角の大きさと分度器(はかり方)
小4「角の大きさ」を図でやさしく解説。角の意味と単位(度)、直角90°・一直線180°・1回転360°、分度器を使った角のはかり方、鋭角・直角・鈍角の見分けまで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
角の大きさを度(°)で表せることを理解し、分度器を使って角を正しくはかれるようになる。
角の大きさは「2本の辺の開きぐあい」。単位は度(°)です。分度器を使えば、その大きさを正確にはかれます。まずは角と度のしくみ、そしてはかり方を身につけましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
角の大きさとは
1つの頂点から出た2本の辺(直線)の開きぐあいを「角の大きさ」といいます。辺の長さは関係なく、開きぐあいだけで決まります。
度(°)のしくみ
角の大きさの単位は「度」、記号は ° です。
→やり方
- 1回転 = 360°
- 半回転(一直線) = 180°
- 直角 = 90°(一直線の半分)
直角90°が4つで1回転()。半分の半回転が180°、と覚えると関係がつかめます。
分度器ではかる
角は「分度器」ではかります。分度器の中心と0°の線を、はかる角に合わせるのがコツです。
→やり方
- 分度器の中心を、角の頂点にぴったり合わせる。
- 0°の線を、角の一方の辺に重ねる。
- もう一方の辺が指している目もりを読む(小さい目もりも数える)。
✕よくある間違い
分度器には目もりが内・外の2列あります。0°を合わせた辺から数えはじめて、同じ列の目もりを読むこと。反対の列を読むと「90°のはずが90°、50°のはずが130°」のように間違えます。
辺が短くて、目もりまでとどかないときは?
辺をまっすぐのばして考えればOK。角の大きさは「開きぐあい」だから、辺の長さは関係ないよ。のばした線が指す目もりを読めば正しくはかれる。
✓理解チェック①
鋭角・直角・鈍角
角は大きさで呼び分けます。
→やり方
- 鋭角(えいかく)… 90°より小さい角
- 直角 … ちょうど90°
- 鈍角(どんかく)… 90°より大きく180°より小さい角
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:度のしくみ)
角の大きさを答えましょう。
- 直角は何度?
- 1回転は何度?
答えと解説を見る
- 90°
- 360°(直角4つ分)
✏️ やってみよう②(標準:角の種類)
鋭角・直角・鈍角のどれか答えましょう。
- 60°
- 90°
- 150°
答えと解説を見る
- 鋭角(90°より小さい)
- 直角
- 鈍角(90°より大きく180°より小さい)
✏️ やってみよう③(応用:直角をもとに考える)
直角(90°)をもとに考えましょう。
- 直角を3つ合わせると何度?
- 直角の半分は何度?
答えと解説を見る
- 270°
- 45°(三角定規の角の1つ)
家おうちの方へ
角の大きさは「辺の開きぐあい」で、辺の長さは無関係——ここが最初のつまずきポイントです。単位は度(°)で、直角90°・一直線180°・1回転360°の関係を押さえます。分度器は「中心を頂点に・0°を辺に合わせる」が肝心で、内側・外側の目もりの読みまちがいが定番ミス。0°を合わせた辺から数える、と声かけしてください。鋭角・直角・鈍角の区別も、90°を基準にすると整理できます。
次は、分度器で角を「かく」方法と、角の和・差の計算(三角定規の角の組み合わせなど)です。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 角の大きさ = 2本の辺の開きぐあい。単位は度(°)。
- 直角=90°、一直線=180°、1回転=360°。
- 分度器は、中心を頂点に・0°の線を一方の辺に合わせてはかる。
- 90°より小さい角=鋭角、90°=直角、90°より大きい角=鈍角。
よくある質問
角の大きさとは何ですか?
角の大きさとは、1つの頂点から出た2本の辺の開きぐあいのことです。単位は度(°)で表します。辺の長さは関係なく、開きぐあいだけで大きさが決まります。
直角は何度ですか? 1回転は何度ですか?
直角は90°、一直線(半回転)は180°、1回転は360°です。直角4つ分でちょうど1回転(90×4=360)になる、と覚えると関係がつかめます。
分度器で角をはかるコツはありますか?
分度器の中心を角の頂点にぴったり合わせ、0°の線を一方の辺に重ねて、もう一方の辺が指す目もりを読みます。分度器には内側と外側の2列の目もりがあるので、0°を合わせた辺から数えはじめて、同じ列の目もりを読むのがコツです。辺が短くて目もりにとどかないときは、辺をまっすぐのばして考えれば正しくはかれます。
鋭角・直角・鈍角のちがいは何ですか?
90°より小さい角が鋭角、ちょうど90°が直角、90°より大きく180°より小さい角が鈍角です。90°を基準にして見分けます。たとえば60°は鋭角、120°は鈍角です。
なぜ辺の長さは、角の大きさに関係ないの?
角の大きさは、2本の辺の「開きぐあい」だけで決まるものだからです。辺を長くのばしても短くしても、開きぐあいは変わらないので、角の大きさは同じままです。だから辺が短くて分度器の目もりにとどかないときは、辺をまっすぐのばして読めば正しくはかれます。
角度は、ふだんの生活のどこで使われていますか?
時計の針の開き、東西南北の方位、坂やすべり台のかたむき、ボールを打つ角度など、「かたむき」や「向き」を正確に表したい場面で使われています。かたむきの急さを角度という数で表せると、安全の基準を決めたり、ねらった角度に合わせたりできます。