0からのくり下がりのひき算(100−47など)|くり下がり2回【小2】

小2のむずかしい「0からのくり下がり」を図でやさしく解説。100−47のように一の位も十の位も0で借りられないとき、百の位から順にかりてとちゅうの0が9に変わる仕組みを、矢印つきの筆算の図で示し、403−5のような飛び地の0も練習できるようになります。

先に答え

0からのくり下がりのひき算は、十の位も0でかりられないとき、百の位から順にかりてきて「とちゅうの0は9、はしの0は10」にします。100−47100-47 なら一の位は 10−7=310-7=3、十の位は 9−4=59-4=5 で答えは 53 です。とちゅうの0を10のままにして計算するのが、いちばん多いまちがいです。

◎このページのゴール

十の位や一の位が0でも、上の位から順にかりてくる「くり下がり2回」のひき算の筆算が、正しくできるようになる。

「100−47100 - 47」。一の位は 0−70 - 7 でひけない…でも、すぐ上の十の位も 00 で、かりられない!ここが小2のひき算でいちばんつまずくところです。だいじょうぶ、「もっと上の位からじゅんばんにかりてくる」だけ。図を見れば、すっきりわかります。

0からのくり下がりのやり方

一の位がひけなくて、すぐ上の位も 00 のときは、こうします。

→やり方

  1. ひけない一の位の、上の位を見る。そこも 00 なら、もっと上の位まで 11 かりに行く。
  2. かりられた 00 は 99 になる(とちゅうの位)。
  3. 一の位は 1010 になる。そこからひき算する。

これは「くり下がりが2回つづく」ひき算です。100−47100 - 47 で、じっさいにやってみましょう。

✓理解チェック1

100 − 47 のように、一の位がひけなくて、すぐ上の十の位も 0 のとき、どこからかりてくる?
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答え:百の位からかりる

十の位が 0 だとかりられないので、もっと上の百の位から順にかりてきます。とちゅうの 0 は 9 に、はしの 0 は 10 になります。

✓理解チェック2

つぎのうち、0からのくり下がり(となりの十の位も0)になるのはどれ?
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答え:100 − 58

100は十の位も0なので、一の位がひけないとき、百の位からかりる「0からのくり下がり」になります。ほかは十の位が0でないので、ふつうのくり下がり(1回)です。

どうして0が9に変わるの?

100−47100 - 47 を見ます。一の位は 0−70 - 7 でひけない。十の位を見ると…そこも 00。かりられません。そこで、百の位の 11 からかりてきます。

百十一0910100−4753百から10を十へ→十から10を一へ

ながれはこうです。百の位の 11(=1010のかたまり)を、となりの十の位へ 11 わたす。すると十の位は 1010。でもその 1010 から、こんどは一の位へ 11 わたすので、十の位は 99 になります。一の位は 1010。だから、とちゅうの 00 は 99、はしの 00 は 1010 になるのです。

✓コツ

おぼえ方:「とちゅうの0は9、はしの0は10」。あとは、ふつうにひくだけ。10−7=310 - 7 = 3、9−4=59 - 4 = 5、百の位は 00。答えは 53。

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セナ

なんで十の位だけ 99 なの?一の位みたいに 1010 じゃないの?

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ホクト先生

いいしつもん!十の位はいったん 1010 になるんだけど、その 1010 から一の位へ 11 をかしてあげるよね。10−1=910 - 1 = 9 だから 99 なんだ。一の位はもらうだけなので 1010 のまま。「もらって、また下にかす」のが、とちゅうの位だよ。

✓理解チェック3

十の位はいったん10になるのに、とちゅうの0が9になるのはなぜ?
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答え:10から一の位へ1をかしたから

十の位はいったん10になりますが、その10から一の位へ1をかすので、10−1=9になります。「もらって、また下にかす」のがとちゅうの位のはたらきです。

✓理解チェック4

100 − 47 を筆算でとくと?
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答え:53

一の位 10−7=3、十の位 9−4=5、百の位 0。答えは53。たしかめ 53+47=100 ◎

飛び地で0をまたぐ(403−5など)

403−5403 - 5 のように、一の位はひけないのに、すぐ上の十の位が 00 のときも同じ考え方です。十の位が 00 なので、その上の百の位 44 からかりてきます。

百十一3913403−5398

百の位 44 から 11 かりて、十の位はいったん 1010、そこから一の位へ 11 かして 99。一の位は 1313。あとは 13−5=813 - 5 = 8、十の位は 99、百の位は 33。答えは 398 です。ひかれない百の位の 44 も、11 かしたので 33 になります。

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セナ

十の位や百の位に「ひく数」が書いてないと、計算をわすれちゃう…

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ホクト先生

ひく数がないところは、00 をひくとおなじだよ。だから、上から下ろした数をそのまま書けばOK。403−5403 - 5 なら、十の位は 9−0=99 - 0 = 9、百の位は 3−0=33 - 0 = 3 だね。

✓理解チェック5

305 − 168 の答えは?
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答え:137

一の位 5−8 ひけない→十の位は0なので百からかりて、十は9・一は15。15−8=7、9−6=3、百は2で 2−1=1。答えは137。たしかめ 137+168=305 ◎

