偶数と奇数(2でわり切れる/わり切れない)
偶数と奇数の意味を、図でやさしく解説。2でわり切れるのが偶数、わり切れないのが奇数。大きい数でも「一の位だけ」を見れば見分けられること、0が偶数であることまで、つまずきやすいところをしっかりカバーします。
◎このページのゴール
偶数と奇数の意味を理解し、一の位を見て見分けられるようになる。0が偶数であることも分かる。
整数は、ぜんぶ「偶数」か「奇数」のどちらかに分けられます。2でわり切れるのが偶数、わり切れないのが奇数です。むずかしそうに見えても、見分け方はとてもかんたん。じつは一の位だけを見ればよいのです。大きい数でも、一の位を見るだけで一瞬で分かります。ここをしっかり身につけましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
偶数と奇数って何?
**偶数(ぐうすう)**は、2でわり切れる整数のことです。 と続きます。 **奇数(きすう)**は、2でわり切れない整数のことです。 と続きます。
整数を小さい順にならべると、偶数と奇数が1つおきにこうたいであらわれます。
→やり方
- その数を、 でわってみる。
- わり切れたら(あまり )→ 偶数。
- わり切れなかったら(あまり )→ 奇数。
見分け方は「一の位だけ」
毎回2でわるのは大変です。でも、じつは一の位(いちばん右のけた)だけを見れば、すぐに分かります。
✓コツ
一の位が → 偶数
一の位が → 奇数
百のけたや千のけたは見なくてOK。右はしの1つだけを見ればいいのです。
たとえば は、一の位が なので 偶数。 は、一の位が なので 奇数。どんなに大きい数でも、このルールで一瞬です。
0 は偶数
「 は何にもないから、どっちでもないのでは?」と迷う人がとても多いところです。でも、 は偶数です。 できれいにわり切れる(あまりが )からです。一の位が なので、見分け方のルールでもちゃんと偶数になります。
なぜ「2つずつのペア」で決まるの?
偶数か奇数かは、おはじきを2個ずつペアにできるかで考えると、絵で見てよく分かります。2個ずつ組にしていって、
- ぴったりペアになり、あまりが → 偶数
- 1個だけあまる → 奇数
つまり、偶数は (整数)、奇数は (整数) と書けます。ペアを作ったとき、ちょうど分かれるのが偶数、1個はみ出すのが奇数、ということです。この考え方は、中学でもそのまま使います。
いっしょに解こう
みたいな大きい数って、2でわるの大変じゃない? 偶数か奇数か、どうやって決めるの?
そこがポイント。一の位だけを見ればいいんだ。 なら一の位は 。 は偶数のなかま()だから、 は偶数。千のけたや百のけたは見なくていいんだよ。
ほんとだ、ラクちん! でも、なんで一の位だけでいいの?
・・ は、ぜんぶ でわり切れる偶数だよね。だから一の位より上のけたは、いつも2でちょうど分けられる。あまるかどうかは、一の位だけで決まるんだ。だから一の位を見れば十分なんだよ。
✓理解チェック①
✓理解チェック②
✕よくある間違い
つまずきやすい3つを先回りします。
❌ を見て「百のけたが だから偶数」 → 上のけたを見てしまった。⭕ 一の位 を見て奇数。
❌ 「 は奇数」「 はどちらでもない」 → でわり切れるので、⭕ は偶数。
❌ を「奇数」と判定 → 一の位 を見落とした。⭕ 一の位 は偶数のなかま。
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:偶数か奇数か見分ける)
一の位だけを見て、偶数か奇数かを答えましょう。
答えと解説を見る
- 一の位が → 偶数(確かめ: でわり切れる ◎)
- 一の位が → 奇数(確かめ: あまり ◎)
- 一の位が → 偶数(確かめ: でわり切れる ◎)
✏️ やってみよう②(標準:大きい数で判定する)
けたが多くても、見るのは一の位だけです。
答えと解説を見る
- 一の位が → 偶数( は のなかま ◎)
- 一の位が → 奇数( は のなかま ◎)
- 一の位が → 偶数( は偶数。上のけたは見なくてよい ◎)
✏️ やってみよう③(応用:仲間分けをする)
から までの数を、偶数だけ・奇数だけに分けましょう。 をわすれずに。
- のうち、偶数を全部書きましょう。
- 同じ数のうち、奇数を全部書きましょう。
答えと解説を見る
- 偶数 → ( も偶数。一の位が の数 ◎)
- 奇数 → (一の位が の数 ◎)
偶数が5個、奇数が5個。整数はかならず偶数か奇数のどちらかになります。
家おうちの方へ
偶数・奇数のつまずきは、ほとんどが「 の扱い」と「上のけたを見てしまう」の2つです。 は偶数であること、判定は一の位だけでよいこと、この2点を押さえれば安定します。おはじきや家族の人数で「2人組にできる?」と実際にペアを作ってみせると、「あまるかどうか」が体でつかめて定着しやすくなります。
偶数・奇数が見分けられるようになったら、次は「ある数を何倍かした数」=倍数へ進みましょう。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 偶数=2でわり切れる整数()。
- 奇数=2でわり切れない整数()。
- 見分け方は一の位だけ。一の位が なら偶数、 なら奇数。
- 大きい数も一の位で判定。 は偶数、 は奇数。
- は偶数。どんな整数も、偶数か奇数のどちらか。