小2「ひき算の筆算」をやさしく攻略

2けたのひき算も、筆算なら正確にできます。コツは「位をそろえて、一の位から」。一の位がひけないときの「くり下がり」を図でつかめば、もう迷いません。

この単元のゴール

位をそろえて筆算を書き、一の位から順に計算し、くり下がりのあるひき算も正しくできるようになる。

学ぶ順番(このとおり進めばOK)

つまずき診断:どこで止まっていますか

ひき算の筆算のつまずきは、ほぼすべてくり下がりの1点に集まります。当てはまるものから読んでください。

  • 一の位がひけないところで止まってしまう → 十の位から10をかりてきます。ひき算の筆算のやり方で、図で確かめましょう。
  • かりてきたのに、十の位を1へらすのを忘れる → いちばん多いミスです。かりたらすぐ十の位に斜線を引いて書きかえる習慣をつけると防げます。
  • 上の位が0で、かりるものがない → 100−47のような形です。となりが0なら、そのさらに上からかりてきます。0からのくり下がりへ。
  • 上下をひっくり返してひいてしまう → 一の位が 3−8 のとき、勝手に 8−3 にして5と書いてしまうミス。ここはくり下がりの合図です。
  • 位がずれて答えが大きく狂う → 数字の大きさをそろえて、たての線をまっすぐに書くだけで正答率が上がります。

筆算は、この先ずっと使う道具

くり下がりのしくみが分かれば、けた数が増えても、小数になっても、やることは同じです。

よくある質問

くり下がりの「1」は、どこに書けばいいの?

書き方は学校によって少しちがいますが、よく使われるのは十の位の数に斜線を引いて、その上に1つ小さい数を書く方法です。たとえば十の位が5なら、斜線を引いて上に4と書きます。大事なのは形ではなく、「かりたら必ず上の位を1へらす」を目に見える形で残すことです。書かずに暗算しようとすると、へらし忘れが起きます。

100−47 のように、となりが0のときはどうする?

一の位は 0−7 でひけません。十の位も0なのでかりられないため、百の位からかりてきます。百の位の1を10(十が10個)とみて、そこから十の位に1つ渡し、さらに一の位へ渡す、という2段階の動きになります。10円玉がなくて100円玉をくずすイメージそのものです。くわしい手順は「0からのくり下がり」のページで図で確認できます。

答えが合っているか、自分で確かめる方法はある?

あります。答えとひいた数をたして、もとの数にもどるかを見てください。62−28=34 なら、34+28=62 でもとにもどるので正解です。この確かめ方は「ひき算はたし算の逆」という性質を使っていて、丸つけのときにも役立ちます。

おうちの方へ

くり下がりでつまずいているとき、多くの場合やり方は分かっているのに十の位のへらし忘れだけが原因です。答えがちょうど10大きくなっていたら、まずそこを疑ってください。

「10をかりてくる」がぴんとこない場合は、10円玉と1円玉を用意して実際にくずしてみるのがいちばん早い方法です。硬貨で1回やると、筆算の意味がつながります。

つまずいたら、ここに戻ろう