□を使って場面を式に表す

小3「□を使った式」を図でやさしく解説。わからない数を□として、たし算・ひき算・かけ算・わり算の場面を式に表す方法を、テープ図と例題でわかりやすく説明します。中学の方程式につながる第一歩です。

このページのゴール

わからない数を□として、場面のとおりに式(たし算・ひき算・かけ算・わり算)を立てられるようになる。

「あめが何こかあって、3こもらったら10こになった」。この“何こ”がわからなくても、□を使えば場面をそのまま式にできます。まず「式に表す」ことに集中しましょう。求めるのは次のページです。

□は「まだわからない数」の場所

文章題には、わからない数が出てきます。それを「□」という箱で表します。□は、これから求めたい数が入る場所です。

コツ

□は「ひみつの数」。わからなくても、場面のとおりに式の中に置いてしまえばOK。あとで□の中身を求めます。

310「□に3をたすと10」をそのまま式に

たし算・ひき算で表す

場面の「ことば」を見れば、どの計算か決まります。

やり方

  • ふえる・もらう・合わせる → たし算(+)
  • へる・あげる・つかう・残り → ひき算(−)

例で見てみましょう。わからない数を、いつも □ にします。

  • 「色紙が □ まいあって、4まいもらったら 12 まいになった」 → +4=12\square + 4 = 12
  • 「あめが 15 こあって、□ こ食べたら 9 こ残った」 → 15=915 - \square = 9

文章のじゅんばんのまま、数とことばを式にうつすのがコツです。

理解チェック①

かけ算・わり算で表す

「いくつ分」「同じ数ずつ」のときは、かけ算・わり算で表します。

やり方

  • 同じ数のいくつ分 → かけ算(×)
  • 同じ数ずつ分ける・何人に分ける → わり算(÷)
  • 「1ふくろに □ こずつ、4ふくろで 24 こ」 → ×4=24\square \times 4 = 24
  • 「あめ 18 こを □ 人で同じ数ずつ分けたら、1人 6 こ」 → 18÷=618 \div \square = 6
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セナ

どの計算かを決めるのがむずかしい…

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

文章の“動き”を見るといいよ。ふえる→たし算、へる→ひき算、同じ数がいくつも→かけ算、同じ数ずつ分ける→わり算。わからない数は気にせず、まず□で置いて、場面のとおりに書けばいいんだ。

理解チェック②

図(テープ図)で考える

式が思いつかないときは、テープ図にすると見えてきます。全体とわかっている数を帯でかき、わからないところを□にします。

ぜんぶで 12 まい4はじめもらった

図にすると「□と4を合わせて12」と見えるので、式は +4=12\square + 4 = 12。テープ図は、たし算・ひき算の場面でとくに強い味方です。

理解チェック③

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:たし算・ひき算)

わからない数を□として、式に表しましょう(求めなくてよい)。

  1. シールが □ まいあって、6まいもらったら 14 まいになった。
  2. ジュースが 20 本あって、□ 本のんだら 12 本残った。
答えと解説を見る
  1. +6=14\square + 6 = 14(もらってふえた→たし算)
  2. 20=1220 - \square = 12(のんでへった→ひき算)

✏️ やってみよう②(標準:かけ算・わり算)

わからない数を□として、式に表しましょう。

  1. 1箱に □ こずつ、5箱で 35 こ。
  2. クッキー 24 まいを □ 人で同じ数ずつ分けたら、1人 4 まい。
答えと解説を見る
  1. ×5=35\square \times 5 = 35(同じ数の5つ分→かけ算)
  2. 24÷=424 \div \square = 4(同じ数ずつ分ける→わり算)

✏️ やってみよう③(応用:場面を選ぶ)

次の式に合う場面(ア〜ウ)を選びましょう。式は 5=8\square - 5 = 8

  • ア:あめが□こあって、5こもらったら8こになった
  • イ:あめが□こあって、5こ食べたら8こ残った
  • ウ:あめが5こあって、□こもらったら8こになった
答えと解説を見る

。「はじめ□こ」から「5こへって」「8こ残った」ので 5=8\square - 5 = 8。アはたし算(□+5=8)、ウは 5+=85 + \square = 8 になります。

おうちの方へ

この単元のねらいは「わからない数を記号(□)で表して、場面を式にする」こと——中学の方程式の出発点です。大事なのは、いきなり答えを出させず、まず場面のとおりに式を立てる段階を丁寧に踏むこと。ことば(ふえる→+、へる→−、いくつ分→×、分ける→÷)と動きを結びつけ、迷ったらテープ図にすると定着します。次のページで、この□にあてはまる数を「ぎゃくの計算」で求めます。

式に表せたら、あとは□の中身を求めるだけ。次は「ぎゃくの計算」で□を求める方法を学びます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • わからない数を として、場面をそのまま式に表せる。
  • 「ふえる・合わせる」はたし算、「へる・残り」はひき算で式にする。
  • 「いくつ分」はかけ算、「同じ数ずつ分ける」はわり算で式にする。
  • □は「まだわからない数の場所」。あとからその数を求める。

よくある質問

□を使った式とは何ですか?

わからない数を□という記号で表して、場面をそのまま式にしたものです。たとえば「色紙が□まいあって、4まいもらったら12まいになった」なら、□+4=12 と表せます。□は「まだわからない数が入る場所」で、あとからその中身を求めます。

なぜ、わからない数を□にして式に表すの?

わからない数があっても、□を置けば場面をそのまま式にでき、あとから□の中身を求められるからです。文章のじゅんばんのまま、数とことばを式にうつせるのが□のよさです。この□は中学で文字 x に進化し、□+4=12 が x+4=12 という方程式になります。その土台がここで育ちます。

たし算・ひき算・かけ算・わり算のどれで式にするか、どう決めますか?

文章の「ことば(動き)」で決めます。ふえる・もらう・合わせるならたし算、へる・あげる・つかう・残りならひき算です。同じ数のいくつ分ならかけ算、同じ数ずつ分けるならわり算です。わからない数は気にせず、まず□で置いて、場面のとおりに書けば大丈夫です。

式が思いつかないときはどうすればいいですか?

テープ図をかいてみましょう。全体とわかっている数を帯でかき、わからないところを□にすると、数の関係が見えてきます。たとえば全体12が□と4に分かれた図なら、「□と4を合わせて12」なので □+4=12 とわかります。テープ図は、たし算・ひき算の場面でとくに強い味方です。

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