時間の計算(何分後・何分前・何分間)
小2「時こくと時間」を図でやさしく解説。1時間=60分(60進法)、何分後・何分前の時こくの求め方、2つの時こくの間(何分間)の求め方、ちょうどの時をまたぐ計算のコツまで、時の数直線と例題でわかります。
◎このページのゴール
1時間=60分を使い、何分後・何分前の時こくや、2つの時こくの間(時間)を求められるようになる。
「3時40分の30分後は?」——ふつうにたすと 70分になってしまい、こまります。時間の計算は「60で1つ上にくり上がる」のがポイント。時の数直線を使えば、すっきり解けます。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
1時間 = 60分(60で上がる)
時間の計算が、ふつうの数とちがうのはここ。1時間は60分で、60分たまると1時間にくり上がります。100ではなく60で上がるのがポイントです。
?どうして?
1時間 = 60分、1分 = 60秒。
長い針がひとまわり(60分)すると、ちょうど1時間。だから「分」は60で「時」にくり上がります。
たとえば「70分」は、60分(1時間)と10分なので 1時間10分。分が60をこえたら、1時間にくり上げます。
✓理解チェック①
何分後の時こくを求める
「○分後」は、時こくを進めます。分どうしをたして、60をこえたら1時間くり上げます。
例:3時20分の 30分後は? 分を 。時はそのまま3時。→ 3時50分。
何分「前」のときはどうするの?
「前」は反対に、時こくをもどすよ。3時20分の10分前なら、分を で3時10分。もし分がたりなくてひけないときは、1時間(60分)をくずしてから計算するんだ(次の節とおなじ考え方だよ)。
✓理解チェック②
何分間(2つの時こくの間)
「○時○分から○時○分まで、何分間?」は、2つの時こくの間の長さを求めます。同じ時の中なら、分どうしをひくだけです。
例:2時10分から2時45分まで → 同じ2時なので → 35分間。
ちょうどの時をまたぐときは「分ける」
「3時40分から4時10分まで」のように、ちょうどの時(4時)をまたぐときは、その時を区切りにして2つに分けると簡単です。
→やり方
3時40分 → 4時10分 は何分間?
- まず「3時40分から4時00分まで」… 分。
- つぎに「4時00分から4時10分まで」… 分。
- 合わせて → 30分間。
「○分後」でまたぐときも同じ。3時40分の30分後なら、まず4時まで20分進め、残り10分進めて 4時10分 と求められます。
✓理解チェック③
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:くり上げ・くり下げなし)
答えましょう。
- 1時20分の30分後の時こくは?
- 6時45分から6時55分までは何分間?
答えと解説を見る
- 分 20+30=50 → 1時50分
- 同じ6時なので 55−45=10 → 10分間
✏️ やってみよう②(標準:60をまたぐ)
答えましょう。
- 9時50分の20分後の時こくは?
- 2時40分から3時30分までは何分間?
答えと解説を見る
- 9時50分→10時が10分、残り10分進めて 10時10分
- 2時40分→3時が20分、3時→3時30分が30分。合わせて 50分間
✏️ やってみよう③(応用:文章題)
考えて解きましょう。
おやつの時間は午後3時10分に始まり、25分間ありました。
- おやつが終わる時こくは?
- 単位をかえて言うと、80分間は何時間何分?
答えと解説を見る
- 3時10分の25分後。分 10+25=35 → 午後3時35分
- 60分で1時間。80分=60分+20分=1時間20分
家おうちの方へ
時間の計算の核心は「60で1つ上の位(時)にくり上がる」点です。ふつうの数(10で上がる)と混同して、3時40分+30分を「3時70分」としてしまうのが定番のつまずき。これを防ぐ最強の道具が時の数直線で、ちょうどの時(○時00分)を区切りに「○時までの分」と「○時からの分」に分けて足す方法を徹底させてください。「何分後=進める/何分前=もどす/何分間=間を数える」を場面とセットで区別させるのも有効です。生活の中の電車・料理・予定で何度も使わせると定着します。これで小2の「時こくと時間」が完成です。
これで「時こくと時間」はバッチリ。60で上がること、ちょうどの時で区切ること——この2つを使えば、時間の計算でもう迷いません。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 1時間 = 60分。60で1つ上(時)にくり上がる。
- 何分後 → 時こくを進める。何分前 → 時こくをもどす。
- 何分間 → 2つの時こくの「間」を数える。
- ちょうどの時(○時00分)を区切りにして分けると、またぐ計算がかんたん。
よくある質問
何分後の時こくは、どうやって計算するの?
分どうしをたして、60分をこえたら1時間にくり上げます。3時20分の30分後なら、20+30=50で3時50分です。ちょうどの時(○時00分)をまたぐときは、まず次の時までの分を進め、残りの分を進めると簡単です。3時40分の30分後なら、4時まで20分、残り10分で4時10分になります。
どうして時間の計算は、60でくり上がるの?
1時間=60分と決まっているからです。長い針がひとまわり(60分)すると、ちょうど1時間になります。ふつうの数のように10や100ではなく、60分たまると1時間にくり上がるので、3時40分の30分後を「3時70分」とはしません。70分は1時間10分になおします。
3時40分から4時10分までは何分間? どう求めるの?
ちょうどの時(4時00分)を区切りにして2つに分けます。3時40分から4時までが20分、4時から4時10分までが10分で、合わせて20+10=30分間です。ちょうどの時をまたぐときは、この「分けて足す」方法がいちばん確実です。
「何分後」「何分前」「何分間」のちがいは何?
何分後は時こくを進める、何分前は時こくをもどす、何分間は2つの時こくの間の長さを数える計算です。場面とセットで区別して覚えると、問題文を読んだときに迷いません。