九九を使ってわり算の答えを求める

わり算の答えは、九九を使って「わる数×□=わられる数」となる□を探すと求められます。かけ算とわり算が逆の関係になっている仕組みを図で確かめながら、1や0のわり算にある特別なきまりや、60÷3のような大きい数を10のまとまりで考えて解く方法までやさしく解説します。

先に答え

九九を使ってわり算の答えを求めるには、「わる数×□=わられる数」になる□を九九で探すだけです。たとえば 12÷312\div3 は「3に何をかけたら12?」と考え、3×4=123\times4=12 だから答えは4です。大きい数は10のまとまりで考え、60÷360\div3 は10が6つとみて 6÷3=26\div3=2、10のまとまりが2つで20です。

◎このページのゴール

九九を使ってわり算の答えを求め、1や0・大きい数のわり算もできるようになる。

わり算の答えは、九九で見つけられます。12÷312\div3 なら「3に何をかけたら12?」と考えるだけ。わり算は、かけ算の逆なのです。

九九で答えを探す

12÷312\div3 の答えは、「3 × □ = 12」になる □ を九九で探します。3の段で12になるのは 3×43\times4。だから答えは 4。

✓理解チェック1

45÷945\div9 の答えを九九で見つけるとき、考える式は?
答えと解説を見る

答え:9 × □ = 45

わり算は「わる数 × □ = わられる数」の □ さがし。9の段で45になるのは 9×59\times5 なので、45÷9=545\div9=5 です。

わり算はかけ算の逆

3 × 4 = 12逆12 ÷ 3 = 4

3×4=123\times4=12 がわかっていれば、12÷3=412\div3=4 も 12÷4=312\div4=3 もすぐわかります。

セナちゃんのアイコン
セナ

九九を覚えていれば、わり算もできちゃうんだね!

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そう。わり算は九九の“逆引き”。だから九九をしっかり覚えておくと、わり算がスラスラになるよ。

✓理解チェック2

28÷728\div7 の答えは?(7×□=28 を考える)
答えと解説を見る

答え:4

7の段で28になるのは 7×47\times4。だから 28÷7=428\div7=4 です。

✓理解チェック3

6×8=486\times8=48 を知っていると、すぐに答えがわかるわり算はどれ?
答えと解説を見る

答え:48÷648\div6

わり算はかけ算の逆。6×8=486\times8=48 から、48÷6=848\div6=8(と 48÷8=648\div8=6)がすぐわかります。

1や0のわり算

✓コツ

  • □÷1=□\square\div1=\square(1でわるとそのまま。例 7÷1=77\div1=7)
  • □÷□=1\square\div\square=1(同じ数でわると1。例 7÷7=17\div7=1)
  • 0÷□=00\div\square=0(0をわると0。例 0÷5=00\div5=0)

✓理解チェック4

7÷77\div7 のように、同じ数でわると答えはどうなる?
答えと解説を見る

答え:いつも 11 になる

7÷77\div7 は「7を7つに同じ数ずつ分けると1つ分はいくつ?」だから 11。7×1=77\times1=7 と九九の逆でも確かめられます。

✓理解チェック5

0÷60\div6 の答えは?
答えと解説を見る

答え:00

0こを6人で分けても、1人分は0こ。6×0=06\times0=0 なので 0÷6=00\div6=0 です。

大きい数のわり算

九九をこえる数は「10のまとまり」で考えます。60÷360\div3 は、60を「10が6つ」とみて 6÷3=26\div3=2 → 10が2つ=20。

✓理解チェック6

80÷480\div4 の答えは?
答えと解説を見る

答え:20

80を「10が8つ」とみて 8÷4=28\div4=2 → 10が2つで20。80÷4=2080\div4=20 です。

✓理解チェック7

90÷390\div3 を「10のまとまり」で考えます。はじめに計算するのはどれ?
答えと解説を見る

答え:9÷39\div3

90は「10が9つ」。その9つを3つに分けるので、まず 9÷3=39\div3=3 を計算します。10のまとまりが3つ残るので、答えは 3030 です。

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:九九で答えを探す)

