円柱の体積(底面の円の面積×高さ)

小6「角柱・円柱の体積」の円柱を図でやさしく解説。円柱の体積は「底面の円の面積×高さ」で求められること、半径×半径×3.14×高さの計算、円柱の体積の求め方まで、図と例題でわかります。

このページのゴール

円柱の体積を「底面の円の面積×高さ」で求められるようになる。

円柱の体積も「底面積×高さ」。底面が円になっただけです。底面の円の面積を出して、高さをかける——順番どおりにやれば、かんたんに求められます。

円柱の体積も「底面積×高さ」

角柱と同じで、円柱の体積も 底面積 × 高さ。円柱の底面は円なので、底面積は「半径×半径×3.14」(円の面積)です。

半径高さ体積=(半径×半径×3.14)×高さ

やり方

円柱の体積 = 半径 × 半径 × 3.14 × 高さ (= 底面の円の面積 × 高さ)

まず底面(円)の面積を出す

円の面積は「半径×半径×3.14」。直径ではなく半径を使うのがポイントです。

例:底面の半径3cm、高さ10cmの円柱。

底面積=3×3×3.14=28.26(cm2\text{底面積} = 3 \times 3 \times 3.14 = 28.26 \text{(cm}^2\text{)}

計算の順番

コツ

① 底面積(半径×半径×3.14)を先に出す → ② 高さをかける

さきほどの続き:

体積=28.26×10=282.6(cm3\text{体積} = 28.26 \times 10 = 282.6 \text{(cm}^3\text{)}

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セナ

3.14のかけ算をいちばん後にしてもいい?

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ホクト先生

いいよ。3×3×10=903 \times 3 \times 10 = 90 を先に出して、最後に ×3.14\times 3.14 でもOK(90×3.14=282.690 \times 3.14 = 282.6)。3.14のかけ算は1回にまとめると、計算が楽でミスも減るよ。

理解チェック①

直径しかわからないとき

直径が与えられたら、まず**半径(直径÷2)**になおしてから使います。

例:底面の直径10cm → 半径は5cm。高さ4cmの円柱なら

5×5×3.14×4=25×3.14×4=314(cm35 \times 5 \times 3.14 \times 4 = 25 \times 3.14 \times 4 = 314 \text{(cm}^3\text{)}

よくある間違い

円の面積・円柱の体積では、直径ではなく半径を2回かけます。直径をそのまま使うと大きくなりすぎます。まず半径になおしましょう。

理解チェック②

やってみよう(練習問題)

✏️ やってみよう①(基本:半径と高さ)

体積を求めましょう(円周率3.14)。

  1. 底面の半径4cm、高さ5cmの円柱
  2. 底面の半径1cm、高さ10cmの円柱
答えと解説を見る
  1. 底面積=4×4×3.14=50.244\times4\times3.14=50.24cm²。体積=50.24×5=50.24\times5= 251.2cm³
  2. 底面積=1×1×3.14=3.141\times1\times3.14=3.14cm²。体積=3.14×10=3.14\times10= 31.4cm³

✏️ やってみよう②(標準:直径から)

直径を半径になおして求めましょう(円周率3.14)。

  1. 底面の直径8cm、高さ5cmの円柱
  2. 底面の直径4cm、高さ7cmの円柱
答えと解説を見る
  1. 半径=4cm。底面積=4×4×3.14=50.244\times4\times3.14=50.24。体積=50.24×5=50.24\times5= 251.2cm³
  2. 半径=2cm。底面積=2×2×3.14=12.562\times2\times3.14=12.56。体積=12.56×7=12.56\times7= 87.92cm³

✏️ やってみよう③(応用:身近な円柱)

身近な円柱で考えましょう(円周率3.14)。

  1. 半径5cm、高さ12cmの円柱の水とう。容積は約何cm³?
  2. 半径10cm、高さ20cmの円柱のバケツ。体積は何cm³? また何L?
答えと解説を見る
  1. 5×5×3.14×12=25×3.14×12=9425\times5\times3.14\times12 = 25\times3.14\times12 = 942942cm³
  2. 10×10×3.14×20=100×3.14×20=628010\times10\times3.14\times20 = 100\times3.14\times20 = 62806280cm³。1L=1000cm³なので 6.28L

おうちの方へ

円柱の体積も「底面積×高さ」。底面が円なので底面積は「半径×半径×3.14」です。手順は「①底面積を出す→②高さをかける」。つまずきは、直径のまま2回かけてしまうこと(必ず半径になおす)と、3.14のかけ算ミス。3.14は最後に1回だけかけるとミスが減ります(例:半径×半径×高さを先に計算)。円の面積(小6)を使うので、不安ならそこへ戻ると効果的です。角柱と同じ公式である点を強調すると、立体全体の見通しがよくなります。

これで「角柱・円柱の体積」は完成です! 「底面積×高さ」という1つの見方で、いろいろな立体のかさを求められるようになりました。

📌 1分まとめ(声に出して読もう)

  • 円柱の体積も 底面積 × 高さ
  • 底面は円なので、底面積 = 半径 × 半径 × 3.14
  • 円柱の体積 = 半径 × 半径 × 3.14 × 高さ。
  • 先に底面積を出してから高さをかけると間違えにくい。

よくある質問

円柱の体積はどうやって求めますか?

円柱の体積=半径×半径×3.14×高さ(底面の円の面積×高さ)で求めます。たとえば底面の半径3cm、高さ10cmの円柱なら、底面積=3×3×3.14=28.26cm²、体積=28.26×10=282.6cm³ です。先に底面積を出してから高さをかけると間違えにくくなります。

なぜ円柱の体積も「底面積×高さ」で求められるの?

角柱と同じで、底面の形が円になっただけだからです。底面の上に1段分の体積があり、それが高さのぶん積み重なると考えれば、底面が三角形でも四角形でも円でも同じしくみ。だから体積は「底面積×高さ」の1つの公式で求められます。

直径しかわからないときはどうしますか?

まず 直径÷2 で半径になおしてから計算します。たとえば底面の直径10cm、高さ4cmの円柱なら、半径=10÷2=5cmで、体積=5×5×3.14×4=314cm³ です。直径のまま2回かけると答えが大きくなりすぎるので、必ず半径になおしましょう。

3.14のかけ算はいつするのが楽ですか?

最後に1回だけかけると計算が楽で、ミスも減ります。たとえば半径3cm、高さ10cmなら、先に 3×3×10=90 を計算して、最後に 90×3.14=282.6cm³ とします。3.14を先にかけても答えは同じです。

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