四角形・多角形の角の和
小5の「図形の角」を図でやさしく解説。四角形に対角線を1本引いて三角形2つに分けると角の和が360°になる理由から、五角形・六角形など多角形の角の和を求める「180°×(□−2)」という公式の意味まで、図と表を使ってひとつずつしっかり身につきます。
四角形の つの角の和は (三角形 つ分)です。多角形は つの頂点から対角線を引いて三角形に分けて求め、 角形は 個の三角形に分けられるので、角の和 = 。五角形なら で 、六角形なら です。
◎このページのゴール
四角形の角の和が360°であること、多角形の角の和は三角形に分けて求められることを理解する。
四角形の角の和は360°。五角形は540°。角の多い図形でも、三角形に分けるだけで角の和が求められます。「三角形の和は180°」をそのまま使う、かしこいやり方です。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
四角形の4つの角の和は360°
→やり方
四角形の4つの角の和は 360°。
正方形や長方形のように角がぜんぶ90°なら、。でも、どんな形の四角形でも、和はやっぱり 360° です。
✓理解チェック1
なぜ360°? 対角線で三角形に分ける
四角形に対角線を1本引くと、三角形が2つできます。三角形1つの角の和は180°。だから四角形の角の和は
四角形のはしからはしに線を引くだけで、三角形になるんだ!
そう。四角形の4つの角は、2つの三角形の角に分けられるよね。だから「180°が2つ分で360°」。新しく覚えなくても、三角形の180°から作れるんだ。
✓理解チェック2
五角形・六角形も三角形に分ける
同じように、多角形は1つの頂点から対角線を引いて、三角形に分けて角の和を求めます。
五角形は、1つの頂点から対角線を引くと 三角形3つに分かれます。だから
✓理解チェック3
✓理解チェック4
角の和のきまり:180°×(□−2)
表にまとめると、きまりが見えてきます。できる三角形の数は、辺(頂点)の数より2つ少ないのです。
| 図形 | 頂点の数 | 三角形の数 | 角の和 |
|---|---|---|---|
| 三角形 | 3 | 1 | 180° |
| 四角形 | 4 | 2 | 360° |
| 五角形 | 5 | 3 | 540° |
| 六角形 | 6 | 4 | 720° |
✓コツ
□角形の角の和 = 180° ×(□ − 2)
(□角形は (□−2) 個の三角形に分けられるから)
例:八角形(□=8)の角の和は 。
✓理解チェック5
✓理解チェック6
やってみよう(練習問題)
やってみよう①(基本:四角形の角)
四角形の角の和(360°)を使いましょう。
- 四角形の角の和は何度?
- 四角形で、3つの角が 100°・80°・90°のとき、残りの角は?
答えと解説を見る
- 360°(対角線で三角形2つ → 180°×2)
- 360°−(100°+80°+90°)=360°−270°=90°
やってみよう②(標準:多角形の角の和)
「180°×(□−2)」または「三角形の数×180°」で求めましょう。
- 五角形の角の和は?
- 七角形の角の和は?
答えと解説を見る
- 三角形3つ(5−2)→ 180°×3=540°
- 三角形5つ(7−2)→ 180°×5=900°
やってみよう③(応用:正多角形の1つの角)
正多角形は角がすべて等しいので、角の和を頂点の数でわると、1つの角が出ます。
- 正方形(正四角形)の1つの角は何度?
- 正六角形の1つの角は何度?
答えと解説を見る
- 角の和360°÷4=90°
- 角の和は180°×(6−2)=720°。720°÷6=120°
家おうちの方へ
四角形360°は丸暗記でなく「対角線で三角形2つ=180°×2」とつかむのがポイントです。多角形も同じで、1つの頂点から対角線を引いて三角形に分け、その数×180°で求めます。表にして「三角形の数は頂点の数より2少ない(□−2)」に気づかせると、180°×(□−2)の公式が腑に落ちます。難しい図形を“知っていることに分けて考える”この姿勢は、これから先ずっと役立つ力です。
これで「図形の角」は完成です! 三角形の180°を土台に、四角形・多角形へと広げられました。図形を三角形に分けて考える力は、面積や中学の図形でも大活躍します。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 四角形の4つの角の和は 360°(三角形2つ分)。
- 多角形は三角形に分けて角の和を求める。
- □角形は (□−2)個の三角形に分けられる。
- 角の和 = 180° ×(□−2)。
よくある質問
四角形や多角形の角の和は、どうやって求めますか?
□角形の角の和=180°×(□−2)で求められます。四角形は 180°×2=360°、五角形は 180°×3=540°、六角形は 180°×4=720°です。多角形を三角形に分けて、三角形の角の和180°を使う考え方です。
なぜ四角形の角の和は360°になるの?
四角形に対角線を1本引くと、三角形が2つできるからです。三角形1つの角の和は180°なので、180°×2=360°になります。正方形や長方形だけでなく、どんな形の四角形でも和は360°です。
180°×(□−2)の「□−2」は何を表しているの?
1つの頂点から対角線を引いたときにできる三角形の数です。できる三角形の数は、頂点の数より2つ少なくなります。たとえば八角形なら 8−2=6個の三角形に分かれるので、角の和は 180°×6=1080°です。
正多角形の1つの角は、どうやって求めますか?
角の和を頂点の数でわります。正多角形は角がすべて等しいからです。たとえば正六角形は、角の和が 180°×(6−2)=720°なので、1つの角は 720°÷6=120°になります。
この単元でつまずいたとき、家庭でできること
- 三角形の角の和は180°に戻るつまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
- 説明役を、外部にまかせる教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。