度数分布表と柱状グラフ(ヒストグラム)
小6「データの調べ方」の度数分布表と柱状グラフを図でやさしく解説。データを階級に分けて度数を数える表の作り方、柱状グラフ(ヒストグラム)の読み方とかき方、棒グラフとのちがいまで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
度数分布表と柱状グラフでデータの散らばりを整理し、読み取れるようになる。
たくさんのデータは、いくつかの「区間」に分けて整理すると、散らばりが見えてきます。それが度数分布表と柱状グラフ(ヒストグラム)です。代表値とあわせて、データのすがたをつかみましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
度数分布表とは
データをいくつかの**区間(階級)**に分け、それぞれにいくつ入るか(度数)を数えてまとめた表を「度数分布表」といいます。
例:クラス20人のテストの点数を、20点ごとの区間に分けると…
| 点数(点) | 人数(度数) |
|---|---|
| 0以上 20未満 | 2 |
| 20以上 40未満 | 4 |
| 40以上 60未満 | 7 |
| 60以上 80未満 | 5 |
| 80以上 100未満 | 2 |
| 合計 | 20 |
階級・度数のことば
→やり方
- 階級 … データを分ける1つ1つの区間(例:40以上60未満)。
- 階級の幅 … 区間の大きさ(この例は20)。
- 度数 … その階級に入るデータの個数(人数)。
「以上」はその数をふくむ、「未満」はその数をふくまない。だから、ちょうど60点の人は「60以上80未満」に入ります。
✕よくある間違い
「40以上60未満」と「60以上80未満」で、ちょうど60点をどちらに入れるか迷わないこと。未満はふくまないので、60点は「60以上80未満」のほうに入ります。
柱状グラフ(ヒストグラム)
度数分布表を棒で表したグラフを「柱状グラフ(ヒストグラム)」といいます。横を階級、たてを度数にして、棒どうしをすきまなくくっつけてかきます。
このグラフから、「40〜60点の人がいちばん多い」「両はしは少ない」など、散らばりのようすがひと目でわかります。
棒グラフと、ほとんど同じに見えるけど…?
似てるけど大事なちがいがあるよ。棒グラフは「種類ごとの量」を比べるもので棒をはなしてかく。柱状グラフは「区間(階級)の度数」を表すから、区間が続いていることを示すために棒をくっつけてかくんだ。
棒グラフとのちがい
| 棒グラフ | 柱状グラフ(ヒストグラム) | |
|---|---|---|
| 横じく | 種類(りんご・みかん…) | 階級(区間:0〜20点…) |
| 棒のかき方 | すきまをあけてかく | すきまなくくっつける |
| 見たいこと | 種類ごとの量の比較 | データの散らばり方 |
✓理解チェック①
✓理解チェック②
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:階級と度数)
上の度数分布表(テストの点数)で答えましょう。
- 「20以上40未満」の度数(人数)は?
- 60点以上の人は合わせて何人?
答えと解説を見る
- 4人
- 「60以上80未満」5人+「80以上100未満」2人=7人
✏️ やってみよう②(標準:階級に分ける)
データ「12, 25, 31, 8, 19, 22, 35, 28」を、10ごとの階級(0〜10未満, 10〜20未満, 20〜30未満, 30〜40未満)に分け、度数を答えましょう。
答えと解説を見る
- 0以上10未満:8 → 1人
- 10以上20未満:12, 19 → 2人
- 20以上30未満:25, 22, 28 → 3人
- 30以上40未満:31, 35 → 2人(合計8でOK)
✏️ やってみよう③(応用:読み取り)
やってみよう②で作った度数分布表をもとに答えましょう。
- いちばん度数が多い階級は?
- 20以上の人は何人?
答えと解説を見る
- 20以上30未満(3人)
- 「20以上30未満」3人+「30以上40未満」2人=5人
家おうちの方へ
度数分布表は「階級(区間)に分けて度数(個数)を数える」、柱状グラフはそれを棒にしたもの。要点は「以上・未満」の境目の扱い(未満はふくまない)と、柱状グラフは棒をくっつけてかくこと(棒グラフははなす)です。代表値(前レッスン)が“1つの数”なのに対し、分布は“散らばり全体”を見せます。両方を合わせるとデータの理解が深まります。実際の身長やタイムを階級に分けてグラフ化すると、中学の統計にもつながり効果的です。
これで「データの調べ方」、そして小学6年生のすべての単元が完成です! 数と計算・図形・変化と関係・データの活用——小学算数の総仕上げまで、しっかり攻略できました。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 度数分布表 = データを階級(区間)に分け、各階級の度数(個数)を数えた表。
- 柱状グラフ(ヒストグラム)= 階級ごとの度数を棒で表したグラフ。
- 柱状グラフは、棒どうしをすきまなくくっつけてかく。
- どの階級が多いか・散らばりのようすがひと目でわかる。