九九の覚え方と九九表のきまり
小2「かけ算(九九)」を図でやさしく解説。九九の各段の作り方(×1ふえるごとに1つ分ずつふえる)、覚え方のコツ、九九表にかくれたきまり(順番をかえても同じ・ななめの対称・増え方)まで、図と九九表でわかります。
◎このページのゴール
九九の各段の仕組みを理解して覚え、九九表のきまりを使えるようになる。
九九は、ただ丸暗記するより「仕組み」をつかむとぐっと楽になります。各段の作り方、覚え方のコツ、そして九九表にかくれたきまりを知れば、忘れても自分で思い出せるようになります。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
九九ってなに?
九九は、 から までのかけ算を、唱えて覚えたもの。1の段から9の段まで、ぜんぶで81個あります。これをすらすら言えると、計算がとても速くなります。
✓コツ
「さんし じゅうに(3×4=12)」のように、リズムで唱えると覚えやすい。声に出すのがいちばんの近道です。
段の作り方(1つ分ずつふえる)
それぞれの段には、はっきりしたきまりがあります。
?どうして?
かける数が1ふえると、答えは「1つ分の数」だけふえる。
5の段なら5ずつ、3の段なら3ずつ、ふえていきます。前の答えにたしていけば、その段が作れます。
だから「 を忘れた」ときも、 に5をたして 30 と思い出せます。仕組みがわかれば、丸暗記に頼りすぎなくてすみます。
✓理解チェック①
覚え方のコツ
→やり方
- やさしい段から:1・2・5・10の段はリズムがよく覚えやすい。先に固める。
- 順番をかえる: が苦手でも、 で思い出せる。覚える数は実は半分。
- むずかしいのは重点的に:・・ など、まちがえやすいものだけ何度も。
- 逆からも言う:「9, 18, 27…」と上りだけでなく、下りでも唱えると強くなる。
7の段がどうしても覚えられない…
7の段は多くの子がつまずくところ。でも「順番をかえても答えは同じ」を使えば、 は 、 は で思い出せる。それに、 を忘れても に7をたして56、と仕組みでも出せるよ。にが手な段ほど、コツが効くんだ。
九九表のきまり
九九を表にすると、おもしろいきまりが見えてきます。
| × | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
| 2 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 |
| 3 | 3 | 6 | 9 | 12 | 15 | 18 | 21 | 24 | 27 |
| 4 | 4 | 8 | 12 | 16 | 20 | 24 | 28 | 32 | 36 |
| 5 | 5 | 10 | 15 | 20 | 25 | 30 | 35 | 40 | 45 |
| 6 | 6 | 12 | 18 | 24 | 30 | 36 | 42 | 48 | 54 |
| 7 | 7 | 14 | 21 | 28 | 35 | 42 | 49 | 56 | 63 |
| 8 | 8 | 16 | 24 | 32 | 40 | 48 | 56 | 64 | 72 |
| 9 | 9 | 18 | 27 | 36 | 45 | 54 | 63 | 72 | 81 |
✓コツ
- 左から右へ:その段の数ずつふえる(横に見ると段の正体)。
- ななめ(左上→右下)で対称: と は同じ場所どうし。同じ答えが2か所に出る。
- 同じ答えさがし:12 は ・・・ と、いくつもある。
このきまりを知ると、九九表を「ただの暗記表」ではなく「数のもよう」として楽しめます。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:段のふえ方)
答えましょう。
- 6の段で、6×3=18。6×4 はいくつ?
- 8の段で、8×5=40。8×6 はいくつ?
答えと解説を見る
- 6ずつふえるので → 24
- 8ずつふえるので → 48
✏️ やってみよう②(標準:順番をかえる)
順番をかえて、同じ答えになる式を書きましょう。また、答えも書きましょう。
答えと解説を見る
- (9×2 も18)
- (8×7 も56)
苦手な式は、順番をかえると思い出しやすくなります。
✏️ やってみよう③(応用:同じ答えさがし)
九九表を使って考えましょう。
- 答えが「24」になるかけ算の式を、できるだけたくさん書こう。
- 答えが「16」になるかけ算の式は?
答えと解説を見る
- ・・・(4つ)
- ・・(4×4は1つだけ)
同じ答えが九九表のいろいろな場所に出てきます。
家おうちの方へ
九九は丸暗記の前に「ふえ方の仕組み(その段の数ずつふえる)」を見せると、忘れても自力で復元できます。覚える量は「順番をかえても同じ」で実質半分。つまずきの定番は6・7・8の段なので、そこだけ重点的に、上り・下り両方で唱える練習が効きます。九九表の「ななめの対称」「同じ答えが複数」を一緒に探すと、暗記が”発見”に変わり、数のセンスも育ちます。完璧に言えるまでは毎日少しずつ。ここが3年以降の計算力を左右します。これで小2のかけ算(九九)はひととおり完成です。
これで「かけ算(九九)」はバッチリです。意味をつかみ、仕組みで覚えた九九は、これからの算数のいちばんの味方になります。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 九九は 1の段〜9の段。×が1ふえると、答えは「1つ分の数」だけふえる。
- 5の段は5ずつ、3の段は3ずつふえる。仕組みでつかむと覚えやすい。
- 順番をかえても答えは同じ → 覚える数は半分でよい。
- 九九表はななめの線で対称。同じ答えが2か所に出る。