反比例(y=決まった数÷x・表とグラフ)

小6の「反比例」を、表とグラフでやさしく解説。xが2倍・3倍になるとyが2分の1・3分の1になる関係や、x×yがいつも決まった数になることからy=決まった数÷xという式を作る方法、原点を通らないなめらかな曲線になるグラフの形まで、比例との対比で身につきます。

先に答え

反比例とは、xが2倍・3倍になるとyが2分の1・3分の1になり、x×yがいつも決まった数になる関係で、式は y=決まった数÷x、グラフは原点を通らないなめらかな曲線です。たとえば x=4x=4 のとき y=6y=6 なら決まった数は 4×6=244\times6=24 で、式は y=24÷x になります。見分け方は「わって同じなら比例、かけて同じなら反比例」で、比例と反対にxが増えるとyは減っていきます。

このページのゴール

反比例の意味を理解し、式(y=決まった数÷x)・表・グラフで表せ、比例との違いを区別できるようになる。

比例は「xが増えるとyも増える」関係でした。今度は逆に「xが増えると、yは減る」関係——反比例です。かけると一定になるのがポイント。比例と見くらべながら進みましょう。

反比例とは

2つの量 x と y で、**xが2倍・3倍…になると、yが 12\dfrac{1}{2}13\dfrac{1}{3}…**になるとき、「yはxに反比例する」といいます。

例:面積12cm²の長方形。たて x cm と 横 y cm は反比例します。

たて x(cm)12346
横 y(cm)126432

xが2倍(1→2)になると、yは半分(12→6)。面積を一定に保つので、たてを増やすと横は減ります。

理解チェック1

理解チェック2

反比例の式

反比例では、x × y がいつも同じ数になります。これが「決まった数」です。

上の長方形では 1×12=121 \times 12 = 122×6=122 \times 6 = 123×4=123 \times 4 = 12 … いつも12(=面積)。だから式は

やり方

y = 決まった数 ÷ x (長方形なら y = 12 ÷ x)

セナちゃんのアイコン
セナ

比例は「÷が同じ」、反比例は「×が同じ」なんだね。

ホクト先生のアイコン
ホクト先生

いい整理! 比例は y÷x が一定(y=決まった数×x)。反比例は x×y が一定(y=決まった数÷x)。表を見たら、わって同じか・かけて同じか、で見分けられるよ。

理解チェック3

理解チェック4

比例とのちがい

比例反比例
xが2倍になるとyも2倍yは 12\dfrac{1}{2}
一定になるものy ÷ xx × y
y=決まった数×xy=決まった数÷x
グラフ原点を通る直線なめらかな曲線

理解チェック5

反比例のグラフ

反比例のグラフは、原点を通らない、なめらかな曲線になります。下は y=12÷x のグラフ(例)です。xが小さいとyは大きく、xが大きくなるとyは0に近づきます。

xy0y=12÷x

理解チェック6

理解チェック7

やってみよう(練習問題)

やってみよう①(基本:反比例の式)

反比例の式(y=決まった数÷x)を作りましょう。

  1. 面積18cm²の長方形。たて x cm と横 y cm の式は?
  2. x=3のときy=8(反比例)。yをxの式で表すと?
答えと解説を見る
  1. 決まった数=面積18 → y = 18 ÷ x
  2. 決まった数=3×8=243\times8=24y = 24 ÷ x

やってみよう②(標準:表をうめる)

y=24÷x の表をうめましょう。

x234
y84
答えと解説を見る
  • x=2 → y=24÷2=24\div2=12
  • x=4 → y=24÷4=24\div4=6
  • y=4 → x=24÷4=24\div4=6

やってみよう③(応用:反比例を見分けて使う)

比例・反比例を見分けて答えましょう。

  1. 12kmの道を時速 x km で進むときの、かかる時間 y 時間。式は? また x=4 のとき y は?
  2. 次は比例・反比例どちら?「1個 x 円のあめを5個買ったときの代金 y 円」
答えと解説を見る
  1. 道のり一定だから x×y=12(反比例)。y=12÷x。x=4 → 12÷4=12\div4= 3時間
  2. y=5×x(決まった数×x)なので 比例

おうちの方へ

反比例は「xが□倍ならyは1/□倍」「x×yが一定」「y=決まった数÷x」「グラフは原点を通らないなめらかな曲線」。比例(y÷xが一定・直線)との対比で覚えるのが最短です。表を見て「わって同じ→比例/かけて同じ→反比例」と見分けさせてください。つまずきは両者の混同と、グラフが曲線になること。面積一定の長方形や、道のり一定の速さ・時間など、身近な“一定”の場面で実感させると定着します。中学の反比例(関数)の土台です。

これで「比例と反比例」は完成です! 「増えると増える」「増えると減る」——2つの関係を式・表・グラフで見分けられるようになりました。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 反比例 = xが2倍3倍になると、yは 1/2・1/3 になる関係。
  • x × y はいつも同じ(決まった数)。
  • 式は y = 決まった数 ÷ x
  • グラフは原点を通らない、なめらかな曲線になる。

よくある質問

反比例とはどんな関係ですか?

xが2倍・3倍…になると、yが2分の1・3分の1…になる関係です。xとyをかけたx×yがいつも同じ数(決まった数)になり、式は「y=決まった数÷x」と表せます。たとえば面積12cm²の長方形の、たてと横の長さは反比例します。

反比例の式はどうやって作るの?

まずx×yを計算して決まった数を求め、「y=決まった数÷x」の形に書きます。たとえばx=4のときy=6なら、決まった数は4×6=24なので、式はy=24÷xです。

比例と反比例は、どうやって見分けるの?

表を見て、y÷xがいつも同じなら比例、x×yがいつも同じなら反比例です。「わって同じか、かけて同じか」で見分けられます。グラフの形も、比例は原点を通る直線、反比例は原点を通らないなめらかな曲線というちがいがあります。

なぜ反比例では、xが増えるとyは減るの?

かけた答え(x×y)を一定に保つ必要があるからです。たとえば面積12cm²の長方形では、たてを2倍にすると、面積を12cm²のままにするために横は半分になります。決まった道のりを進むときの速さと時間(速さ×時間=道のりで一定)も同じ仕組みです。

この単元でつまずいたとき、家庭でできること

  1. 比例(y=決まった数×x)に戻る
    つまずきの原因は、たいてい1つ前の単元にあります。まずそこを確かめてください。
  2. 説明役を、外部にまかせる
    教える側が説明しきれないときは、無料体験のある外部のサービスで様子を見る方法もあります。
#反比例#反比例のグラフ#変化と関係#小6算数