素因数分解 計算機

整数を入れるだけで、素数のかけ算の形(指数表示)に分解します。どの素数で順にわったかの途中式も出るので、すだれ算の練習・答え合わせにそのまま使えます。素数かどうかの判定もできます。

素因数分解したい整数を入れてね

🪜 小さい素数(2, 3, 5, 7…)から順に、わり切れる間わっていきます。最後まで残った数も素数なら、それも因数です。

素因数分解のやり方(すだれ算)

素因数分解は「小さい素数から順に、わり切れる間わり続ける」だけです。60を例にすると:

2 2 3 60 30 15 5 赤い数字(わった素数と最後に残った素数)を 全部かけると、もとの数にもどります。 60 = 2 × 2 × 3 × 5 = 2² × 3 × 5

やり方(3ステップ)

2でわれるだけわる(偶数の間ずっと)

② 次に3、5、7…と小さい素数から順にわる

素数が残ったら終わり。わった素数と残った素数を全部かけ算の形に書く

わり切れるかを一瞬で見抜く(倍数判定法)

「どの素数でわれるか」を見抜けると、素因数分解は一気に速くなります。

  • 2の倍数:一の位が偶数(0, 2, 4, 6, 8)
  • 3の倍数:各位の数字の和が3の倍数(例:234 → 2+3+4=9 → われる)
  • 5の倍数:一の位が0か5
  • それでもわれないとき:7, 11, 13…を順に試す。√n まで試してわれなければ素数と確定できます(例:97は√97≒9.8なので、2,3,5,7を試すだけで素数とわかる)

ありがちな間違い

「4でわる」「6でわる」はNGです。4=2×2、6=2×3 のように素数ではない数でわると、分解しきれずに途中の形で止まってしまいます。わるのは必ず素数(2, 3, 5, 7, 11…)だけ。また、答えを書くときは小さい素数から順に並べるのがルールです。

素因数分解は何の役に立つ?

素因数分解は「整数の設計図」です。分解した形が分かると、最大公約数・最小公倍数が機械的に求められ、約分も一回で済みます。中3では平方根で √72=√(2³×3²)=6√2 のように√の中を簡単にするのに必須。「ペアになった素数を√の外に出す」操作は、素因数分解そのものです。

また「2025=45²のような平方数か?」の判定(すべての素因数の指数が偶数なら平方数)、約数の個数を数える問題(指数に1を足してかける)など、高校入試・SPIの整数問題はほぼ素因数分解が入り口になります。

例題(計算機で検算してみよう)

  1. 84を素因数分解すると?(答え:2²×3×7)
  2. 2025を素因数分解すると?(答え:3⁴×5²。指数がすべて偶数なので 45² の平方数)
  3. 91は素数?(答え:素数ではない。91=7×13。7まで試すと見つかる)

FAQよくある質問

素因数分解とは何ですか?

整数を素数だけのかけ算の形に分解することです。たとえば 60=2×2×3×5=2²×3×5。素数(2, 3, 5, 7, 11…)は「1とその数自身でしかわり切れない数」です。

素因数分解は何に使いますか?

最大公約数・最小公倍数を求める、約分する、平方根(√72=6√2)を簡単にする、平方数かどうか判定する——など、整数がからむ計算の土台になります。中3の平方根、高校の整数問題でも必須です。

1は素数ですか?

1は素数ではありません。素数は「約数がちょうど2個(1と自分自身)」の数で、1は約数が1個しかないからです。だから素因数分解に1は登場しません。

大きい数を速く分解するコツは?

2→3→5→7…と小さい素数から順に試します。一の位が偶数なら2、各位の和が3の倍数なら3、一の位が0か5なら5でわり切れます。このわり切れ判定(倍数判定法)を覚えると一気に速くなります。

学ぶしくみから理解する