公式は1つ:「食塩 ÷ 全体」
濃度とは「食塩水のうち、食塩が占める割合」です。たとえば食塩20gを水180gにとかすと、食塩水は全体で200g。
→濃度算の解き方(3ステップ)
① 登場する食塩水ごとに、食塩の量を計算する(全体×濃度)
② 混ぜる・加える・蒸発のあとの、食塩の合計と全体の合計を出す
③ 濃度 = 食塩の合計 ÷ 全体の合計 × 100
パターン1:混ぜる
例題:10%の食塩水200gと、5%の食塩水300gを混ぜると何%?
10%と5%だから、間をとって7.5%……じゃないんですか?
量が同じならそれでいいけど、今回は5%のほうが100g多い。だから答えは5%寄りになるんだ。食塩の量で計算しよう。10%側は 200×0.1=20g、5%側は 300×0.05=15g。合計35gの食塩が、全体500gに入っているから、35÷500×100=7%だね。
パターン2:水を加える・蒸発させる
どちらも「食塩の量は変わらない」が突破口です。
- 水を100g加える → 食塩そのまま・全体+100g。濃度の分母だけ増えるので薄くなる。
- 水を100g蒸発させる → 食塩そのまま・全体−100g。分母だけ減るので濃くなる。
例題:8%の食塩水300gから水を100g蒸発させると何%? → 食塩は 300×0.08=24gのまま。全体は200gになるので、24÷200×100=12%。
✕SPIで狙われる定番ミス
❌ 濃度を「水の量」でわる(分母は必ず食塩+水の全体)
❌ 混ぜた濃度を「濃度の平均」で出す(量がちがえば加重平均。食塩の量から計算する)
❌ 蒸発の問題で食塩の量まで減らしてしまう(蒸発するのは水だけ)
例題(計算機で検算してみよう)
- 食塩30gを水270gにとかすと何%?(答え:10%)
- 12%の食塩水150gに含まれる食塩は?(答え:18g)
- 4%の食塩水400gと9%の食塩水100gを混ぜると?(答え:5%)
- 6%の食塩水250gに水を50g加えると?(答え:5%。食塩15g÷全体300g)