□にあてはまる数を求める
小3「□を使った式」を図でやさしく解説。□+3=10のような式から、ぎゃくの計算(たし算⇄ひき算、かけ算⇄わり算)で□にあてはまる数を求める方法を、テープ図と例題でわかりやすく説明します。
◎このページのゴール
ぎゃくの計算(反対の計算)を使って、□にあてはまる数を求められるようになる。
の□は、いくつ? 答えをあてずっぽうで探すのではなく、「ぎゃくの計算」を使えば、どんな□でもスッと求まります。前のページで立てた式を、ここで解いていきましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
ぎゃくの計算(反対の計算)を使う
□を求めるカギは「ぎゃくの計算」。たし算とひき算、かけ算とわり算は、おたがいに反対の計算です。「やったことを、もとにもどす」と□が出てきます。
たし算・ひき算の□を求める
→やり方
- □ + ▲ = ● → □ = ● − ▲(たした数をひいてもどす)
- □ − ▲ = ● → □ = ● + ▲(ひいた数をたしてもどす)
例: なら、たした3をひいて 。
テープ図で見ると、なぜひき算になるかが一目でわかります。全体10から、わかっている3をのければ、残りが□だからです。
のときは、4をひくの?たすの?
ぎゃくにするのがコツ。式では4を“ひいて”6になっている。だから□にもどすには、反対に4を“たす”。 だよ。「やったことの反対」をするんだ。
✓理解チェック①
かけ算・わり算の□を求める
→やり方
- □ × ▲ = ● → □ = ● ÷ ▲(かけた数でわってもどす)
- □ ÷ ▲ = ● → □ = ● × ▲(わった数をかけてもどす)
例: なら、かけた4でわって 。 例: なら、わった3をかけて 。
みたいに、□がうしろにあるときはどうするの?
いいところに気づいたね。これは「18を□でわると6」。つまり□は「18の中に6がいくつ入るか」じゃなくて、「18を6つに分けた大きさ」。 だよ。わからなくなったら、 とかけ算でたしかめれば安心だね。
✓理解チェック②
たしかめ算をする
□が求まったら、もとの式にあてはめて確かめます。これでミスを防げます。
✓コツ
求めた□を、もとの式の□に入れて計算する。式が成り立てば正解。
例: → 。たしかめ: ◎
たしかめ算をする習慣がつくと、テストでも安心。とくにかけ算・わり算は、反対の計算でサッと確認できます。
✓理解チェック③
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:たし算・ひき算)
□にあてはまる数を求めましょう。
答えと解説を見る
それぞれ「やったことの反対」でもどします。
✏️ やってみよう②(標準:かけ算・わり算)
□にあてはまる数を求めましょう。
答えと解説を見る
- (36を4つに分けると9 → 36÷9=4)
✏️ やってみよう③(応用:文章題を解く)
式を立てて、□を求めましょう。
色紙が何まいかあって、8まい使ったら、15まい残りました。はじめの色紙のまい数は?
答えと解説を見る
はじめのまい数を□として式に表すと、。 ぎゃくの計算で 。 たしかめ: ◎ 答え 23まい
家おうちの方へ
□を求めるカギは「ぎゃくの計算(反対の計算)」です。たし算⇄ひき算、かけ算⇄わり算の対応を、テープ図で「全体から部分をのぞく」と結びつけると納得できます。つまずきやすいのは (ひき算なのに、もどすときはたす)と、(□が後ろにあるタイプ)。前者は「やったことの反対」、後者はかけ算のたしかめで確認させてください。求めたら必ずたしかめ算——この習慣が中学の方程式でそのまま活きます。これで小3の「数と計算」の単元が完成しました。
これで「□を使った式」は完成です。場面を式に表し、ぎゃくの計算で□を求める——この2つができれば、中学の方程式もこわくありません。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- □を求めるには ぎゃくの計算(反対の計算)を使う。
- たし算 ⇄ ひき算、かけ算 ⇄ わり算 が反対の関係。
- □+▲=● なら □=●−▲。□−▲=● なら □=●+▲。
- □×▲=● なら □=●÷▲。□÷▲=● なら □=●×▲。
- 求めたら、もとの式にあてはめてたしかめ算をする。
よくある質問
□にあてはまる数はどうやって求めますか?
ぎゃくの計算(反対の計算)で求めます。□+▲=● なら □=●−▲、□−▲=● なら □=●+▲、□×▲=● なら □=●÷▲、□÷▲=● なら □=●×▲ です。たとえば □+3=10 なら、たした3をひいて □=10−3=7 と求まります。
なぜ、ぎゃくの計算で□が求められるの?
たし算とひき算、かけ算とわり算は、おたがいに反対の計算だからです。「やったことを反対の計算でもとにもどす」と、□にもどれます。テープ図で見ると、□+3=10 は全体10からわかっている3をのければ残りが□なので、□=10−3 とひき算になることが一目でわかります。
18÷□=6のように、□が後ろにあるときはどう解きますか?
「18を□でわると6になる」ので、□は18を6つに分けた大きさです。□=18÷6=3 と求まります。わからなくなったら、3×6=18 とかけ算でたしかめると安心です。
求めた□が合っているか、どうやって確かめますか?
求めた□を、もとの式の□にあてはめて計算する「たしかめ算」をします。□+3=10 で □=7 と求めたら、7+3=10 になれば正解です。この習慣がつくとミスを防げて、中学の方程式でもそのまま活きます。