四角形・多角形の角の和

小5の「図形の角」を図でやさしく解説。四角形に対角線を1本引いて三角形2つに分けると角の和が360°になる理由から、五角形・六角形など多角形の角の和を求める「180°×(□−2)」という公式の意味まで、図と表を使ってひとつずつしっかり身につきます。

先に答え

四角形の 44 つの角の和は 360360^{\circ}(三角形 22 つ分)です。多角形は11 つの頂点から対角線を引いて三角形に分けて求め、\square 角形は (2)(\square-2) 個の三角形に分けられるので、角の和 = 180×(2)180^{\circ}\times(\square-2)。五角形なら 180×3=540180\times3=540540540^{\circ}、六角形なら 720720^{\circ} です。

このページのゴール

四角形の角の和が360°であること、多角形の角の和は三角形に分けて求められることを理解する。

四角形の角の和は360°。五角形は540°。角の多い図形でも、三角形に分けるだけで角の和が求められます。「三角形の和は180°」をそのまま使う、かしこいやり方です。

四角形の4つの角の和は360°

やり方

四角形の4つの角の和は 360°。

正方形や長方形のように角がぜんぶ90°なら、90°×4=360°90° \times 4 = 360°。でも、どんな形の四角形でも、和はやっぱり 360° です。

理解チェック1

なぜ360°? 対角線で三角形に分ける

四角形に対角線を1本引くと、三角形が2つできます。三角形1つの角の和は180°。だから四角形の角の和は

180°×2=360°180° \times 2 = 360° 180°180°対角線で三角形2つ → 180°×2=360°
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セナ

四角形のはしからはしに線を引くだけで、三角形になるんだ!

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ホクト先生

そう。四角形の4つの角は、2つの三角形の角に分けられるよね。だから「180°が2つ分で360°」。新しく覚えなくても、三角形の180°から作れるんだ。

理解チェック2

五角形・六角形も三角形に分ける

同じように、多角形は1つの頂点から対角線を引いて、三角形に分けて角の和を求めます。

五角形は、1つの頂点から対角線を引くと 三角形3つに分かれます。だから

180°×3=540°180° \times 3 = 540° 180°180°180°三角形3つ → 180°×3=540°

理解チェック3

理解チェック4

角の和のきまり:180°×(□−2)

表にまとめると、きまりが見えてきます。できる三角形の数は、辺(頂点)の数より2つ少ないのです。

図形頂点の数三角形の数角の和
三角形31180°
四角形42360°
五角形53540°
六角形64720°

コツ

□角形の角の和 = 180° ×(□ − 2)

(□角形は (□−2) 個の三角形に分けられるから)

例:八角形(□=8)の角の和は 180°×(82)=180°×6=1080°180° \times (8 - 2) = 180° \times 6 = 1080°

理解チェック5

理解チェック6

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:四角形の角)

四角形の角の和(360°)を使いましょう。

  1. 四角形の角の和は何度?
  2. 四角形で、3つの角が 100°・80°・90°のとき、残りの角は?
答えと解説を見る
  1. 360°(対角線で三角形2つ → 180°×2)
  2. 360°−(100°+80°+90°)=360°−270°=90°

やってみよう②(標準:多角形の角の和)

「180°×(□−2)」または「三角形の数×180°」で求めましょう。

  1. 五角形の角の和は?
  2. 七角形の角の和は?
答えと解説を見る
  1. 三角形3つ(5−2)→ 180°×3=540°
  2. 三角形5つ(7−2)→ 180°×5=900°

やってみよう③(応用:正多角形の1つの角)

正多角形は角がすべて等しいので、角の和を頂点の数でわると、1つの角が出ます。

  1. 正方形(正四角形)の1つの角は何度?
  2. 正六角形の1つの角は何度?
答えと解説を見る
  1. 角の和360°÷4=90°
  2. 角の和は180°×(6−2)=720°。720°÷6=120°

おうちの方へ

四角形360°は丸暗記でなく「対角線で三角形2つ=180°×2」とつかむのがポイントです。多角形も同じで、1つの頂点から対角線を引いて三角形に分け、その数×180°で求めます。表にして「三角形の数は頂点の数より2少ない(□−2)」に気づかせると、180°×(□−2)の公式が腑に落ちます。難しい図形を“知っていることに分けて考える”この姿勢は、これから先ずっと役立つ力です。

これで「図形の角」は完成です! 三角形の180°を土台に、四角形・多角形へと広げられました。図形を三角形に分けて考える力は、面積や中学の図形でも大活躍します。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 四角形の4つの角の和は 360°(三角形2つ分)。
  • 多角形は三角形に分けて角の和を求める。
  • □角形は (□−2)個の三角形に分けられる。
  • 角の和 = 180° ×(□−2)

よくある質問

四角形や多角形の角の和は、どうやって求めますか?

□角形の角の和=180°×(□−2)で求められます。四角形は 180°×2=360°、五角形は 180°×3=540°、六角形は 180°×4=720°です。多角形を三角形に分けて、三角形の角の和180°を使う考え方です。

なぜ四角形の角の和は360°になるの?

四角形に対角線を1本引くと、三角形が2つできるからです。三角形1つの角の和は180°なので、180°×2=360°になります。正方形や長方形だけでなく、どんな形の四角形でも和は360°です。

180°×(□−2)の「□−2」は何を表しているの?

1つの頂点から対角線を引いたときにできる三角形の数です。できる三角形の数は、頂点の数より2つ少なくなります。たとえば八角形なら 8−2=6個の三角形に分かれるので、角の和は 180°×6=1080°です。

正多角形の1つの角は、どうやって求めますか?

角の和を頂点の数でわります。正多角形は角がすべて等しいからです。たとえば正六角形は、角の和が 180°×(6−2)=720°なので、1つの角は 720°÷6=120°になります。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. 三角形の角の和は180°に戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
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