小学6年生の算数

分数のかけ算わり算・比・場合の数で小学校の総仕上げ。

分数のかけ算・わり算、比、場合の数で、小学校の総仕上げをする学年です。「なぜ分母どうしをかけるのか」「なぜひっくり返してわるのか」を理解しておくと、中学の数式で迷いません。文字と式は、中1の文字式・方程式への大切な橋渡しになります。

小学6年生の単元一覧

数と計算

図形

変化と関係

データの活用

小学6年生でつまずきが集中するところ

この学年で手が止まりやすい箇所と、その原因です。

症状が出ている単元より、原因の単元に戻したほうが早く終わることがよくあります。

!分数のわり算を手順だけで覚えている

「ひっくり返してかける」理由を通っていないと、文章題で×とどちらを使うのか判断できなくなります。1の中に2/3が3/2個入る、という形で一度確認しておきます。

!比と割合が別物に見えている

3:5は「5をもとにすると3」という割合と同じ内容です。比の後ろの数をもとにする量に置き換えると、5年で使った割合の図がそのまま使えます。

!場合の数を頭の中で数えている

樹形図や表を書かずに数えると、必ず抜けます。どちらの書き方を使うかを先に決め、書いてから数える手順に固定します。

教える順番の考え方

分数のかけ算 → 分数のわり算 → 比 → 比例・反比例 → 円の面積 → 立体の体積 → 場合の数 → データの調べ方の順です。文字と式は中1の文字式・方程式の準備になるので、早めに触れておくと接続がよくなります。

家庭・指導の場で見ておきたいこと

中学入学までに固めておきたいのは、分数の四則と割合です。ここが残っていると、中1の文字式や方程式で、考え方ではなく計算そのものに時間を取られます。

よくある質問

分数のわり算は、なぜひっくり返してかけるのですか?

「÷2/3」は「2/3が何個分か」を求めることです。1の中に2/3は3/2個入るので、÷2/3と×3/2が同じ結果になります。図で一度確認しておくと、文章題で式を立てられます。

比と割合の関係がわかりません。

3:5は「5をもとにすると3」という割合と同じ内容です。比の後ろの数をもとにする量に置き換えれば、割合の図がそのまま使えます。

場合の数で数え落とします。

頭の中で数えているのが原因です。樹形図か表のどちらかを先に決めて、必ず書いてから数える手順にしてください。

この学年の学び方

各単元のページには、やり方の手順、なぜそうなるかを示す図、練習問題、よくある質問を置いています。

前の学年に原因がありそうなときは、各ページの「わからなくなったら、ここに戻ろう」から学年をまたいで戻れます。

症状から原因の単元を探したい場合はつまずき逆引き、手を動かす量が必要な場合は無料プリントを使ってください。