✓理解チェック6

600 − 8 の答えは?
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答え:592

一の位 0−8→十の位も0なので百からかりて、十は9・一は10。10−8=2、十は9、百は6−1=5。答えは592。たしかめ 592+8=600 ◎

よくある間違い

✕よくある間違い

まちがい

100−47100 - 47 で、とちゅうの十の位を 1010 のままにする → 10−4=610-4=6 で 63

正しい

とちゅうの十の位は、下にも 11 かすので 99 → 9−4=59-4=5 で 53

「とちゅうの 00 は 99」。1010 ではなく 99 です。一の位へ 11 かしたぶん、11 へります。

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:一の位だけ0)

筆算で計算しましょう。

  1. 80−4780 - 47
  2. 60−2860 - 28
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  1. 一の位 0−70-7 ひけない→十の位 88 から10かりて 10−7=310-7=3、十の位は 8−1=78-1=7 で 7−4=37-4=3 → 33
  2. 一の位 0−80-8 →十の位 66 から10かりて 10−8=210-8=2、十の位は 6−1=56-1=5 で 5−2=35-2=3 → 32

くり下がりは1回。十の位が 00 ではないので、すぐ上からかりられます。

やってみよう②(標準:くり下がり2回)

筆算で計算しましょう。

  1. 100−63100 - 63
  2. 500−263500 - 263
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  1. 一の位 0−30-3 →十も 00 なので百からかりて、十は 99・一は 1010。10−3=710-3=7、9−6=39-6=3、百は 00 → 37(たしかめ 37+63=10037+63=100 ◎)
  2. 一の位 0−30-3 →十も 00 なので百からかりて、十は 99・一は 1010。10−3=710-3=7、9−6=39-6=3、百は 5−1=45-1=4 で 4−2=24-2=2 → 237(たしかめ 237+263=500237+263=500 ◎)

やってみよう③(応用・文章題)

考えて解きましょう。

  1. 403−5403 - 5 を筆算で(たしかめ算も書く)。
  2. 色紙が 200200 まいありました。7474 まい使うと、残りは何まい?
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  1. 一の位 3−53-5 →十が 00 なので百からかりて、十は 99・一は 1313。13−5=813-5=8、十は 99、百は 4−1=34-1=3 → 398。たしかめ 398+5=403398+5=403 ◎
  2. 式 200−74200 - 74。一の位 0−40-4 →十も 00 なので百からかりて、十は 99・一は 1010。10−4=610-4=6、9−7=29-7=2、百は 11 → 126まい(たしかめ 126+74=200126+74=200 ◎)

家おうちの方へ

ここは小2のひき算で最大の難所です。つまずきの正体は、ふつうのくり下がりではなく、**かりたい位(十の位)が 00 で、さらにその上までさかのぼる「2回連続のくり下がり」**だという点。とくに「とちゅうの 00 が 1010 ではなく 99 になる」ところが分かりにくいので、お子さんには「1010 もらって、下に 11 かしたから 99」と声に出して説明させると定着します。筆算では、00 を線で消して上に小さく 99(一の位は 1010)と書く手順を必ずやらせてください。基本のくり下がりがあやしいときは、ひき算の筆算(くり下がり)に戻ると安心です。仕上げは「答え+ひいた数=もとの数」のたしかめ算で。

これで「00 からのくり下がり」もこわくありません。とちゅうの 00 は 99、はしの 00 は 1010。この合いことばを覚えて、上の位から順にかりてくれば、くり下がりが2回つづいても正しく計算できます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 一の位がひけなくて、すぐ上の十の位も0のときは、そのまた上(百の位)からかりてくる。
  • とちゅうの0は、かりられて9になる(10になってから1かしたので9)。
  • 100−47100 - 47 は、百→十→一の順にかりて、53。
  • 答えのたしかめは、たし算(答え+ひいた数=もとの数)でできる。

よくある質問

100−47のような0からのくり下がりは、どうやって計算するの?

十の位も0でかりられないときは、もっと上の百の位から順にかりてきます。とちゅうの0は9に、はしの一の位の0は10になるので、10−7=3、9−4=5で答えは53です。合いことばは「とちゅうの0は9、はしの0は10」です。

どうして、とちゅうの0は10ではなく9になるの?

十の位はいったん10になりますが、その10から一の位へ1をかすからです。10−1=9なので9になります。一の位はもらうだけなので10のまま。「もらって、また下にかす」のが、とちゅうの位の役目です。ここを10のままにして計算するのが、いちばん多いまちがいです。

403−5のように、十の位だけが0のときはどうするの?

考え方は同じで、十の位が0なので百の位からかりてきます。百の位の4は3に、十の位はいったん10になってから一の位へ1かして9に、一の位は13になります。13−5=8で、答えは398です。

0からのくり下がりの答えは、どうやってたしかめるの?

「答え+ひいた数=もとの数」のたし算でたしかめます。100−47=53なら、53+47=100にもどれば正かいです。くり下がりが2回つづく計算はミスしやすいので、たしかめ算を習慣にすると安心です。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. ひき算の筆算(くり下がり)に戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 印刷して、手を動かす
    読んでわかっても、手が動くとは限りません。無料のプリントを刷って、量をこなしてください。
  3. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
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