比例(y=決まった数×x・表とグラフ)
小6「比例と反比例」の比例を図でやさしく解説。xが2倍3倍になるとyも2倍3倍になる関係、y=決まった数×xの式、比例の表の見方、原点を通る直線になるグラフまで、図と例題でわかります。
◎このページのゴール
比例の意味を理解し、式(y=決まった数×x)・表・グラフで比例の関係を表せるようになる。
「xが2倍になると、yも2倍」——こんなふうに、きれいにそろって変わる関係を「比例」といいます。式・表・グラフの3つの見方でつかめば、こわくありません。
どこでつまずいた?
あてはまるものをタップ。そこから読むと近道です。
比例とは
2つの量 x と y があって、**xが2倍・3倍…になると、yも2倍・3倍…**になるとき、「yはxに比例する」といいます。
例:1mあたり50円の針金。長さ x m と代金 y 円は比例します。
| 長さ x(m) | 1 | 2 | 3 | 4 |
|---|---|---|---|---|
| 代金 y(円) | 50 | 100 | 150 | 200 |
xが2倍(1→2)になると、yも2倍(50→100)。きれいにそろって増えています。
比例の式
比例では、y ÷ x がいつも同じ数になります。この数を「決まった数(比例定数)」といいます。
上の針金では 、、 … いつも50。だから式は
→やり方
y = 決まった数 × x (針金なら y = 50 × x)
この式に長さを入れれば、代金がすぐ出ます(例:x=7なら 円)。
「決まった数」って、どこを見ればわかるの?
「xが1のときのy」を見ればいいよ。1あたりの大きさ(単位量あたり)が、そのまま決まった数になるんだ。針金なら「1mで50円」だから50。表の y÷x でも確かめられるね。
✓理解チェック①
表からきまりを見つける
比例の表では、次の2つが成り立ちます。
✓コツ
- xが□倍になると、yも□倍になる。
- どの組でも y ÷ x が同じ(=決まった数)。
これを使えば、表の空いているところもうめられます。
✓理解チェック②
比例のグラフ
比例の関係をグラフにすると、原点(0の点)を通るまっすぐな直線になります。下は y=2×x のグラフ(例)です。
✓理解チェック③
やってみよう(練習問題)
✏️ やってみよう①(基本:比例の式)
比例の式(y=決まった数×x)を作りましょう。
- 1個80円のあめ。個数 x 個と代金 y 円の式は?
- x=4のときy=20。yをxの式で表すと?
答えと解説を見る
- y = 80 × x
- 決まった数= → y = 5 × x
✏️ やってみよう②(標準:表をうめる)
y=5×x の表をうめましょう。
| x | 1 | 2 | ⬜ | 6 |
|---|---|---|---|---|
| y | 5 | ⬜ | 20 | ⬜ |
答えと解説を見る
- x=2 → y=10
- y=20 → x=4
- x=6 → y=30
✏️ やってみよう③(応用:比例を使って求める)
比例の関係を使って求めましょう。
- 針金が 1mで50円。8mでは何円?
- 同じ針金が350円ぶん。長さは何m?
答えと解説を見る
- y=50×x に x=8 → 400円
- y=350 → x= 7m
家おうちの方へ
比例は「xが□倍ならyも□倍」「y÷xが一定(=決まった数)」「y=決まった数×x」「グラフは原点を通る直線」の4点セットで押さえます。決まった数は「xが1のときのy(1あたり)」と気づけると、単位量あたり・速さと地続きになります。つまずきは、たし算的に「同じだけ増える」と混同すること(比例は“かけ算的”にそろって増える)。表で y÷x が一定かを確かめる習慣をつけさせてください。中学の関数の基礎です。
次は、逆に「xが増えるとyは減る」関係——「反比例」です。比例とのちがいに注目しましょう。
📌 1分まとめ(声に出して読もう)
- 比例 = xが2倍3倍になると、yも2倍3倍になる関係。
- y ÷ x はいつも同じ(決まった数=比例定数)。
- 式は y = 決まった数 × x。
- グラフは原点を通る直線になる。
よくある質問
比例とはどんな関係ですか?
xが2倍・3倍…になると、yも2倍・3倍…になる関係を「yはxに比例する」といいます。たとえば1mあたり50円の針金では、長さが1m→2mと2倍になると、代金も50円→100円と2倍になります。式は y=決まった数×x で、グラフは原点を通る直線になります。
比例の式はどうやって作りますか?
y=決まった数×x の形に書きます。決まった数は y÷x で求められ、たとえば x=4のとき y=20 なら 20÷4=5 で、式は y=5×x です。決まった数は「xが1のときのy(1あたりの大きさ)」を見てもわかります。
なぜ比例では y÷x がいつも同じ数になるの?
比例は「1あたりの大きさ」が変わらない関係だからです。1mあたり50円の針金なら、何mになっても1mあたりのねだんは50円のまま。だからどの組で計算しても y÷x=50 になり、この数を「決まった数(比例定数)」といいます。
xが増えるとyも増えていれば、ぜんぶ比例ですか?
いいえ、増えていれば比例とは限りません。比例は「xが□倍になるとyも□倍」と、かけ算的にそろって変わる関係です。見分けるには、表で y÷x がどの組でも同じ数になるかを確かめます。グラフにしたとき原点を通る直線になることも、比例の目印です。