小3「わり算」をやさしく攻略

わり算は「同じ数ずつ分ける」計算。答えは九九で見つけられます。意味を図でつかみ、かけ算の逆として求められるようになりましょう。

この単元のゴール

わり算の意味を理解し、九九を使って答えを求められるようになる。

学ぶ順番(このとおり進めばOK)

この単元でつまずくところ

手が止まりやすい箇所と、その原因です。

「15を5人で」を5÷15と書いてしまう

文章に出てきた数字を、出た順にそのまま並べていることが原因です。分けられるものは全部でいくつかを指ささせてから式を書く手順に戻し、÷の左には必ず全体がくることを確かめてください。

28÷7を7の段を全部唱えないと出せない

九九をかける数の小さい順にしか言えないことが原因です。「7に何をかけたら28か」と言いかえる練習に戻し、九九の表で7の行から28をさがす形にすると、逆に引く動きが身につきます。

教えるときのポイント

  • 先に「1人分はいくつ」の場面だけで式と答えを固め、あとから「何人に分けられるか」を出すと、式が同じになる意外さで÷の意味が広がります。
  • 答えが出たら「わる数×答え」でもとの数に戻す確認を入れると、九九のさがし方が合っていたかを自分で確かめられます。
  • 60÷3のような数は九九を教えたあとに出し、「10のまとまりが何こ」と言いかえると、九九の外に出ていないと分かり手が止まりにくくなります。

家庭・指導の場での確認

おはじきや小さいお菓子を12個用意し、「3人で同じ数ずつ」と「1人3個ずつ」の2通りで実際に分けさせてください。どちらも12÷3になることを、皿の数と皿の中身の数で確かめられます。

よくある質問

九九があいまいなままわり算に入ってよいですか

意味をつかむ段階なら、九九の表を見ながらでも進められます。答えを速く出す段階に入るときは、わる数として出てくる段だけを先に仕上げると負担が小さくなります。九九全体をやり直すより、必要な段にしぼるほうが早く進みます。

「あまりのあるわり算」はいつ入りますか

わり切れる場合をこの単元で終えてから、小3の「あまりのあるわり算」に進みます。順番を入れかえると、九九にちょうど出てこない数を前にして、答えを決める手がかりがないままになります。九九で答えが決まる形を先にそろえておくと進みやすくなります。

0÷5は0なのに、5÷0を聞かれたらどう答えますか

小3では0でわる場面は扱わないので、「0で分けることは考えない」と伝えてかまいません。0人に分けるという場面が作れないことを、おはじきで確かめると納得しやすくなります。0でわる計算は、上の学年に進んでも答えを決めないものとしてあつかいます。

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