たし算の筆算のやり方(くり上がり)
小2「たし算の筆算」を図でやさしく解説。位をそろえて書くこと、一の位から計算する順番、くり上がり(10のまとまりを上の位へ送る)のやり方、3けたへの広げ方まで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
位をそろえて筆算を書き、一の位から順に、くり上がりも正しく計算できるようになる。
「38 + 25」を頭の中だけでやると、まちがえやすい。でも筆算なら、位をそろえて順に計算するだけで、だれでも正確にできます。コツは「位をそろえて、一の位から」。くり上がりも図でつかめば安心です。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
まず、位をたてにそろえて書く
筆算でいちばん大事なのは、位をたてにそろえること。一の位は一の位、十の位は十の位の下に、きちんとそろえて書きます。
ずれて書くと、ちがう位どうしをたしてしまい、まちがいのもとになります。マスや方眼を使うと、そろえやすくなります。
計算は「一の位」から
筆算は、右はし(一の位)から計算します。十の位からではありません。
→やり方
- 一の位どうしをたす。
- 十の位どうしをたす。
- (くり上がりがあれば、上の位にたす — 次の節)
くり上がりのない例 なら、一の位 、十の位 で、答えは 57。右から左へ、順に進めるだけです。
✓理解チェック①
くり上がりのやり方
一の位どうしのたし算が 10以上 になったら、「10のまとまり」を十の位へ送ります。これが「くり上がり」です。
で見てみましょう。
→やり方
38 + 25 の手順
- 一の位 … 。一の位に 3 を書き、1 を十の位へくり上げる。
- 十の位 … くり上げた 。十の位に 6 を書く。
- 答えは 63。
くり上げた「1」を、よく書きわすれちゃう…
そう、それがいちばん多いミス。だから、くり上げた1は十の位の上に小さく書いておくのがコツ。書いておけば、十の位を計算するとき「あ、1をたすんだった」と忘れない。慣れるまでは必ずメモしよう。
✓理解チェック②
3けたへ広げる
やり方は2けたと同じ。位をそろえて、一の位から順に、くり上がりがあれば上へ送るだけです。十の位がくり上がれば、百の位へ送ります。
なら、一の位 (2を書き1くり上げ)、十の位 (1を書き1くり上げ)、百の位 で、答えは 112。けたが増えても、同じ手順をくり返すだけです。
✓理解チェック③
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:くり上がりなし)
筆算で計算しましょう。
答えと解説を見る
- 一の位 2+5=7、十の位 4+3=7 → 77
- 一の位 1+6=7、十の位 5+2=7 → 77
くり上がりがないので、そのまま位ごとにたします。
✏️ やってみよう②(標準:くり上がりあり)
筆算で計算しましょう。
答えと解説を見る
- 一の位 6+8=14(4を書き1くり上げ)、十の位 1+3+2=6 → 64
- 一の位 9+7=16(6を書き1くり上げ)、十の位 1+5+1=7 → 76
✏️ やってみよう③(応用:3けた・文章題)
考えて解きましょう。
- を筆算で。
- シールを68まい持っていて、お姉さんから45まいもらいました。ぜんぶで何まい?
答えと解説を見る
- 一の位 4+8=12(2を書き1くり上げ)、十の位 1+7+5=13(3を書き1くり上げ)、百の位 1 → 132
- 式 。一の位 8+5=13、十の位 1+6+4=11 → 113まい
家おうちの方へ
たし算の筆算の要は「①位をたてにそろえる ②一の位から計算する ③10以上はくり上げる」の3点です。最大のつまずきはくり上げた1の書き忘れ。十の位の上に小さく1をメモする習慣をつけると激減します。位がずれて書くミスも多いので、最初はマス目(方眼)ノートが有効です。なぜ右(一の位)から計算するのかは「くり上がりを上へ正しく送るため」と理由づけすると納得します。ここが3年以降のすべての筆算の基礎になります。次はひき算の筆算(くり下がり)です。
これで「たし算の筆算」はバッチリ。位をそろえて一の位から、くり上げた1を忘れない——この3つを守れば、大きな数のたし算も正確にできます。次はひき算の筆算です。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 筆算は位をたてにそろえて書く(一の位は一の位、十の位は十の位)。
- 計算は一の位から順に行う。
- 一の位が10以上になったら、10のまとまりを十の位へくり上げる。
- くり上げた1を、上の位の計算で忘れずにたす。