三角形と四角形(辺・頂点となかま分け)
小2「三角形と四角形」を図でやさしく解説。直線で囲まれた形という意味、辺(へん)と頂点(ちょうてん)、辺の数による三角形・四角形のなかま分け、三角形でない形の見分け方まで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
三角形・四角形を「直線で囲まれた形」として、辺と頂点の数で正しく見分けられるようになる。
「これは三角形?」——形を正しく見分けるには、「直線でかこまれているか」「辺と頂点はいくつか」を見ます。なんとなくではなく、きちんとした見方を身につけましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
三角形・四角形は「直線でかこまれた形」
三角形や四角形は、まっすぐな線(直線)でぐるりとかこまれた形です。線がまっすぐで、すきまなくとじていることが大事です。
辺(へん)と頂点(ちょうてん)
形のまわりやかどには、名前があります。
→やり方
- 辺(へん) … 形のまわりの、まっすぐな線。
- 頂点(ちょうてん) … 辺と辺がぶつかる、かどの点。
辺の数でなかま分け
三角形と四角形は、辺と頂点の数でちがいます。
→やり方
- 三角形 … 辺が 3本、頂点が 3つ。
- 四角形 … 辺が 4本、頂点が 4つ。
「三」角形は辺が3本、「四」角形は辺が4本。名前の数字が、辺の数と同じです。だから辺を数えれば、何角形かすぐわかります。
形がかたむいていても三角形なの?
そうだよ。向きや大きさはかんけいない。「直線3本でかこまれている」なら、どんなにかたむいていても、ほそ長くても、ぜんぶ三角形。数えるのは辺と頂点の数だけだよ。
✓理解チェック①
これは三角形じゃない
つぎのような形は、三角形・四角形ではありません。見分けられるようにしましょう。
✕よくある間違い
- 線がとちゅうで切れている(とじていない)→ かこまれていないので、三角形・四角形ではない。
- まがった線(曲線)がある→ 直線だけではないので、三角形・四角形ではない。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:辺と頂点)
答えましょう。
- 三角形の辺は何本、頂点はいくつ?
- 四角形の辺は何本、頂点はいくつ?
答えと解説を見る
- 辺 3本、頂点 3つ
- 辺 4本、頂点 4つ
✏️ やってみよう②(標準:見分ける)
三角形・四角形・どちらでもない、を答えましょう。
- まっすぐな線4本でとじた形
- 直線とまがった線でできた形
答えと解説を見る
- 四角形(直線4本でかこまれている)
- どちらでもない(まがった線があるので三角形・四角形ではない)
✏️ やってみよう③(応用:考える)
考えましょう。
- 細長くてかたむいた、直線3本でとじた形。これは三角形といえる?
- 1本の直線をひいて、四角形を2つの三角形に分けることはできる?
答えと解説を見る
- いえる。向きや形がちがっても、直線3本でかこまれていれば三角形です。
- できる。四角形の向かい合う頂点を直線で結ぶと、三角形2つに分かれます(この線を対角線といいます)。
家おうちの方へ
この単元は、形を「なんとなく」ではなく「直線でかこまれているか・辺と頂点はいくつか」で定義的にとらえる第一歩です。つまずきは、向きや大きさにまどわされること(かたむいた三角形を三角形と認めない等)と、開いた図形・曲線を含む図形を見落とすこと。実物(積み木・色板・点つなぎ)で辺と頂点を数えさせると定着します。「三=辺3本、四=辺4本」と名前と結びつけるのも有効。次は「直角」という新しい見方で、長方形・正方形・直角三角形を学びます。
辺と頂点で形を見分けられるようになったら、次は「直角」。長方形・正方形・直角三角形という、とくべつな形を学びましょう。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 三角形・四角形は、まっすぐな線(直線)でかこまれた形。
- まわりの直線を辺(へん)、かどの点を頂点(ちょうてん)という。
- 三角形=辺3本・頂点3つ。四角形=辺4本・頂点4つ。
- 線がとちゅうで切れていたり、まがった線があると、三角形・四角形ではない。
よくある質問
三角形・四角形とは何ですか?
三角形・四角形とは、まっすぐな線(直線)でぐるりとかこまれた形のことです。三角形は辺が3本・頂点が3つ、四角形は辺が4本・頂点が4つあります。線がまっすぐで、すきまなくとじていることが大事です。
辺と頂点とは何ですか?
辺は、形のまわりのまっすぐな線のことです。頂点は、辺と辺がぶつかる、かどの点のことです。「三」角形は辺が3本、「四」角形は辺が4本と、名前の数字が辺の数と同じなので、辺を数えれば何角形かすぐわかります。
かたむいていたり細長かったりしても、三角形といえますか?
いえます。向きや大きさは関係ありません。「直線3本でかこまれてとじている」なら、どんなにかたむいていても、ほそ長くても、ぜんぶ三角形です。見た目の印象ではなく、辺と頂点の数で見分けるのがポイントです。
三角形・四角形といえないのは、どんな形ですか?
2つあります。1つは、線がとちゅうで切れて開いている形。かこまれていないので三角形・四角形ではありません。もう1つは、まがった線(曲線)がある形。直線だけでかこまれていないので、これも三角形・四角形とはいえません。
なぜ見た目ではなく、辺と頂点の数で形を見分けるのですか?
向きや大きさがちがうと見た目の印象は大きく変わりますが、辺と頂点の数は変わらないからです。かたむいた三角形も細長い三角形も、直線3本でかこまれていることは同じなので、どれも三角形といえます。辺と頂点の数という、はっきりした決まりで見分ければ、だれが見ても同じ答えになります。
三角形や四角形は、身のまわりのどこで使われていますか?
標識・まど・屋根・橋など、身のまわりのあちこちで使われています。注意の標識は三角形、まど・本・タイルは、きちんと並べやすい四角形が多いです。また、三角形は形がくずれにくいので、屋根の骨組みや橋にも使われています。