反比例(y=決まった数÷x・表とグラフ)
小6「比例と反比例」の反比例を図でやさしく解説。xが2倍3倍になるとyが1/2・1/3になる関係、x×y=決まった数、y=決まった数÷xの式、原点を通らないなめらかな曲線のグラフまで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
反比例の意味を理解し、式(y=決まった数÷x)・表・グラフで表せ、比例との違いを区別できるようになる。
比例は「xが増えるとyも増える」関係でした。今度は逆に「xが増えると、yは減る」関係——反比例です。かけると一定になるのがポイント。比例と見くらべながら進みましょう。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
反比例とは
2つの量 x と y で、**xが2倍・3倍…になると、yが ・…**になるとき、「yはxに反比例する」といいます。
例:面積12cm²の長方形。たて x cm と 横 y cm は反比例します。
| たて x(cm) | 1 | 2 | 3 | 4 | 6 |
|---|---|---|---|---|---|
| 横 y(cm) | 12 | 6 | 4 | 3 | 2 |
xが2倍(1→2)になると、yは半分(12→6)。面積を一定に保つので、たてを増やすと横は減ります。
反比例の式
反比例では、x × y がいつも同じ数になります。これが「決まった数」です。
上の長方形では 、、 … いつも12(=面積)。だから式は
→やり方
y = 決まった数 ÷ x (長方形なら y = 12 ÷ x)
比例は「÷が同じ」、反比例は「×が同じ」なんだね。
いい整理! 比例は y÷x が一定(y=決まった数×x)。反比例は x×y が一定(y=決まった数÷x)。表を見たら、わって同じか・かけて同じか、で見分けられるよ。
✓理解チェック①
比例とのちがい
| 比例 | 反比例 | |
|---|---|---|
| xが2倍になると | yも2倍 | yは |
| 一定になるもの | y ÷ x | x × y |
| 式 | y=決まった数×x | y=決まった数÷x |
| グラフ | 原点を通る直線 | なめらかな曲線 |
✓理解チェック②
反比例のグラフ
反比例のグラフは、原点を通らない、なめらかな曲線になります。下は y=12÷x のグラフ(例)です。xが小さいとyは大きく、xが大きくなるとyは0に近づきます。
✓理解チェック③
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:反比例の式)
反比例の式(y=決まった数÷x)を作りましょう。
- 面積18cm²の長方形。たて x cm と横 y cm の式は?
- x=3のときy=8(反比例)。yをxの式で表すと?
答えと解説を見る
- 決まった数=面積18 → y = 18 ÷ x
- 決まった数= → y = 24 ÷ x
✏️ やってみよう②(標準:表をうめる)
y=24÷x の表をうめましょう。
| x | 2 | 3 | 4 | ⬜ |
|---|---|---|---|---|
| y | ⬜ | 8 | ⬜ | 4 |
答えと解説を見る
- x=2 → y=12
- x=4 → y=6
- y=4 → x=6
✏️ やってみよう③(応用:反比例を見分けて使う)
比例・反比例を見分けて答えましょう。
- 12kmの道を時速 x km で進むときの、かかる時間 y 時間。式は? また x=4 のとき y は?
- 次は比例・反比例どちら?「1個 x 円のあめを5個買ったときの代金 y 円」
答えと解説を見る
- 道のり一定だから x×y=12(反比例)。y=12÷x。x=4 → 3時間
- y=5×x(決まった数×x)なので 比例
家おうちの方へ
反比例は「xが□倍ならyは1/□倍」「x×yが一定」「y=決まった数÷x」「グラフは原点を通らないなめらかな曲線」。比例(y÷xが一定・直線)との対比で覚えるのが最短です。表を見て「わって同じ→比例/かけて同じ→反比例」と見分けさせてください。つまずきは両者の混同と、グラフが曲線になること。面積一定の長方形や、道のり一定の速さ・時間など、身近な“一定”の場面で実感させると定着します。中学の反比例(関数)の土台です。
これで「比例と反比例」は完成です! 「増えると増える」「増えると減る」——2つの関係を式・表・グラフで見分けられるようになりました。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 反比例 = xが2倍3倍になると、yは 1/2・1/3 になる関係。
- x × y はいつも同じ(決まった数)。
- 式は y = 決まった数 ÷ x。
- グラフは原点を通らない、なめらかな曲線になる。
よくある質問
反比例とはどんな関係ですか?
xが2倍・3倍…になると、yが2分の1・3分の1…になる関係です。xとyをかけたx×yがいつも同じ数(決まった数)になり、式は「y=決まった数÷x」と表せます。たとえば面積12cm²の長方形の、たてと横の長さは反比例します。
反比例の式はどうやって作るの?
まずx×yを計算して決まった数を求め、「y=決まった数÷x」の形に書きます。たとえばx=4のときy=6なら、決まった数は4×6=24なので、式はy=24÷xです。
比例と反比例は、どうやって見分けるの?
表を見て、y÷xがいつも同じなら比例、x×yがいつも同じなら反比例です。「わって同じか、かけて同じか」で見分けられます。グラフの形も、比例は原点を通る直線、反比例は原点を通らないなめらかな曲線というちがいがあります。
なぜ反比例では、xが増えるとyは減るの?
かけた答え(x×y)を一定に保つ必要があるからです。たとえば面積12cm²の長方形では、たてを2倍にすると、面積を12cm²のままにするために横は半分になります。決まった道のりを進むときの速さと時間(速さ×時間=道のりで一定)も同じ仕組みです。