「わる数 × □ = わられる数」の □ を九九で見つけましょう。

  1. 24÷624\div6
  2. 35÷535\div5
答えと解説を見る
  1. 6×4=246\times4=24 → 答え 44(確かめ:6×4=246\times4=24 ◎)
  2. 5×7=355\times7=35 → 答え 77(確かめ:5×7=355\times7=35 ◎)

やってみよう②(標準:1や0・大きい数のわり算)

特別なきまりと「10のまとまり」を使いましょう。

  1. 9÷19\div1、6÷66\div6、0÷80\div8
  2. 90÷390\div3
答えと解説を見る
  1. 9÷1=99\div1=9(1でわるとそのまま)/6÷6=16\div6=1(同じ数でわると1)/0÷8=00\div8=0(0をわると0)
  2. 90を「10が9つ」とみて 9÷3=39\div3=3 → 10が3つで 3030(確かめ:3×30=903\times30=90 ◎)

やってみよう③(応用:文章から九九で求める)

式を書いて、九九で答えを見つけましょう。

  1. 色えんぴつが42本あります。6人で同じ数ずつ分けると、1人分は何本?
  2. ジュースが80本あります。1ケースに4本ずつ入れると、ケースは何ケースできる?
答えと解説を見る
  1. 42÷642\div6。6の段で42になるのは 6×76\times7 → 77 本(確かめ:6×7=426\times7=42 ◎)
  2. 80÷480\div4。80を「10が8つ」とみて 8÷4=28\div4=2 → 10が2つで 2020 ケース(確かめ:4×20=804\times20=80 ◎)

家おうちの方へ

わり算は「九九の逆引き」です。12÷312\div3 を「3に何をかけたら12?」と言いかえる練習を重ねると、答えが速く出ます。1や0のわり算は特別ルールとして確認を。大きい数は「10のまとまり」で九九に持ち込む考え方が、後の筆算にもつながります。

次は、きれいに分けられないあまりのあるわり算です。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 12÷312\div3 は「3×□=123\times\square=12」の□を九九で探す。
  • わり算はかけ算の逆。
  • □÷1=□\square\div1=\square、0÷□=00\div\square=0、□÷□=1\square\div\square=1。
  • 大きい数は「10のまとまり」で(60÷360\div3 は 6÷36\div3 から)。

よくある質問

わり算の答えは、どうやって求めるの?

「わる数 × □ = わられる数」の□を九九で探します。たとえば 12÷3 なら「3に何をかけたら12?」と考え、3の段で12になるのは 3×4 なので、答えは4です。九九を覚えていれば、わり算の答えはすばやく見つけられます。

なぜ九九で、わり算の答えが見つかるの?

わり算はかけ算の逆の計算だからです。3×4=12 という九九がわかっていれば、その逆の 12÷3=4 も 12÷4=3 もすぐにわかります。わり算は九九の「逆引き」なので、九九をしっかり覚えておくほどわり算がスラスラ解けるようになります。

1や0のわり算には、どんなきまりがあるの?

3つのきまりがあります。1でわると答えはそのまま(7÷1=7)、同じ数でわると答えは1(7÷7=1)、0をわると答えは0(0÷5=0)です。特別なルールとして覚えておきましょう。

60÷3 のような、九九をこえる大きい数のわり算はどうするの?

「10のまとまり」で考えます。60÷3 なら、60を「10が6つ」とみて 6÷3=2。10のまとまりが2つだから答えは20です。大きい数を10のまとまりで九九に持ち込むこの考え方は、あとで学ぶわり算の筆算にもつながります。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. わり算の意味に戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 印刷して、手を動かす
    読んでわかっても、手が動くとは限りません。無料のプリントを刷って、量をこなしてください。
  3. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
#わり算#九九#小3算数