10倍・100倍と1/10(位の動き)

10倍・100倍・1/10の位の動きとは、数をかけたりわったりしたときに位がどうずれるかを表すしくみのこと。小4数学のこの単元では、10倍で位が1つ上がり0が1個増えること、1/10で位が1つ下がることを図で見せ、何十・何百のかけ算を速く解くコツまで解説します。

先に答え

10倍すると位が1つ上がって右はしに0が1個増え、1/10にすると位が1つ下がって0が1個とれます(100倍は0が2個、1000倍は0が3個)。たとえば 25×10=25025\times10=250、34×100=340034\times100=3400 で、30×4030\times40 のような何十どうしのかけ算は0をのけて 3×4=123\times4=12 に0を2個つけて1200です。「0をつける」の丸暗記ではなく「位が動く」と考えるのがポイントです。

◎このページのゴール

10倍・100倍・1/10にしたときの位の動きを理解し、大きな数の計算に使えるようになる。

数を10倍・100倍すると、位が上がって0が増えます。逆に1/10にすると位が下がります。このきまりがわかると、大きな数の計算がぐっと楽になります。

10倍すると位が1つ上がる

数を10倍すると、それぞれの数字が1つ上の位に動き、右はしに0が1個つきます。

25×102500が1個ふえる位が1つ上がる(一→十、十→百)

例:25×10=25025 \times 10 = 250、60×10=60060 \times 10 = 600。

✓理解チェック1

数を10倍すると、位はどうなりますか?
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答え:位が1つ上がる(0が1個ふえる)

10倍すると、それぞれの数字が1つ上の位に動きます。空いた一の位に0が入るので、右はしに0が1個ふえて見えます。

100倍・1000倍

10倍が2回で100倍、3回で1000倍。増える0の数も2個・3個になります。

→やり方

  • 10倍 … 0が1個ふえる
  • 100倍 … 0が2個ふえる
  • 1000倍 … 0が3個ふえる

例:34×100=340034 \times 100 = 3400、7×1000=70007 \times 1000 = 7000。

✓理解チェック2

26×100026 \times 1000 はいくつ?
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答え:26000

1000倍は0が3個ふえる。26→26000です。

1/10にすると位が1つ下がる

10倍の逆で、110\dfrac{1}{10} にすると位が1つ下がり、右はしの0が1個とれます。

例:800800 の 110\dfrac{1}{10} は 8080。50005000 の 110\dfrac{1}{10} は 500500。

✕よくある間違い

「0をつける・とる」だけと丸暗記すると、110\frac{1}{10} で0がないとき(例:35の1/10)に困ります。大事なのは「位が動く」こと。10倍は左へ、1/10は右へ位がずれる、と考えましょう。

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セナ

なんで10倍すると0が増えるの?

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ホクト先生

10倍は「10個のまとまりにする」こと。一の位の数が十の位に上がるから、空いた一の位に0が入るんだ。だから0が1個ふえて見える。位が動いている、と考えるのがポイントだよ。

✓理解チェック3

48×10048 \times 100 はいくつ?
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答え:4800

100倍は0が2個ふえる。48→4800です。

✓理解チェック4

30003000 の 110\dfrac{1}{10} はいくつ?
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答え:300

110\dfrac{1}{10} にすると位が1つ下がり、右はしの0が1個とれます。3000→300です。

大きな数のかけ算

何十・何百をかけるかけ算は、0をのけて計算し、あとで0をつけると簡単です。

例:30×4030 \times 40 → 3×4=123 \times 4 = 12 に、0を2個つけて 12001200。

✓理解チェック5

600×30600 \times 30 はいくつ?
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答え:18000

6×3=186\times3=18 に、0を3個(600の2個+30の1個)つけて 18000 です。

✓理解チェック6

40×8040 \times 80 はいくつ?
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答え:3200

0をのけて 4×8=324\times8=32。のけた0は2個(40の1個+80の1個)なので、32に0を2個つけて3200です。

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:10倍・100倍)

計算しましょう。

  1. 72×1072 \times 10
  2. 9×1009 \times 100
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  1. 720(0が1個ふえる)
  2. 900(0が2個ふえる)

やってみよう②(標準:1/10)

110\dfrac{1}{10} にしましょう。

  1. 400400 の 110\dfrac{1}{10}
  2. 90009000 の 110\dfrac{1}{10}
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  1. 40(0が1個とれる)
  2. 900

やってみよう③(応用:大きな数のかけ算)

0をのけて計算し、あとで0をつけましょう。

  1. 50×6050 \times 60
  2. 400×70400 \times 70
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  1. 5×6=305\times6=30 に0を2個 → 3000
  2. 4×7=284\times7=28 に0を3個 → 28000

家おうちの方へ

「10倍で位が1つ上がる(0が1個ふえる)/1/10で1つ下がる」が核心です。「0をつける・とる」だけの丸暗記ではなく「位が動く」と理解させると、小数(5年)でつまずきません。何十・何百のかけ算は「0をのけて計算→0をつける」で簡単に。0の個数の合計を数えるのがコツです。お金(10円→100円→1000円)や長さの単位など、10倍の関係を身近な例で確かめると定着します。

これで「大きな数」は完成です! 次は「計算のきまり」。たし算・かけ算がまじった式を、どの順で計算するかを学びます。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 10倍すると位が1つ上がり、右に0が1個増える。
  • 100倍で0が2個、1000倍で0が3個増える。
  • 1/10にすると位が1つ下がり、右はしの0が1個とれる。
  • 何十・何百をかけるかけ算は、0をのけて計算し、あとで0をつける。

よくある質問

数を10倍・100倍・1000倍するとどうなりますか?

10倍すると位が1つ上がり、右はしに0が1個増えます。100倍なら0が2個、1000倍なら0が3個増えます。たとえば25×10=250、34×100=3400、7×1000=7000です。逆に10分の1(1/10)にすると位が1つ下がり、右はしの0が1個とれます。

なぜ10倍すると0が1個増えるの?

10倍は「10個のまとまりにする」ことなので、一の位の数が十の位に上がるからです。数字が1つ上の位に動くと、空いた一の位に0が入るので、0が1個増えて見えます。「0をつける」のではなく「位が動いている」と考えるのがポイントです。

「0をつける・とる」と丸暗記するだけではダメですか?

丸暗記だけだと、右はしに0がない数のとき(たとえば35の10分の1)に困ってしまいます。大事なのは「位が動く」こと。10倍は位が左へ1つ、10分の1は位が右へ1つずれる、と理解しておくと、5年生で学ぶ小数のかけ算・わり算(小数点が動く)にもつながります。

30×40のような何十どうしのかけ算はどう計算しますか?

0をのけて計算し、あとで0をつけると簡単です。30×40なら3×4=12に、のけた0を2個つけて1200。600×30なら6×3=18に、0を3個(600の2個+30の1個)つけて18000です。0の個数の合計を数えるのがコツです。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. 大きな数のしくみに戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
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