時計の読み方と「時こく・時間」のちがい

小2「時こくと時間」を図でやさしく解説。時こく(時の点)と時間(間の長さ)のちがい、時計の読み方(短針=時・長針=分・5とびで読む)、午前・午後・正午・1日24時間まで、時計の図と例題でわかります。

このページのゴール

時こくと時間のちがいを理解し、時計を正しく読めるようになる。

「8時に家を出て、8時20分に学校についた」。この「8時」が時こく、「20分かかった」が時間です。にているけれど別もの。まずこのちがいをはっきりさせ、時計の読み方をマスターしましょう。

時こくと時間のちがい

ここが最初の関門です。2つはまったくちがうものです。

やり方

  • 時こく … 時の流れの中の「ある一点」。例:8時20分、3時。
  • 時間 … 2つの時こくの「間の長さ」。例:20分間、2時間。
8時8時20分時こく時こく時間(20分間)

「今、何時?」と聞かれて答えるのが時こく。「どれくらいかかった?」と聞かれて答えるのが時間です。

理解チェック①

時計の読み方

時計には2本の針があります。読み分けが大事です。

1234567891011128時30分(8時半)

やり方

  • 短い針(みじかいはり) … 何かを表す。数字をそのまま読む。
  • 長い針(ながいはり) … 何かを表す。

上の時計は、短い針が8と9の間(8をすぎたところ)、長い針が6。だから 8時30分(8時半)です。

セナちゃんのアイコン
セナ

短い針が8と9の間にあると、8時か9時かまよっちゃう…

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

短い針は「もう通りすぎた数字」を読むんだ。8をすぎて9に向かっている間は、ぜんぶ「8時◯分」。9にとどいたら9時だよ。だから8と9の間なら8時。長い針で何分かを足してあげよう。

長い針は「5とび」で読む

長い針は、数字の1つ分が「5分」を表します。だから 5、10、15、20… と5とびで数えると速いです。

コツ

長い針が指す数字 × 5 = 分。

  • 1 → 5分 2 → 10分 3 → 15分 6 → 30分 9 → 45分 12 → 0分(ちょうど)

小さい目もり(1つ1分)まであるので、数字と数字の間は1分ずつ。たとえば長い針が「4」と「5」の間の2目もり目なら、4×5+2=224 \times 5 + 2 = 22 分です。

理解チェック②

午前・午後・1日のしくみ

1日は24時間。時計は12までしかないので、午前と午後で1日を2回まわります。

やり方

  • 午前 … 夜中の0時から、昼の12時まで。
  • 正午 … 昼のちょうど12時。
  • 午後 … 昼の12時から、夜中の24時(0時)まで。
  • 1日 = 24時間(時計を2周)。

「午前7時」は朝、「午後7時」は夜。同じ「7時」でも午前か午後かで、まったくちがう時こくになります。

理解チェック③

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:時こくと時間)

時こくか、時間か答えましょう。

  1. 「テストの開始は10時」
  2. 「テストは50分間でおわった」
答えと解説を見る
  1. 時こく(時の一点)
  2. 時間(かかった長さ)

✏️ やってみよう②(標準:時計を読む)

時計を読みましょう。

  1. 短い針が「3」と「4」の間、長い針が「6」。何時何分?
  2. 短い針が「10」ちょうど、長い針が「12」。何時何分?
答えと解説を見る
  1. 短い針は3をすぎているので3時。長い針6は30分。→ 3時30分(3時半)
  2. 10時ちょうど。→ 10時(10時0分)

✏️ やってみよう③(応用:午前・午後と分の読み)

考えましょう。

  1. 長い針が「7」を指しているとき、何分?
  2. 学校が終わるのは「午後3時」。これは時計の短い針がどの数字に来たとき? 朝・昼・夜のいつ?
答えと解説を見る
  1. 7×5=357 \times 5 = 3535分
  2. 短い針が「3」。午後なので昼すぎ(3時)。同じ3時でも午前3時は真夜中すぎです。

おうちの方へ

この単元の最大のつまずきは「時こく(点)と時間(長さ)の混同」です。日常会話でも「時間」を両方の意味で使うため、図(時の数直線)で“点”と“間”を見せて区別させてください。時計の読みでは、短い針は「もう通りすぎた数字」を読む、長い針は「5とび」で読む、の2点が鍵。午前・午後は同じ7時でも朝と夜でちがう、と実生活で確認を。次は、この理解を土台に「何分後・何分間」の計算(60進法・正午をまたぐ)に進みます。

時こくと時間が読めたら、次はいよいよ計算。「何分後」「何分間」を、1時間=60分を使って求めていきましょう。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 時こく=時の流れの中の「ある一点」(何時何分)。
  • 時間=2つの時こくの「間の長さ」(何分間・何時間)。
  • 時計は短い針=何時長い針=何分。長い針は5とびで読む。
  • 午前は0〜12時、午後は12〜24時。正午は昼の12時。1日は24時間。

よくある質問

時計は、どうやって読むの?

短い針が「何時」、長い針が「何分」を表します。長い針は数字1つ分が5分なので、5、10、15…と5とびで読みます。たとえば短い針が8と9の間、長い針が6なら、8時30分(8時半)です。

時こくと時間のちがいは何?

時こくは時の流れの中の「ある一点」(8時20分など)、時間は2つの時こくの「間の長さ」(20分間など)です。「今、何時?」に答えるのが時こく、「どれくらいかかった?」に答えるのが時間と考えると区別しやすいです。

短い針が数字と数字の間にあるとき、どうして通りすぎたほうの数字を読むの?

8をすぎて9に向かっている間は、まだ8時台だからです。この間はぜんぶ「8時◯分」で、短い針が9にとどいた瞬間に9時になります。だから8と9の間なら8時と読み、長い針で何分かをたして読みます。

午前・午後・正午って何?

1日は24時間で、時計の文字ばんは12までしかないので、午前と午後で2回まわります。午前は夜中の0時から昼の12時まで、午後は昼の12時から夜中の24時(0時)まで、正午は昼のちょうど12時のことです。同じ7時でも、午前7時は朝、午後7時は夜になります。

#時こく#時間#時計の読み方#小2算数