帯グラフ・円グラフの読み取り方

小5「帯グラフと円グラフ」を図でやさしく解説。割合を表す帯グラフ・円グラフの見方、各部分の百分率の読み取り、全体の量から部分の量を求める方法まで、実際のグラフの図と例題でわかります。

このページのゴール

帯グラフ・円グラフを読み取り、各部分の割合や、全体の量から部分の量を求められるようになる。

帯グラフと円グラフは、「全体の中での割合」をひと目で見せるグラフです。どこが多いか・少ないかがすぐわかります。まずは読み取り方から身につけましょう。

何を表すグラフ?

帯グラフ・円グラフは、**割合(全体を100%・1としたときの、各部分の大きさ)**を表すグラフです。棒グラフが「量そのもの」を比べるのに対し、こちらは「全体に対する割合」を見るのに向いています。

帯グラフの読み方

帯グラフは、全体を100%の細長い帯にして、各部分を割合で区切ったものです。区切りの位置をめもりで読めば、各部分の百分率がわかります。

サッカー40野球25バスケ20他15050100(%)好きなスポーツ(クラス40人)

この帯グラフでは、サッカー40%・野球25%・バスケ20%・その他15%。区切りの数字の差(例:野球は40から65までなので 6540=2565-40=25%)で読むこともできます。

円グラフの読み方

円グラフは、全体を**円(1周=360°)**にして、各部分を割合で区切ったものです。中心から放射状に分かれ、おうぎ形の大きさが割合を表します。読み方は帯グラフと同じで、めもり(ふつう上=0%から時計回り)で百分率を読みます。

40%25%20%15%サッカー野球バスケその他好きなスポーツ(クラス40人)
セナちゃんのアイコン
セナ

帯グラフと円グラフ、同じことを表してるんだね?

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

そう、どちらも「全体の中の割合」。同じデータなら、帯でも円でも割合は同じだよ。形がちがうだけ。あとで「どっちが向いているか」も学ぼうね。

理解チェック①

部分の量を求める

割合がわかれば、全体の量から各部分の「実際の数」も求められます。

やり方

部分の量 = 全体の量 × その割合

例:クラス40人で、サッカーが40%(=0.4)のとき。サッカーが好きな人は

40×0.4=16(人)40 \times 0.4 = 16 \text{(人)}

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:割合を読む)

上の「好きなスポーツ」グラフ(40人)で答えましょう。

  1. バスケットボールの割合は何%?
  2. 野球とバスケを合わせると何%?
答えと解説を見る
  1. 20%
  2. 25+20=45%

✏️ やってみよう②(標準:部分の量)

全体40人として、人数を求めましょう(部分の量=全体×割合)。

  1. バスケが好きな人は何人?
  2. その他は何人?
答えと解説を見る
  1. 40×0.20=40\times0.20= 8人
  2. 40×0.15=40\times0.15= 6人(確かめ:16+10+8+6=40人 ◎)

✏️ やってみよう③(応用:割合から全体や差を考える)

少し考える問題です。

  1. サッカーは野球の何倍の割合?
  2. サッカーが好きな人が16人のとき、クラス全体は何人?
答えと解説を見る
  1. 40÷25=1.6倍
  2. サッカーは40%=0.4。全体×0.4=16 なので、全体=16÷0.4=40人

おうちの方へ

帯グラフ・円グラフは「割合を表す」グラフだという点が最重要です(量そのものの比較は棒グラフ)。読み取りでは、区切りの数字の差で各部分の%を読み、「部分の量=全体×割合」で実際の数に直します。つまずきは、割合(%)と実際の量(人・個)の混同です。「40%は40人ではない(全体×0.4)」を例で確認させてください。割合の学習(百分率)と地続きなので、不安なら割合に戻ると効果的です。

次は、帯グラフ・円グラフを自分でかく手順と、「どっちのグラフを使うとよいか」の使い分けです。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 帯グラフ・円グラフは割合(全体に対する大きさ)を表すグラフ。
  • 帯グラフ=全体を100%の帯で、円グラフ=全体を円(360°)で表す。
  • 各部分の割合は、めもりや区切りから百分率で読む。
  • 部分の量 = 全体の量 × その割合

よくある質問

帯グラフ・円グラフは何を表すグラフですか?

全体を100%(円グラフは1周360°)としたときの、各部分の割合を表すグラフです。棒グラフが量そのものを比べるのに対し、帯グラフ・円グラフは全体に対する割合を見るのに向いています。

グラフの割合から、実際の人数や量を求めるには?

部分の量=全体の量×その割合で求めます。たとえばクラス40人でサッカーが40%(=0.4)なら、40×0.4=16人です。

なぜ40%なのに40人ではないの?

%(百分率)は「全体を100としたときの割合」で、実際の量そのものではないからです。実際の数は、全体の量に割合をかけて求めます。全体が40人なら、40%は40×0.4=16人で、40人ではありません。

帯グラフの各部分の割合はどうやって読み取るの?

区切りの位置をめもりで読みます。区切りの数字の差で読むこともでき、たとえば野球の部分が40から65までなら、65−40=25%です。

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