「√を簡単にする」やり方
√の中に2乗の因数(4, 9, 16, 25, 36…)がかくれていたら、外に出せます。√72で見てみましょう。
→やり方(3ステップ)
① √の中の数を素因数分解する(72=2³×3²)
② ペア(2乗)になった素数を見つける(2×2 と 3×3)
③ ペアを1つずつ√の外に出し、残りを√の中に残す(2×3=6が外 → 6√2)
そもそも平方根って何?
平方根とは「2乗するとその数になる数」のことです。9の平方根は、2乗して9になる数なので 3 と −3 の2つ。記号√(根号)は、そのうち正のほうを表します(√9=3)。
√2のように整数で表せない数は、小数で書くと 1.41421356… と無限に続きます。だからこそ√のまま計算を進めて、最後に必要なら近似値に直すのが数学の流儀です。
√がどの整数の間にあるか(はさみうち)
「√50はどのくらいの大きさ?」と聞かれたら、前後の平方数ではさみます。7²=49、8²=64 なので、49<50<64 より 7<√50<8。√50は7と8の間、49にとても近いので「7.0ちょっと」と見当がつきます(実際は約7.07)。テスト頻出の考え方です。
✕ありがちな間違い
√(a+b) を √a+√b に分けてはいけません。√(9+16)=√25=5 ですが、√9+√16=3+4=7 で別の値です。√を分解できるのはかけ算・わり算のときだけ(√(a×b)=√a×√b)。たし算・ひき算では分けられません。
例題(計算機で検算してみよう)
- √48 を簡単にすると?(答え:4√3)
- √98 を簡単にすると?(答え:7√2)
- √30 はどの整数の間?(答え:5<√30<6。5²=25、6²=36 から)