ベン図で「2回数え」を見抜く
全体40人のクラスで、英語好き25人・数学好き18人・両方9人の例で考えます。
→集合問題の解き方(3ステップ)
① ベン図を描き、重なり(両方)から先に書き込む
② AまたはB = A+B−両方 を計算する
③ どちらでもない = 全体−(AまたはB)
25+18=43で、全体の40人を超えちゃうのはなぜですか?
いいところに気づいたね。両方好きな9人が、25にも18にも入っているからだよ。同じ人を2回数えているから、1回分の9を引く。43−9=34人が「少なくともどちらかが好き」な人数。はみ出した分こそが重なりの証拠なんだ。
逆算パターン:「両方」を求めさせる問題
SPIでは「どちらでもない人数」が先に与えられ、両方の人数を逆算させる形もよく出ます。
例題:全体50人。Aが30人、Bが27人、どちらでもないが5人。両方は?
→ AまたはB=50−5=45人。両方=30+27−45=12人。公式を「両方=A+B−(AまたはB)」と入れ替えて使うだけです。
✕SPIで狙われる定番ミス
❌ A+Bをそのまま足して答えにする(両方を2回数えている)
❌ 「Aだけ」と「A」の混同(Aには両方の人も含まれる。Aだけ=A−両方)
❌ ベン図を描かずに頭の中だけで処理する(30秒の作図がいちばんの時短)
例題(計算機で検算してみよう)
- 全体45人、犬好き28人、猫好き20人、両方12人。どちらも好きでない人は?(答え:9人)
- 全体60人、A新聞35人、B新聞25人、どちらも読まない10人。両方読む人は?(答え:10人)
- 上の問1で「犬だけ好き」な人は?(答え:16人)