たし算の筆算のやり方(くり上がり)

小2「たし算の筆算」を図でやさしく解説。位をたてにそろえて書くこと、一の位から順に計算する理由、くり上がり(10のまとまりを上の位へ送る)のやり方、3けたへの広げ方まで、くり上げた1を書き忘れないためのメモのコツとあわせて身につきます。位をそろえて筆算を書き、一の位から順に、くり上がりも正しく計算できるようになる。

先に答え

たし算の筆算のやり方は、

  1. 位をたてにそろえて書く
  2. 一の位から順にたす
  3. 10以上になったら1を十の位へくり上げる

の3ステップです。38+2538+25 なら一の位 8+5=138+5=13 で3を書いて1をくり上げ、十の位 1+3+2=61+3+2=6 で答えは 63。くり上げた1は十の位の上に小さくメモしておくと、たし忘れをふせげます。

このページのゴール

位をそろえて筆算を書き、一の位から順に、くり上がりも正しく計算できるようになる。

「38 + 25」を頭の中だけでやると、まちがえやすい。でも筆算なら、位をそろえて順に計算するだけで、だれでも正確にできます。コツは「位をそろえて、一の位から」。くり上がりも図でつかめば安心です。

まず、位をたてにそろえて書く

筆算でいちばん大事なのは、位をたてにそろえること。一の位は一の位、十の位は十の位の下に、きちんとそろえて書きます。

十のくらい一のくらい3825

ずれて書くと、ちがう位どうしをたしてしまい、まちがいのもとになります。マスや方眼を使うと、そろえやすくなります。

理解チェック1

計算は「一の位」から

筆算は、右はし(一の位)から計算します。十の位からではありません。

やり方

  1. 一の位どうしをたす。
  2. 十の位どうしをたす。
  3. (くり上がりがあれば、上の位にたす — 次の節)

くり上がりのない例 32+2532 + 25 なら、一の位 2+5=72 + 5 = 7、十の位 3+2=53 + 2 = 5 で、答えは 57。右から左へ、順に進めるだけです。

理解チェック2

くり上がりのやり方

一の位どうしのたし算が 10以上 になったら、「10のまとまり」を十の位へ送ります。これが「くり上がり」です。

38+2538 + 25 で見てみましょう。

1382563くり上げた1

やり方

38 + 25 の手順

  1. 一の位 … 8+5=138 + 5 = 13。一の位に 3 を書き、1 を十の位へくり上げる
  2. 十の位 … くり上げた 1+3+2=61 + 3 + 2 = 6。十の位に 6 を書く。
  3. 答えは 63
セナちゃんのアイコン
セナ

くり上げた「1」を、よく書きわすれちゃう…

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そう、それがいちばん多いミス。だから、くり上げた1は十の位の上に小さく書いておくのがコツ。書いておけば、十の位を計算するとき「あ、1をたすんだった」と忘れない。慣れるまでは必ずメモしよう。

理解チェック3

理解チェック4

3けたへ広げる

やり方は2けたと同じ。位をそろえて、一の位から順に、くり上がりがあれば上へ送るだけです。十の位がくり上がれば、百の位へ送ります。

65+4765 + 47 なら、一の位 5+7=125+7=12(2を書き1くり上げ)、十の位 1+6+4=111+6+4=11(1を書き1くり上げ)、百の位 11 で、答えは 112。けたが増えても、同じ手順をくり返すだけです。

理解チェック5

理解チェック6

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:くり上がりなし)

筆算で計算しましょう。

  1. 42+3542 + 35
  2. 51+2651 + 26
答えと解説を見る
  1. 一の位 2+5=7、十の位 4+3=7 → 77
  2. 一の位 1+6=7、十の位 5+2=7 → 77

くり上がりがないので、そのまま位ごとにたします。

やってみよう②(標準:くり上がりあり)

筆算で計算しましょう。

  1. 36+2836 + 28
  2. 59+1759 + 17
答えと解説を見る
  1. 一の位 6+8=14(4を書き1くり上げ)、十の位 1+3+2=6 → 64
  2. 一の位 9+7=16(6を書き1くり上げ)、十の位 1+5+1=7 → 76

やってみよう③(応用:3けた・文章題)

考えて解きましょう。

  1. 74+5874 + 58 を筆算で。
  2. シールを68まい持っていて、お姉さんから45まいもらいました。ぜんぶで何まい?
答えと解説を見る
  1. 一の位 4+8=12(2を書き1くり上げ)、十の位 1+7+5=13(3を書き1くり上げ)、百の位 1 → 132
  2. 68+4568 + 45。一の位 8+5=13、十の位 1+6+4=11 → 113まい

おうちの方へ

たし算の筆算の要は「①位をたてにそろえる ②一の位から計算する ③10以上はくり上げる」の3点です。最大のつまずきはくり上げた1の書き忘れ。十の位の上に小さく1をメモする習慣をつけると激減します。位がずれて書くミスも多いので、最初はマス目(方眼)ノートが有効です。なぜ右(一の位)から計算するのかは「くり上がりを上へ正しく送るため」と理由づけすると納得します。ここが3年以降のすべての筆算の基礎になります。次はひき算の筆算(くり下がり)です。

これで「たし算の筆算」はバッチリ。位をそろえて一の位から、くり上げた1を忘れない——この3つを守れば、大きな数のたし算も正確にできます。次はひき算の筆算です。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 筆算は位をたてにそろえて書く(一の位は一の位、十の位は十の位)。
  • 計算は一の位から順に行う。
  • 一の位が10以上になったら、10のまとまりを十の位へくり上げる
  • くり上げた1を、上の位の計算で忘れずにたす。

よくある質問

くり上がりのあるたし算の筆算は、どうやって計算しますか?

位をたてにそろえて書き、一の位から順にたします。一の位のたし算が10以上になったら、一の位に答えを書き、1を十の位へくり上げます。たとえば38+25は、一の位8+5=13で3を書いて1をくり上げ、十の位は1+3+2=6。答えは63です。

たし算の筆算は、なぜ一の位(右はし)から計算するの?

くり上がりを上の位へ正しく送るためです。一の位が10以上になったら、10のまとまり(1)を十の位へくり上げてから十の位を計算します。右から順に進めれば、くり上がりの分を忘れずに次の位へたしていけます。

くり上げた1を書き忘れないコツはありますか?

くり上げた1を、十の位の上に小さくメモしておくのがコツです。書いておけば、十の位を計算するときに「1をたすんだった」と思い出せます。くり上げた1の書き忘れは筆算でいちばん多いミスなので、慣れるまでは必ず書きましょう。

3けたのたし算の筆算も、2けたと同じやり方でいいの?

はい、同じです。位をそろえて一の位から順に計算し、10以上になったら上の位へくり上げるだけです。たとえば65+47は、一の位5+7=12(2を書き1くり上げ)、十の位1+6+4=11(1を書き1くり上げ)、百の位1で、答えは112です。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

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    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 印刷して、手を動かす
    読んでわかっても、手が動くとは限りません。無料のプリントを刷って、量をこなしてください。
  3. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
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