小2「三角形と四角形」をやさしく攻略

三角形・四角形を「辺」と「頂点」で正しくとらえ、直角・長方形・正方形・直角三角形まで学びます。形を見分ける目を、図でしっかり育てましょう。

この単元のゴール

三角形・四角形を辺と頂点で見分け、直角を理解して、長方形・正方形・直角三角形の特ちょうを言えるようになる。

学ぶ順番(このとおり進めばOK)

この単元でつまずくところ

手が止まりやすい箇所と、その原因です。

かたむいた形や細長い形を三角形と認めない

まっすぐ上を向いた三角形の絵ばかり見てきたことが原因です。辺と頂点を指でなぞって数えるところに戻し、直線3本で囲まれて閉じていれば、向きや細長さに関係なく三角形だと確かめてください。

直角かどうかを目で見た感じで決めてしまう

直角を「とがっていないかど」という印象で覚えていることが原因です。紙を2回折って作ったかどや三角定規の直角を、形のかどへ実際に当てて重なるか確かめる作業に戻してください。

教えるときのポイント

  • 先に辺と頂点を数える見方を固めてから直角に進むと、長方形を「かどが直角の四角形」と条件で言い直せるので、名前の丸暗記になりにくくなります。
  • 直角は紙を2回折って自分用のかどを作らせてから図に当てると、直角の印の意味と「重なれば直角」が同時に伝わります。
  • 正方形は長方形を教えたあとに出すと、かどの条件は同じで辺の条件が増えただけだと見え、正方形も長方形の仲間だと納得しやすくなります。

家庭・指導の場での確認

折り紙とノートを用意し、かどを重ねて直角かどうかを確かめさせてください。「辺は何本」「頂点はいくつ」と数で聞き、形の名前より先に数を答えられるかを見ると、決まりでとらえられているか分かります。

よくある質問

1年生の「かたちあそび」とは何がちがいますか

1年生は積み木や色板を並べて、形の感じをつかむ活動が中心です。2年生からは辺と頂点の数という決まりで形を分けるので、同じ三角でも見た目の話から条件の話に変わります。ここが最初の切りかえどころです。

長方形を「四角形」と答えたら正解にしてよいですか

四角形の仲間かどうかを聞かれているなら正解です。形の名前を1つに決める問題では、4つのかどが直角だと分かったことを示すために長方形と書かせます。どちらを聞かれているかを、問題文で確かめさせてください。

小3ではどの学習につながりますか

小3の「三角形と角」で、辺の長さによる二等辺三角形・正三角形の分け方と、角の大きさを学びます。辺と頂点を数える見方はそのまま使われます。直角の見方は、小4の垂直・平行と四角形へつながります。

つまずいたら、ここに戻ろう