がい数と四捨五入

概数(がい数)の作り方「四捨五入」を図でわかりやすく解説。0〜4は切り捨て・5〜9は切り上げ、何の位まで・上から何けた、の指定の読み方が身につきます。

このページのゴール

四捨五入を使って、指定された位までの概数を作れるようになる。

「およそ3500人」のようなおよその数が概数(がい数)。作り方は四捨五入だけ。「0〜4は切り捨て、5〜9は切り上げ」——このルールさえ覚えれば大丈夫です。

四捨五入のルール

見ている数字が 0〜4 なら切り捨て(そのまま0にする)、5〜9 なら切り上げ(上の位に1くり上げる)。

0123456789切り捨て切り上げ0〜4 → 切り捨て / 5〜9 → 切り上げ

どの位を見る?

○の位までの概数」にするときは、その1つ下の位の数字を見て四捨五入します。

例:百の位までの概数にするなら、十の位を見る。

やり方の例

3478 を百の位までの概数に:十の位は 7(5以上)→ 切り上げ → 百の位が4→5になり、下は0 → 3500

3420 を百の位までの概数に:十の位は 2(4以下)→ 切り捨て → 3400

セナちゃんのアイコン
セナ

「百の位まで」なのに、見るのは十の位なんだね。

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そう、求めたい位の“1つ下”を見るのがコツ。百の位までなら十の位、千の位までなら百の位。そこが5以上か4以下かで決めるんだ。

理解チェック①

「上から○けた」の概数

上から2けたの概数」は、上から2けた目までを残し、3けた目を四捨五入します。

例:3478 → 上から2けた目は4、3けた目は7(5以上)→ 切り上げ → 3500

よくある間違い

「上から2けた」を「下から2けた」と取りちがえると答えが変わります。上から=大きい位から数えます。先頭(いちばん大きい位)から数える、を意識しましょう。

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:○の位までの概数)

求めたい位の1つ下を見て四捨五入しましょう。

  1. 43614361 を百の位までの概数に
  2. 43614361 を千の位までの概数に
答えと解説を見る
  1. 百の位までなので十の位 6 を見る → 5以上で切り上げ → 44004400(確かめ:4361は4400に近い ◎)
  2. 千の位までなので百の位 3 を見る → 4以下で切り捨て → 40004000(確かめ:4361は4000に近い ◎)

✏️ やってみよう②(標準:ちょうど5・上から○けた)

見る位が「5」のときや、「上から○けた」の指定に気をつけましょう。

  1. 78507850 を百の位までの概数に
  2. 2649026490 を上から2けたの概数に
答えと解説を見る
  1. 百の位までなので十の位 5 を見る → 5以上で切り上げ → 79007900(確かめ:7850は7900に近い ◎)
  2. 上から2けた目は 6(千の位)。3けた目の 4 を見て切り捨て → 2600026000(確かめ:26490は26000に近い ◎)

✏️ やってみよう③(応用:くらしの中で使う)

身近な場面の数を、指定された位の概数にしましょう。

  1. ある町の人口は 4872048720 人。上から2けたの概数で表すと?
  2. ノートが1冊 138138 円。十の位までの概数にすると、だいたい何円?
答えと解説を見る
  1. 上から2けた目は 8(千の位)。3けた目の 7 を見て切り上げ → 千の位が8→9 → 4900049000 人(確かめ:48720は49000に近い ◎)
  2. 十の位までなので一の位 8 を見る → 5以上で切り上げ → 140140 円(確かめ:138は140に近い ◎)

おうちの方へ

四捨五入は「求めたい位の1つ下を見る」「0〜4切り捨て・5〜9切り上げ」の2点が核心です。つまずきは「どの位を見るか」と「上から/下から」の取りちがえ。位の名前(一・十・百・千…)を確認しながら、見る位に印をつけさせると確実です。

次は、概数を使った見積もりと、「以上・以下・未満」の表し方です。

四捨五入は、小数のわり算でわり切れないときの「商を概数で求める」場面でも大活躍します。先の学習が気になる人は小5「商を四捨五入して概数で求める」を見てみましょう。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 概数=およその数。四捨五入で作る。
  • 求めたい位の1つ下の位を見て、0〜4は切り捨て・5〜9は切り上げ
  • 切り捨てた位から下は0にする。
  • 「○の位まで」「上から○けた」の指定を読み取る。

よくある質問

概数(がい数)とは何ですか?

概数とは「およそ3500人」のような、およその数のことです。四捨五入を使って作ります。細かい数を正確に数えなくても、だいたいの大きさをすばやくつかみたいときに使います。

四捨五入のやり方を教えてください。

見ている位の数字が0〜4なら切り捨て、5〜9なら切り上げます。切り捨て・切り上げをした位より下は0にします。たとえば3478を百の位までの概数にすると、十の位の7が5以上なので切り上げて3500になります。

「百の位までの概数」にするとき、どの位を見ればいいですか?

求めたい位の1つ下の位を見ます。百の位までなら十の位、千の位までなら百の位を見て四捨五入します。「百の位まで」なのに見るのは十の位、というところが間違えやすいポイントです。

「上から2けたの概数」とはどういう意味ですか?

大きい位から数えて2けた目までを残し、3けた目を四捨五入するという意味です。たとえば3478なら、上から3けた目の7(5以上)を切り上げて3500になります。「上から」を「下から」と取りちがえないよう、いちばん大きい位から数えましょう。

なぜ四捨五入は5から切り上げるのですか?

概数は「もとの数に近い、きりのよい数」で表すのが目的だからです。見ている位の数字が0〜4なら下のきりのよい数のほうが近く、5〜9なら上のきりのよい数のほうが近くなります(ちょうど5のときは切り上げると決められています)。たとえば3478は3400より3500に近いので、十の位の7を切り上げて3500と表します。

#概数#四捨五入#小4算数