=58 - 3 = 5、十の位 4−2=24 - 2 = 2 で、答えは 25。位ごとにひくだけです。

✓理解チェック2

68 − 24 を筆算で計算すると?
答えと解説を見る

答え:44

一の位 8−4=4、十の位 6−2=4。くり下がりはなく、答えは44です。

くり下がりのやり方

一の位が ひけないとき(上の数が下の数より小さいとき)は、十の位から10をかりてきます。これが「くり下がり」です。

52−2752 - 27 で見てみましょう。一の位は 2−72 - 7 でひけません。

41252−272510かりる

→やり方

52 − 27 の手順

  1. 一の位 … 2−72 - 7 はひけない。十の位から 10をかりてくる。一の位は 1212 に。
  2. かりたので、十の位の 55 は 1へって 4 になる。
  3. 一の位 … 12−7=512 - 7 = 5。
  4. 十の位 … 4−2=24 - 2 = 2。
  5. 答えは 25。
セナちゃんのアイコン
セナ

10をかりたあと、十の位を1へらすのを忘れちゃう…

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

それがいちばん多いミス!かりてきたら、十の位の数をななめ線で消して、上に小さく1へらした数を書くといいよ(5なら4と書く)。書いておけば「へらすんだった」と忘れない。慣れるまでは必ずメモしよう。

✓理解チェック3

一の位が「3 − 8」でひけない。十の位から10かりると、一の位の計算はどうなる?
答えと解説を見る

答え:13 − 8 = 5

10をかりて 3 が 13 になります。13−8=5。十の位は1へらすのを忘れずに。

✓理解チェック4

一の位が「4 − 9」でひけない。十の位から10かりると、一の位の計算はどうなる?
答えと解説を見る

答え:14 − 9 = 5

10をかりて 4 が 14 になります。14−9=5。十の位は1へらすのを忘れずに。

答えのたしかめ

ひき算は、たし算でたしかめられます。「答え + ひいた数」が、もとの数(ひかれる数)になればOKです。

✓コツ

52−27=2552 - 27 = 25 → たしかめ:25+27=5225 + 27 = 52 ◎

もとの数にもどれば、正しく計算できています。

くり下がりのあるひき算はミスしやすいので、このたしかめ算をする習慣をつけると安心です。

✓理解チェック5

83 − 46 の答えは?
答えと解説を見る

答え:37

一の位 3−6 はひけないので10かりて 13−6=7。十の位は1へって 7−4=3。答えは37。たしかめ 37+46=83 ◎

✓理解チェック6

90 − 63 の答えは?
答えと解説を見る

答え:27

一の位 0−3 はひけないので10かりて 10−3=7。十の位は1へって 8−6=2。答えは27。たしかめ 27+63=90 ◎

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:くり下がりなし)

筆算で計算しましょう。

  1. 57−2457 - 24
  2. 69−3569 - 35
答えと解説を見る
  1. 一の位 7−4=3、十の位 5−2=3 → 33
  2. 一の位 9−5=4、十の位 6−3=3 → 34

くり下がりがないので、そのまま位ごとにひきます。

やってみよう②(標準:くり下がりあり)

筆算で計算しましょう。

  1. 64−2864 - 28
  2. 71−3571 - 35
答えと解説を見る
  1. 一の位 4−8 ひけない→10かりて 14−8=6、十の位 5−2=3 → 36(たしかめ 36+28=64 ◎)
  2. 一の位 1−5 ひけない→10かりて 11−5=6、十の位 6−3=3 → 36(たしかめ 36+35=71 ◎)

やってみよう③(応用:文章題・たしかめ)

考えて解きましょう。

  1. 90−5390 - 53 を筆算で(たしかめ算も書く)。
  2. シールを75まい持っていて、38まい使いました。残りは何まい?
答えと解説を見る
  1. 一の位 0−3 ひけない→10かりて 10−3=7、十の位 9−1=8 で 8−5=3 → 37。たしかめ 37+53=9037 + 53 = 90 ◎
  2. 式 75−3875 - 38。一の位 5−8→15−8=7、十の位 7−1=6 で 6−3=3 → 37まい

家おうちの方へ

ひき算の筆算の要は「①位をそろえる ②一の位から ③ひけなければ上の位から10をかりる」。最大のつまずきはかりたあとに十の位を1へらし忘れることです。十の位をななめ線で消して上に小さく書く習慣で防げます。「0からのくり下がり(90−53 など)」は、十の位も0のとき百の位までさかのぼる必要があり、特に注意。仕上げに「答え+ひいた数=もとの数」のたしかめ算を習慣化すると、正確さが一気に上がります。これで小2の筆算(たし算・ひき算)がそろいました。

これで「ひき算の筆算」も完成です。位をそろえて一の位から、ひけなければ10をかりて十の位を1へらす——この流れを守れば、くり下がりも正確にできます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 筆算は位をたてにそろえて書き、一の位から計算する。
  • 一の位がひけないときは、十の位から10をかりてくる(くり下がり)。
  • かりてきたら、十の位の数は1へるのを忘れない。
  • 答えのたしかめは、たし算(答え+ひいた数=もとの数)でできる。

よくある質問

ひき算の筆算は、どうやって計算するの?

位をたてにそろえて書き、一の位(右はし)から順に計算します。一の位がひけないときは、十の位から10をかりてきて(くり下がり)、十の位の数を1へらします。52−27なら、一の位は12−7=5、十の位は4−2=2で、答えは25です。

くり下がりで、どうして十の位の数を1へらすの?

十の位から「10のまとまり」を1つ、一の位にかしたからです。52−27なら、十の位の5から1つかして一の位の2が12になり、かしたぶん十の位は4にへります。「かりたら1へる」とセットで覚えると忘れにくいです。

くり下がりの筆算で、いちばん多いまちがいは?

10をかりたあと、十の位を1へらし忘れることです。かりてきたら、十の位の数をななめ線で消して、上に小さく1へらした数を書いておくと防げます(5なら4と書く)。慣れるまでは必ずメモしましょう。

ひき算の筆算の答えは、どうやってたしかめるの?

「答え+ひいた数=もとの数」のたし算でたしかめます。52−27=25なら、25+27=52にもどれば正かいです。くり下がりのある計算はミスしやすいので、たしかめ算の習慣をつけると安心です。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. たし算の筆算(くり上がり)に戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 印刷して、手を動かす
    読んでわかっても、手が動くとは限りません。無料のプリントを刷って、量をこなしてください。
  3. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
#ひき算#筆算#くり下がり#小2算数