帯グラフ・円グラフのかき方と使い分け
小5「帯グラフと円グラフ」のかき方を図でやさしく解説。百分率を求めて大きい順に区切る手順、円グラフの角度(割合×360°)、棒グラフ・折れ線グラフとの使い分け、複数の帯グラフで変化を見る方法まで解説します。
◎このページのゴール
帯グラフ・円グラフを正しくかけるようになり、目的に応じてグラフを使い分けられるようになる。
今度は自分でグラフをかく番です。手順はかんたんで、「百分率を出す → 大きい順に区切る」だけ。さらに「どんなときにどのグラフを使うとよいか」も身につけましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
かき方の手順
→やり方
- 各部分の百分率を求める(部分 ÷ 全体 ×100、ふつう四捨五入で整数に)。
- 大きい順にならべる(「その他」だけは、割合が大きくてもいちばん最後)。
- 区切る。
- 帯グラフ:左から、%のぶんだけめもりで区切る。
- 円グラフ:上(0%)から時計回りに区切る。
- 各部分に名前と割合を書き、合計が100%になるか確かめる。
✓コツ
「その他」を最後にするのは、こまかい項目をまとめた“あまり”だから。大きさに関係なく末尾に置くのがきまりです。
円グラフの角度
円グラフは、円1周=360°を割合で分けます。各部分の角度(中心角)は、
→やり方
角度 = 割合 × 360° (1%=3.6°)
例:25%の部分 → 。分度器で、上から時計回りに90°はかって区切ります。
四捨五入すると、合計がぴったり100%にならないことがあるよ?
いいところに気づいたね。端数の四捨五入で99%や101%になることがある。そのときは、いちばん大きい部分か「その他」で1%だけ調整して、**合計100%(円は360°)**にそろえるよ。
✓理解チェック①
グラフの使い分け
グラフは「何を見せたいか」で選びます。
| 見せたいこと | 向いているグラフ |
|---|---|
| 全体に対する割合 | 帯グラフ・円グラフ |
| 量そのものの大小 | 棒グラフ |
| 時間にそった変化 | 折れ線グラフ |
| 割合の変化(年ごとなど) | 帯グラフを並べる |
割合の変化は「帯グラフを並べる」
同じ項目の割合が年ごとにどう変わったかを見るには、帯グラフを縦に並べるとわかりやすいです。区切りの位置の動きで、増えた・減ったがひと目でわかります。
上の例では、Aの割合が40%→55%に増えたことが、区切りの右への動きでわかります。
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:百分率と角度)
円グラフをかく準備をしましょう。
- 全体50人のうち、ある部分が20人。割合は何%?
- その部分の円グラフの中心角は何度?
答えと解説を見る
- 40%
- 角度=割合×360°= 144°
✏️ やってみよう②(標準:かく手順)
手順を確かめましょう。
- グラフをかくとき、各部分は何の順にならべる?(「その他」はどこ?)
- 円グラフで、30%・15%の部分の角度はそれぞれ何度?
答えと解説を見る
- 割合の大きい順。ただし「その他」は大きさに関係なくいちばん最後
- 30%→108°、15%→54°
✏️ やってみよう③(応用:使い分け)
どのグラフが向いているか答えましょう。
- クラスの好きな給食の割合を見せたい。
- 1月から12月の気温の変化を見せたい。
- 5年間で、ごみの種類別の割合がどう変わったかを見せたい。
答えと解説を見る
- 円グラフ(または帯グラフ) … 割合を見せたいから
- 折れ線グラフ … 時間にそった変化を見せたいから
- 帯グラフを年ごとに並べる … 割合の変化を見せたいから
家おうちの方へ
かき方は「①百分率を出す ②大きい順(その他は最後)に区切る」。円グラフの角度は「割合×360°」で、上から時計回りが基本です。つまずきは、四捨五入で合計が100%(360°)にならないときの調整と、グラフの使い分け(割合は帯・円、量は棒、変化は折れ線)です。とくに「割合の変化は帯グラフを並べる」が小5の山場。身近なアンケートを実際にグラフ化すると、選び方・かき方が一気に身につきます。
これで「帯グラフと円グラフ」、そして小学5年生のすべての単元が完成です! 数と計算・図形・変化と関係・データの活用——5年生の山場をひとつずつ攻略できました。よくがんばりました。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- かき方:①百分率を求める ②大きい順に区切る(「その他」は最後)。
- 円グラフの角度 = 割合 × 360°(1%=3.6°)。
- 合計が100%(円は360°)になるか確かめる。
- 割合の比較=帯・円、量=棒、変化=折れ線。割合の変化は帯グラフを並べる。
よくある質問
帯グラフ・円グラフはどうやってかきますか?
まず各部分の百分率を求め(部分÷全体×100)、割合の大きい順にならべて区切ります。「その他」だけは大きさに関係なくいちばん最後です。帯グラフは左から、円グラフは上(0%)から時計回りに区切り、最後に合計が100%になるか確かめます。
円グラフの角度はどうやって求めるの?
角度=割合×360°で求めます。1%=3.6°なので、たとえば25%の部分は0.25×360=90°です。分度器で上(0%)から時計回りにはかって区切ります。
なぜ「その他」は割合が大きくてもいちばん最後に置くの?
「その他」は、こまかい項目をまとめた「あまり」だからです。大きさに関係なく末尾に置くのがきまりで、ほかの部分は割合の大きい順にならべます。
帯グラフ・円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフはどう使い分けるの?
全体に対する割合を見せたいときは帯グラフ・円グラフ、量そのものの大小は棒グラフ、時間にそった変化は折れ線グラフが向いています。年ごとの割合の変化を見せたいときは、帯グラフを並べると区切りの動きで増減がひと目でわかります。